1961年のこと・・この時代、冷戦時であることもあって、試行された原子力潜水艦が作られていました。
その中でも特筆すべき悪名の高い、K-19ホテル級原子力潜水艦。
出港まえのシステムシュミレーションをしています。
新しい艦長はハリソンフォード演じるAlexei Vostrikovアレクセイ・ボストリコフ・・経験豊かな実務派副長にリーアムニーソンが扮するミハイル・ポレーニン。
見た目の対照的なところも狙いだったのかもしれません。好いキャスティングです。
えっと、はじめにお断り。
この映画は実際の事件を忠実に描いているのです。だから、ハリウッド物としてみるとちょっと違和感を感じるかもしれません。
私が大好きなハードタイプなので・・こんな色気の無いノンフィクション映画は嫌いと言われると・・実もふたも無い・・
でも、興行成績も悪しく・・最近のヒトラー最後の12日と同じかも・・
単に戦争映画ではないからユナイテッド93と同じタイプね(怒られそう)
ソ連の船は基本的に進水式で女性がシャンパンを割るのですが、この原潜・・・ボトルが割れずに跳ね返ってしまいます。
しかも出港前の段階で10名が亡くなっていて・・おかげでついたあだ名が、この未亡人製造艦。
デッキにクリステンが居ました。
ハイネックの軍服なのに、クビが余ってるよ・・長い・・一番右よ。
さて、モスクワからの指令で、出港し、グリーンランド付近の北大西洋上を航行していたとき原子炉冷却剤システムにトラブルを起こし冷却水漏れ事故を起こしてしまいます。臨界点を越えてしまってはせっかくの原潜、単なる原爆・・・乗組員100名以上を載せて、爆発するか、海底に沈んで放射能撒き散らすか・・のどちらかです。
冷却水バルブと菅をメカニックが修理に行きますが・・限界量の10倍を浴びたメカニック8名は10日以内に亡くなっています。
となると見所は、ガンとした司令官と、柔和なキャリアを生かす副官の二人の対立。そう、見せかけた副官の配慮。光りますね。
それと原子力の推進部を担当するメカニックの数名。特に大学出たてのピーターサースガードが魅せるVadim ・・気弱で知識が先行しながらも男らしく成長をみせますが・・・ちょっとかわいそう。左ね。
右のパヴェル役の方も美人。Christian Camargoさん。今US放送中のクリーナーってのにも出ててちょっと気になってます。
パヴェルは計器がおかしいのを知ります。次々と繰り出される試行訓練。
魚雷の運搬中に手を挟まれる兵士。よたって頭を強打する兵士。訓練も何もあったもんじゃない。
「人為的なものとは思えない。君たちのミスだ。もっと気を引き締めて」と上官に叱咤します。手厳しい事です。でも確かに上がたるめば下も・・・
さて、沈降の試験250メーターまで。船体がきしみます。250メートルにおちました。
「これ以上の潜行にはリスクが・・」
キャプテンは300メーターの指示を出します。
「これ以上?その深さでは圧に耐えられません」
「知ってるよ」周りは焦っていますが、沈着な艦長。
でも外壁が凹んでいます。20ノットで上昇。
あちこちでジャッキで補強。氷の壁に激突します。衝撃に備えて掴まれ!ってめちゃくちゃな・・とまった・・・すげい、荒療治だ。
副官は腹が立って仕方ない。部屋に篭ってしまいます。
「テストミサイル発信準備。これは訓練じゃない」
やり遂げた後のサッカーは気持ちいだろうネェ。
あと・・伝令の僕が可愛い。
原子炉で事故がありました。リアクターを冷やすのには30トンの水が必要です。
パヴェル君たちが、レインコートを着て、中に入ることに。
彼らも、意味が判っているんです。放射能の中でパイプの交換それがどんな事か・・でも10分しか中に居られない・・・その10分も甘い設定。
中に入った6人は致死量の放射線を浴びて大やけどです。
クリステンは内部の放射線の測定を命令されます。
既にどの部屋も危険な値です。
メカニックが頑張って原子炉の水漏れを止め、航行可能になり浮上を決意します。
US海軍に見つかり・・敵に救助要請をするか、艦長の心は揺れます。
丁度、近くを通りかかったソ連の潜水艦のソナーに故障した原潜が引っかかります。
結局は曳航してもらう事に・・・でも、後の査問会で、副官は私にとってのキャプテンは彼だけですと語りました。
〆は難しい顔したクリステン・・髪の毛・・・柔らかそう♪
その中でも特筆すべき悪名の高い、K-19ホテル級原子力潜水艦。
出港まえのシステムシュミレーションをしています。
新しい艦長はハリソンフォード演じるAlexei Vostrikovアレクセイ・ボストリコフ・・経験豊かな実務派副長にリーアムニーソンが扮するミハイル・ポレーニン。
見た目の対照的なところも狙いだったのかもしれません。好いキャスティングです。
えっと、はじめにお断り。
この映画は実際の事件を忠実に描いているのです。だから、ハリウッド物としてみるとちょっと違和感を感じるかもしれません。
私が大好きなハードタイプなので・・こんな色気の無いノンフィクション映画は嫌いと言われると・・実もふたも無い・・
