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The Tudors # 107

2008年12月20日 | Kristen Holden-Ried

朝、コンプトンの屋敷。
コンプトンが唸っています。
召使が遠巻きに伺っていますが・・カーテンを開けると光を嫌うコンプトン。



意識も朦朧としています・・
う~ん。召使も美形ぞろいだ・・



「サーいかがなさいました?」
直ぐ医師を呼びに・・既に意識がありません。



「何故そのままに?それは致命的なことだ」・・と医師。
でも、召使たちだってわかりませんもの・・
彼をひっくり返して・・彼をまだ助けることができるかもしれない。



無謀にも・・背中にクイを打つんです。この時は背中左半分は見えませんでした。
しょっぱなから大好きなコンプトンがSweating Sicknessで亡くなる場面。
しかも、クリステンは唸り声だけ・・・ショック!!・・内容は知ってても、107で亡くなることもわかってても・・まさかハナからやってくれるとは思ってませんでした。
何度このシーンだけ見たことでしょう。

ううう。

治療として、背中で瀉血をするので、綺麗な背中を見せてくれますが、Dr役の俳優さんが、何度も布を引き上げて、左側を隠すので・・墨は見えません・ちらっとすら見えないので、多分ファンデーションで隠してるんだろうと・・思います。

ウルジーの館に、王とアン。そして昼食会。
「フランス王は私の娘を嫁にするそうだね」
「貴方は直ぐ息子をもてますわ」とアン。
「私の法律担当の、ステーブンガーディナーとエドワードフォックスの二人をローマに派遣します。貴方の結婚に関して法的に解釈ができるのではないかと・・」
女王はスペイン大使のメンドーサに会っています。法王に離婚の成立を求めている王に関してですが。情報収集をしています。

さて、コンプトンの屋敷。
既に息のないコンプトンはベッドに寝かされています。



瀉血のためにシーツが血で染まっています・・ううう。
そこに、Mistress Hastingsがコンプトンの部屋にやってきます。
彼女は正式な奥さんではないようですね。慣習上(内縁)の奥さんですね。

He was in every way, a most lovely and loving man、His majesty will miss his companionship a great deal・・



あ~ん。死んじゃったよぉ~~涙。奥さんと一緒に泣きました。
TOMCATのチューダースはここでおしまいだ・・・

フランスから帰途について、恋人の元へ帰ってきたタリス。
コンプトンの屋敷を訪ねます。



途中、荷物を纏めてどこかへ去る馬車とすれ違います。
不思議そうなタリス。
早く埋葬しなければならないと、あわてて身の回りのやっとの事で集めた品を見て奥さんまた泣き崩れてしまいます。
言葉もないタリス。



そしてコンプトンの死を信じられないタリス・・埋葬された場所へ。
あわてて埋葬したので、木の墓標です。



膝をつき、盛り土を細い腕で握りしめ



「なんて言ったら良いのか言葉が見つからない」・・そして、立ち上がって、行きかけて・・肩からかけていたリュートで墓標を殴りつけます。



迸る怒りの陰に、虚しさと愛と交錯する良いシーンでした。

・・涙・・・

ウルジーが、カードをしていたノーフォーク公に語りかけます。
「あなたは、すぐに東アングリアのあなたの地所に戻るように命じられます」
「何だって?誰に?」
「王によって」
「何故?」
「貿易のため・・」
ノーフォーク公は疑っています。そりゃそうです、王の名の下に、排斥されそうなのですもの。
「私から何を取り上げようと?」
「これは私の命令じゃ御座いません」としゃあしゃあと言ってのけるウルジー枢機卿。

さて、王はブランドンと一緒にコンプトンの身の回りの僅かな遺品の入った小箱を開けます。
「可愛そうなウイリアム」とブランドン



「この宝石は、ウィリアムの非公式の夫人に返さねばならない。コンプトンの屋敷はここから遠い。ここまでは疫病も蔓延しないでしょう。でも用心しなくては」と王
「これは潰瘍を癒す薬。膏薬類そして、これはSweating sicknessにきくらしい」
王は残っているブランドンとアンソニーに薬を勧めます。



