2021年1月7日現在の国内の15観測地点の日平均気温統計
2021年の年換算平年偏差 -2.14 ℃ 平年値換算歴代順位 123位
2021年の年換算対前年偏差 -3.18 ℃ 前年値換算歴代順位 117位
前365日間の平年偏差 +0.89 ℃ 前365日間平均歴代順位 3位
単純平均の365日移動平均 15.055 ℃
2019年12月7日の極小値14.988 ℃を0.067 ℃上回る
2020年4月4日の極大値15.326 ℃を0.271 ℃下回る
(予測値 平年比 +0.55 ~ +0.76 ℃ 歴代順位 (6~12位)
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昨日の15地点の日平均気温の平年偏差の平均は―2.65℃、15地点中13地点で日平均気温が平年比マイナスとなり、山形の日平均気温は平年比+0.1℃、銚子は平年値だった。一方、浜田の日平均気温は平年比-6.7℃、境は同―6.0℃、石垣島は同-4.3℃、多度津と名瀬は同-3.7℃の大幅なマイナス偏差となった。
7日3時に1004hPaから8日3時に880hPaへと日本海を急速に発達する低気圧が通過した。これに伴い各地に強風が吹き荒れ、降雪もあり、冬の嵐となった。この時期、日本海側を低気圧が通過すると、日本海側ではフェーンが発生し、気温が上昇することが多い。昨年の1月7日もそうだったが、昨日はそのようなことはなく日本海側は低温となった。
昨年の1月7日の浜田の日平均気温は14.9℃、昨日は―0.2℃。同じく境の昨年の日平均気温は10.7℃、昨日は―0.9℃と大きく異なった。
昨年比では15地点平均の平年偏差はなんと―5.72℃と大幅なマイナス偏差であり、気温水準の低下が一気に進んだ。
2018年の冬も気温が低かったが、この年は北海道の気温が高かった。本年はこれまで全国的に気温が低い。ただ、来週以降気温は平年並みで、関東甲信の気温は高くなる予報となっている。現在の低温一色の状態は変化するだろうか?