2020年8月5日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2020年の年換算平年偏差 +1.04 ℃ 平年値換算歴代順位 1位
2020年の年換算対前年偏差 +0.18 ℃ 前年値換算歴代順位 1位
前365日間の平年偏差 +0.90 ℃ 前365日間平均歴代順位 2位
単純平均の365日移動平均 15.195 ℃
2020年2月9日の極小値15.181 ℃を0.014 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.131 ℃下回る
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は+1.71℃、15地点すべてで日平均気温は平年比プラス偏差となった。根室の日平均気温は平年比+5.7℃、寿都は同+3.4℃で、北海道の高温偏差が依然として目立つ。プラス偏差幅最小の観測点は石垣島の平年比+0.1℃だった。
早期天候情報や2週間気温予報では8月以降はずっと高温シグナルを出し続けていたが、外れた感が強くなっている。
昨日は気象庁の観測点中710地点で真夏日、67地点で猛暑日となり、この数はこの夏最も多かった。また、15地点の日平均気温の単純平均は27.05℃で、この夏初めて27℃を上回った。
昨年は7月30日から8月1日までの3日間、連続してこの値は28℃を上回っていた。今年はこの時期の気温が高いといっても、昨年よりはだいぶ低くなっており、気温水準は低下を継続している。
このまま推移すれば、本年の気温水準は昨年を下回ることになりそうだ。
アメリカの東海岸でハリケーンの被害が発生した。コロナ禍の中での被害発生であり、本年日本の台風対策のお手本となるなだろう。倒木による大きな被害が発生したが、神天貴被害はなかった模様である。
アメリカに影響を与える前に、昨年のハリケーン・ドリアンで大きな被害を受けたバハマがまた被害を受けたようだが、被害状況はまだ明らかになっていないようだ。