・・・まずそう・・・

あ~あ。ミストレスヘイスティングまで・・
彼女をサーウィリアムの傍らに埋葬してあげて・・と奥様つきの次女。



タリスはオルガンを弾いています。
悲しげな曲です。コンプトンへの鎮魂歌です。



何時かのパーティで声を掛けてきた姉妹2人がやってきます。
「美しい曲ね」
「ええ、これは友達のための曲です。仕事を続けたいのですが・・」とタリス。



「ええ、解ってます」
そういって去る二人。思い立って・・まって、と声を掛けるタリス。
「お名前は?」
「Joan・・」
「ちょっと待ってて」
「何故私を?」
「あなたは、あなたがた二人とも公平であると思いますか?」
「はい。そうだと思います」
「いえ、私は貴女がたの違いがわかります。私が貴女を見たとき、貴女の頭の周りに光を見たんです」とタリス。
「光?それってハローみたいな?」
「そう、光の輪です」
「貴方って不思議」と微笑むジョアン。
「May I kiss you, Joan?」



王は狩りです。
そこへやってきたのは、Jean de Bellayバイエルンのビショップです。
新しいフランス大使です。
アンが紹介され、公使はウルジー卿から詳しく伺っておりますと挨拶。
さて、王宮に帰ると、王宮前に人が押しかけて騒がしい。
一体どうしたのかと王が問うと、
「シティでも病気が出ました。300名が死にました。一日です」
「ジョージ君の妹を彼女の部屋まで送ってくれ」
王はクイーンの元へ。
ナイバート達へも勧めた薬を飲んで・・・



今でも原因がわからないというこの病気。毎日多くの人が死にました。
そして、何の対抗策も無かったのです。祈る以外に。

そしてトーマスモアの屋敷では家族で祈りを捧げます。
「この我々に降りかかった疫病は神の制裁である。祈り、神の慈悲に縋るしかない。試されるときになる」

アンの次女も、胃が痛いと・・
アンは王に手紙を書きますが、ウルジーが彼女に会うことを諌めます。
「しかし、彼女が死んだら?」ウルジーは明言を避けます。
さて、コートの人々を、最低必要なだけ残して、田舎にやることにしました。
王も数人を残して、王妃は娘の下へ。
王妃はこれで厄介なクイーンが居なくなって愛人と二人ねと揶揄すると王は、
「キャサリーン。彼女は私の愛人じゃない。私は彼女と寝ては居ない。結婚するまでは手を出さない」
「でも約束なさったのでしょう。妻である私を差し置いて・・」
「君の事は気がかりだ。ウェールズに行ってくれ」
「私が疫病で死ねば良いのにね・・」
「手紙を書こう。王として父として・・・」

ブーリンの家に向かうアン。
「気分はどうだい?」
「大丈夫よ。なに心配してるの。私のメイドが死んだから?」



・・タリスと供に、王宮を出る姉妹。病を得た姉妹に出会ってしまいます。
「おお、可愛い姉妹」言葉はかなく、病を得たジョアンは台車に乗せられて王宮から連れ出されます。

がらんとした王宮の夜。
ほんの僅かの近侍だけのこして、みな去りました。
王は恐れています。
神父にざんげ・・これは神の報復でしょうか?私のせい?解らない罪で罰を受けるのでしょうか?男として?悪魔がざんげ室にいたような気になる王。

イタリア、オリベット
ウルジーの命でやってきた法律家2人。
余りにのんびりとしたその風情に翠州ガードすら余裕かましてます。
法王は既にイギリス王とアンの事を知っていました。だから余計に不機嫌に見えます。
一体誰から聞いたのかと、大使二人は必死で弁護に回ります。
「アンはまだ王とは関係がありません。結婚して王女になったら・・」
「なに?キャサリーン女王はどうするのかな」そう、そこでご説明を。
判定の前にこの手紙を読まなくてはね・・
法王は遠路訊ねてきた二人に祝福のキスをします・・・両手に花だ・・・



