2020年5月11日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.29 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.45 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.90 ℃ 前365日間平均歴代順位 2位
単純平均の365日移動平均 15.251 ℃
2020年4月25日の極小値15.196 ℃を0.055 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.075 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+2.77℃の大幅なプラス偏差となった。15地点すべてで日平均気温が平年を上回り、石巻の日平均気温は平年比+7.1℃、飯田は同+5.1℃、山形は同+4.7℃の大幅なプラス偏差となった。15地点中プラス偏差幅が最も小さかった観測点は網走で、平年比+0.2℃だった。
今日の関東や東北では、このような高温は一休みしている。
今日は山形の気温推移のグラフを見る。
山形の年平均気温(日平均気温の年平均)が最も高かったのは1990年の12.9℃、続いて2019年の12.8℃、2015年と2016年の12.7℃、2004年と2018年の12.6℃の順となっている。1990年を除くと、最近の気温が高いが、山形は、観測点周辺の環境変化が大きく、都市化による気温上昇が現れているという。
365日移動平均で見ると、1991年2月3日が13.104℃で高いのだが、直近の2020年4月12日の13.192℃はこれを上回っている。この40年で低い方は1984年5月23日の9.829℃となり、最近では2018年2月27日の11.703℃が低い。
山形も、このままさらに気温水準が上昇を継続するのか、ひとまず戻すのか注目される観測点である。