SPILL THE BEANS:Be cautious!

All About Kristen Holden-Ried & others

Never Forget

2008年12月25日 | Kristen Holden-Ried

登場人物が少ないので、見やすい。でもきっと劇場で公開してたらきっと不評に終わっただろう。
インディ系の役者に、若い監督。
低予算で組み立てた割には、良い組み合わせだったと思います。
日本版があるんですが・・・US版でいいや・・と思ったら字幕が無かった(泣き笑い)
「なんだかあやふやな映画」で「もやっと感が拭い去れない」というレビューが多くて、IMDbでも、低い御点。
期待しないで見たんですが・・・結構私は面白かった。

ルーダイヤモンドフィリップが主演で・・トレーラーも彼の主演としか出てこない状態です。
ええ、どこの解説見ても、ルーダーヤモンドフィリップのとしか出てきません。
でも!
ちゃんと互角に競っているクリステンホーリデンリードです!!
ただ、色濃いミックスのルーダイヤモンドに対抗できるほど濃くはないクリステンです。
ボートラのメイキング+インタに出てくるルーは、暴行で有罪になったという経歴を除いて・・ただ見てるだけなら、明るくてお茶目な46歳です。

「クリステンホールデンリードは凄いよ。うん!クリステンは凄い俳優だよ。偉大だね!」
なんておちゃらけのルー。
うしろから忍び寄ったクリステン・・・コチン。
皆が和やかにインタビューを受けていました。



おっと、クリステンめがね君ですね。
結構ダークカラーの衣装が多いけど、普段は真っ赤???明るそうな雰囲気で宜しい事です。・・・ライトも反射するぶりりあんとなおでこも素敵!!!!

さてお話は・・・森の中だけ・・・低予算すぎます。
あ、でもキャピンを借りてるか・・・
森の中男が片足を吊られて居ます。
目覚めると、今までの事を忘れています。
でも、女性が助けて・・と懇願するシーンがフラッシュバック。
体を揺らすと縄が切れて・・男は地面に落ちます。



酷い頭痛と意味が判らない記憶に苛まれている男。でも着ている衣装は血だらけ、自分も吊られていた足が痛むし、頭からも出血しています。

何故?

ズボンから落ちた血だらけのサバイバルナイフ。そこにはトムマーティンと名前が彫られています。
「おれ?トム?」
だれか居ないかと誰何しますが、誰もこたえてはくれないような森の中です。

別の男が、拳銃を構えて、誰かを捜しています。つるされていた記憶のない男のハローという呼び声を聞いて、その声のほうへ向かいます。


どうも、ブロークンライフのイメージが強くて、クリステンが悪役に見えます(笑
拳銃抱えて、薬の取引壊した相手を探している・・・って感じです。

足音を聞いて、ここに居ては不味いと移動する記憶のない男。
そこへやってきた男は、ロープが切れているのを見て、「クソ!」と叫んで吊られていた男を捜します。
倒木に座って男は改めて自分の状態を見ます。
血だらけの服・・頭から血を流している自分。そして、ナイフ。ズボンのポケットには財布が入っていて、その中に、ミシガンのID自動車局だから免許かな?
フランクヒルという名前と写真。
「俺はフランクヒル・・?」



男がフランクを見つけます。そっと近づいて後ろから足蹴!



拳銃をルーに向けますが、手先が震えてます。拳銃を構えながらも、長いお足でキック!矛盾。
「目を開けろ!くそったれぇ!」って口が悪いです。ルーはおびえてます。そら・・そうです。記憶がない上に、状況を理解してないですから。
「どこだ!言うんだ!言わないと殺すぞ」って割にはお互いにおびえてる風が可愛い。クリステン色が白いから、真っ赤になってて怒ってます。
「助けてくれ、君は俺を知ってるのか?」
何言ってるんだこいつ?とばかりに不審な表情の男。「どこへやった?どこに隠した?」
言うんだとカウントを始める声が上ずってて・・おもろ。



「お願いだからやめてよぉ俺にはわからないんだよ」と泣き声のフランク。
「え?」って感じの男。



えっと・・・これでクリステンは悪確実かな・・・と思いました。
ある物を探して、二人は元いたキャビンに戻ります。
山の中のキャビンにはアンディと妻のナターシャ。それにサラとカートが宿泊しています。

ぶっちゃけた話。

アンディの妻ナターシャは、この彼女。



知り合いのフランクとちょっと浮気を・・・でも、フランクは本気らしく。旦那を殺してでもナターシャを奪いにやってきたわけです。
で・・・当のナターシャは、やっぱりアンディがすき・・だらかごめんなさい。