王宮でも、王のボーイが王の前で倒れました。焦る王。
居ても経ってもいられず、数名を連れて、王宮を飛び出す王。
王の隠れ家に、ウルジーから、手紙が来ます。
ノーフォークが病を得たと・・4万件の死者数です。
でも何よりも、ショックを受けたニュースは、アンも病を得ましたの一文。
コンプトンを診た医師が王命でブーリン家を尋ねます。
望みは無いと・・兄と父に告げます。手が下せないと・・



静かに生活する。モア一家。
もしと父に尋ねる娘。「病は蔓延して手の施しようがない、もしこの館にも厄病がやってきたら、火の制裁しかない」とモア。

ウルジーも病に倒れています。
王の元に返った医師が王に報告をしています。
王はアンの死を恐れています。
人には寄らず、触れず。あれこれと王に伝えます。
王の居間に手紙が・・それはモアからでした。
「私の周りにも死が寄ってきています。オックスフォードケンブリッジロンドンでも死者が多いです。枢機卿が病に倒れてから、政府が成り立っていません。いくつかの暴動が起こっています」
アンは奇跡的に回復しています。枢機卿も助かりました。王は喜びでいっぱいです。

王宮に帰った面々でミサが行われています。
タリスのコンプトンに捧げた鎮魂歌が流れます。



アンがロンドンにかえってきました。



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4 コメント

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あっら~っ! (たろきったん)
2008-12-21 00:05:43
ええ~、亡くなってしまうの?が~ん!
病名がわからなくて検索してみました。
粟粒熱(ぞくりゅうねつ)ですって。数時間で死にいたる…ううう。
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そうなのよ!!!涙 (TOMCAT)
2008-12-21 14:51:02
死んでしまうんです。
IMDbでも7話だったから、諦めてるんですが、ここから抜けるのに、大分かかりました。
お話は、フィクションなのにねぇ。

スエッティングシックネスは飛沫感染をするウィルス性の伝染病・・インフルエンザの親分かな・・・って思ってます。
沢山汗をかいて・・・死んじゃう。
脳炎か何かかな・・と思うと最近の医療レベルなら大丈夫かも・・とか・・
大分免疫の無かったイギリス人が死んでますよ。その後の流行がないという気ですが・・・

コンプトンが早々に死んで気力がないのです。
でも今年中には後2話見ておくつもりです。
今度から、チューダースをここでUPするときは、ヘンリーカヴィルのタグになります。
何も変らないけど(笑

今、Waking UP wallyというアイスホッケーの話見てます。
クリステン可愛っす。大柄だから結構似合いますわ。
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気落ちしちゃいますねぇ… (たろきったん)
2008-12-21 19:02:29
いったいこのThe Tudorsは何話あるのですか?現在進行中?
107の1は1シーズン目なのね。…の7話目ってことね。ささっと前の方のぞいてきたら、3シーズンはあるの? いや~、1/3弱でいなくなっちゃうなんて! 回想シーンとかで登場あるかしらん?

まぁ、ホッケー選手?がらりと趣き変わりますね。たしかに似合いそうですぅ!
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ほっけ~ (TOMCAT)
2008-12-22 16:19:00
縞ホッケも好きです・・・たろちゃんとこだと安いのかなぁ・・・

えっと、チューダースは1シーズンが1時間×10回になってます。
とりあえずは2シーズンまでDVDがでてて3シーズン目の放映に入るのかな・・・
シーズン2はUSのDVD買ったので、1月6日の発売になってました。

話し長いから・・・どこまで行くのか解らないけど、ジョナサンが細いから、晩年まではむりですね。バナだったらできそうだったけど・・

メインじゃないのは解ってても、死んでしまうと悲しいです。でも、2008年はクリステン映画にたっぷりでてるので、他で・・・会える。
ホッケーの分は英語字幕無くて・・試しにかけて見たNever Forgetも字幕無かったです。こっちはルーダイヤモンドフィリップが主演。
年末で気持ちが集中できなくて、ヒアリングだけだとかなり厳しいです。
あはは。
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