でも、興行成績も悪しく・・最近のヒトラー最後の12日と同じかも・・
単に戦争映画ではないからユナイテッド93と同じタイプね(怒られそう)
ソ連の船は基本的に進水式で女性がシャンパンを割るのですが、この原潜・・・ボトルが割れずに跳ね返ってしまいます。
しかも出港前の段階で10名が亡くなっていて・・おかげでついたあだ名が、この未亡人製造艦。
デッキにクリステンが居ました。
ハイネックの軍服なのに、クビが余ってるよ・・長い・・一番右よ。
さて、モスクワからの指令で、出港し、グリーンランド付近の北大西洋上を航行していたとき原子炉冷却剤システムにトラブルを起こし冷却水漏れ事故を起こしてしまいます。臨界点を越えてしまってはせっかくの原潜、単なる原爆・・・乗組員100名以上を載せて、爆発するか、海底に沈んで放射能撒き散らすか・・のどちらかです。
冷却水バルブと菅をメカニックが修理に行きますが・・限界量の10倍を浴びたメカニック8名は10日以内に亡くなっています。
となると見所は、ガンとした司令官と、柔和なキャリアを生かす副官の二人の対立。そう、見せかけた副官の配慮。光りますね。
それと原子力の推進部を担当するメカニックの数名。特に大学出たてのピーターサースガードが魅せるVadim ・・気弱で知識が先行しながらも男らしく成長をみせますが・・・ちょっとかわいそう。左ね。
右のパヴェル役の方も美人。Christian Camargoさん。今US放送中のクリーナーってのにも出ててちょっと気になってます。
パヴェルは計器がおかしいのを知ります。次々と繰り出される試行訓練。
魚雷の運搬中に手を挟まれる兵士。よたって頭を強打する兵士。訓練も何もあったもんじゃない。
「人為的なものとは思えない。君たちのミスだ。もっと気を引き締めて」と上官に叱咤します。手厳しい事です。でも確かに上がたるめば下も・・・
さて、沈降の試験250メーターまで。船体がきしみます。250メートルにおちました。
「これ以上の潜行にはリスクが・・」
キャプテンは300メーターの指示を出します。
「これ以上?その深さでは圧に耐えられません」
「知ってるよ」周りは焦っていますが、沈着な艦長。
でも外壁が凹んでいます。20ノットで上昇。
あちこちでジャッキで補強。氷の壁に激突します。衝撃に備えて掴まれ!ってめちゃくちゃな・・とまった・・・すげい、荒療治だ。
副官は腹が立って仕方ない。部屋に篭ってしまいます。
「テストミサイル発信準備。これは訓練じゃない」
やり遂げた後のサッカーは気持ちいだろうネェ。
あと・・伝令の僕が可愛い。
原子炉で事故がありました。リアクターを冷やすのには30トンの水が必要です。
パヴェル君たちが、レインコートを着て、中に入ることに。
彼らも、意味が判っているんです。放射能の中でパイプの交換それがどんな事か・・でも10分しか中に居られない・・・その10分も甘い設定。
中に入った6人は致死量の放射線を浴びて大やけどです。
クリステンは内部の放射線の測定を命令されます。
既にどの部屋も危険な値です。
メカニックが頑張って原子炉の水漏れを止め、航行可能になり浮上を決意します。
US海軍に見つかり・・敵に救助要請をするか、艦長の心は揺れます。
丁度、近くを通りかかったソ連の潜水艦のソナーに故障した原潜が引っかかります。
結局は曳航してもらう事に・・・でも、後の査問会で、副官は私にとってのキャプテンは彼だけですと語りました。
〆は難しい顔したクリステン・・髪の毛・・・柔らかそう♪
クリステン、この映画に出てたんですね。
アタクシ的には、パヴェル役クリスチャン・カマルゴの、先の読みづらい繊細な演技が圧勝に見えたこの映画(カマルゴの方のクリスチャンはジュリアードの演劇科出身、舞台ベースで活躍してて「ハムレット」なども好評のようでした。そうそう、「デクスター」の連続殺人鬼もステキでした)。
クリステンは、しっかり背景に馴染んでいたような…。
もう一度、見たくなりました。
だったら、真面目に見ないと(笑
カマルゴ、去年出たヘンリーメイロングで良いとこの僕やっていました。
いつもダイワハウチュの役所さんを連想しちゃうんです。
メジャー路線が珍しいクリステンですが・・確かになじんでて、私も気がつかなかったですよ。
軍服似合いますけどね。ドイツ将校でもいいかなぁ・・・とか(笑
複雑な陰影に彩られた、苦しい友情…。こういうのやらせたら、クリスチャン出色ですよね。
インディー系映画祭で主演男優賞とってましたよね。
アイストラックキラーも情念の鬼で、泣けました。是非、ごらんくださいませ。
クリステン、軍服をこんなに優雅に着こなせる人って少ないですよね。
ワイマール帝国軍人として、ナチスに憂慮を抱くドイツ将校なんてやってくれたら、アタクシ、自爆してしまいますかと…。
それでも根性で見ました。半分わかって無いです(笑
軍服はあとクロッシングでワシントン軍の赤い軍服着てますが・・・この映画でミーティングに出てた士官の方が美男です!クリステンのドイツ語とってもセクシーでした。
あ・・デクスター見ますね。