なんてところをアンディに見られてしまいます。妻が誰かと話すさまを2階から伺う夫。



カートが脇から、あ~あ、ほっとくと奥さん取られちゃうよ。なんて余計な事言うもんですから、アンディは焦ります。
フランクがしぶしぶ引き上げて、キャビンに入ってきたナターシャをアンディが問い詰めると、ナターシャは
「ただの知り合いで、関係なんかないわ。私を疑うなんて・・・散歩にでも行ってきたら・・」と怒ります。素直に散歩に出るアンディ。

暫らくすると銃声。
一途なフランクは、ナターシャを攫いに来たわけで・・旦那が帰ってきたので、一時引きますが。
再度、逃げようとナターシャに迫ります。
でもナターシャは間違いだったのごめんなさい。と平謝り。
でもフランクは激昂して、ナターシャを絞め殺して自分の車のトランクに隠してしまいます。
そのトランクにあったライフルを持って、キャビンの中に居たカートたちを殺して・・・憎い旦那も殺してやろうと・・・銃声を聞いて飛んで帰ったアンディ。
転がるカート達の死体に愕然。
そこへライフルを構えたフランク・・・



玉が詰まって・・・その隙にアンディは逃げ出します。
ライフルを捨てて、アンディを追うフランク。
途中、森林警備のトムマーティンに誰何されますが、トムの腰に刺してあったナイフを抜いて、トムを刺し、拳銃を奪ってアンディを追いかけます。
でも、イノシシか熊かの罠に捕まってしまって・・転んだ弾みで岩に頭を強打・・・片足で吊る下がってしまいます。
叫び声を聞いて、アンディ。そっと後戻りすると、吊る下がった男が・・地面に落ちていたトムの拳銃を奪って・・・愛妻ナターシャが心配でキャビンに戻ります。
でもナターシャはどこにも居ません。
仕方なく戻って吊る下がったはずのフランクに、どこへやったのか聞こうと・・・・戻ってきます・・・

話が輪廻。



すっかり人の良いアンディ。足が痛くてこけたフランクに何度も手を貸したり・・
でも、拳銃突きつけられたり・・・散々。



でも、単純に見せないで、アンディにも、動機があって、しかも逆パターンを想像させる、映像がちょいちょい入るので、ちょっと混乱します。
どっちが悪に見えますかぁ?



終盤まで、アンディが、浮気に怒っての凶行かも・・との可能性を持たせて・・・でもナターシャをどこにやった?と矛盾もはらみながら、最後・・・
フランクは樽に溜まった水に映った自分を見て、全てを思い出すわけです。
アンディが持っている拳銃に玉が入っていないことも・・・
自分が何をしたのかということも。不敵な微笑が・・・


最後、妻の死を知って、フランクにナイフで喉を掻っ切られるアンディ。
どこへともなく、フランクは去ります。

で・・ラストに死んでいるはずのアンディが二階に・・・映るんです。
後でぞっとする、愛憎劇です。
時間的には、数時間の出来事を追ってるんですけどね。

嫉妬、恨み、霊になっても、そこに居続ける・・・


いいなぁ。そのぐらい思われるなら・・

どこがもやっと映画だよ!!!怖いぜ!
きっと翻訳が悪いんだな・・と人のせいにする。



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2 コメント

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面白そうやわ (たろきったん)
2008-12-26 13:00:14
…って私はどこの人?
なんちゅーやっちゃ、フランク!いっぱい巻き添えにしちゃって。

かわいそうな役だったのね、クリステンさん。どっちの仕業なんだ?って???しながらラストになだれ込むのね。
キャスト:主に2人、シーン:主に森の中、経過時間もコンパクト、字幕なしでも楽しめて○!
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こんばんわ~w (TOMCAT)
2008-12-27 23:33:50
面白いんやけど・・・日本版を買う気になれなかったんです・

再度考えて見ると、二階で見ているクリステンは、時間軸が違うクリステンカも・・この後、奥様非難して、散歩に見せかけて、ラブラブだった、フランクとナターシャを撃ち殺すのかも・・・ってスパイラルにお話が続いていくんですよねぇ・・不味いっす。

明日はやっとお休みです。30日でとりあえず今年は終わり。
来年は3日からの営業ですぅ。
3日間、DVD一枚ぐらいは見たいです・・
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