今日から休みがもらえたので帰省がてら大阪に立ち寄りました。
ちょうど京都金属的陶器会社館(京セラドーム大坂)では、
東軍(鴎軍)-西軍(檻軍)の夏の陣が繰り広げられていたところ。
今季オリックス野球クラブの営業の方が最も力を入れていたイベントということで、
これは見ておく価値はあるのかな、と急遽行ってみました。
外気の異常なまでの暑さに比べると、冷房の効いた多目的体育館(ドーム)内ではありましたが、
スタンド内は熱い紅の色で染まってました。
水色の壁、明るい紺色の座席の京セラドームでは、なんだか想像も付かなかった色合いでした。
今日はラグランが白色のユニフォームということもあって余計に。
特徴的なのは外国人表記が「亜力士」「狼主」「摩夜」「礼星」と漢字表記であること。
ロッテのサブローも今日は「大村三郎」になってました。(スコアボード上では「サブロー」)
バーナムJr.はそのままでしたが。
堀江さんのアナウンスも「1番、左翼手、大村直之」とできるだけ英語は使わないことを心がけているようでした。
お陰で、守備変更のアナウンスの際も、
「ロッテ軍、竹原に代わり早川が入って中堅手に。中堅手の大村三郎が右翼手に。右翼手の大松が左翼手に代わります。」
と、聞き慣れないためわけがわかりませんでした。
まー普段とは違ったサービスを展開されてたということです。
断っておきますが、「大坂夏の陣」は戦国時代、西軍が負けたというのは球団職員の方もご存じのようです。
細かいことは気にせず、戦いを盛り上げることが大事であるのは言うまでもありません。
ファンが球場に一同に集結する「きっかけ」を作ってくれたのです。
ただの土日のゲームを、営業側の努力で2万人の観衆を集めた、ということに意義がありますよね。
今のチーム状況でも、「なんか楽しそうなことやってる」とかで噂が広まり、
外人が漢字表記だとかで話題になり、それが注目されたのならそれで良いじゃないですか。
先発投手は、このところ最も安定した投球内容を見せるものの勝利に恵まれない千尋。
この戦いに賭ける思いも強かったはずです。3回までパーフェクトの内容でした。
ですが、4回打者2巡目に急につかまってしまうんですよね。
際どいコースがボール判定になる不運もあって球数も増え、勝負所でタイムリーを痛打されて先制を許すことに。
でも最小失点で食い止め、8回2失点とゲームを作ったのはさすがです。
中盤までロッテ小野に抑え込まれていた打線も、ようやく6回に先頭のグッチが粘って塁に出て、
続く前田大輔もバント成功させるなど、得点できそうな兆しが見えたのですが・・
1死2塁からモー村さんが左翼手前に放った安打で、グッチが本塁突入するも憤死。
ここは亜力士・狼主に続く打順であっただけに、塁を貯めるのも悪くなかった(結果論ですが)
そして、やっぱりというべきか、続く7回裏では亜力士が出塁した直後・・
そこらの日本人より侍らしい武将が拳を捌いたわけです。
同点2点本塁打。
これでいける!という期待をようやく持ち始めたところでしたが・・。
悪夢の9回が待っていたわけですね。
香月は2死無走者から勝ち越し点を献上。
礼星もノーコン、走者無警戒、狙われるはずのストレートで長打を食らってフルボッコ。
挙げ句の果てに・・
前田大輔の負傷退場。これは見ていて背筋が凍るほど悲惨な状況でした。
2万人の観衆の前で150km/hの硬球が股間に当たって失神するほど悲惨な状況はありません。
先発捕手としてリード、そして手術の影響も無くなったと思える肩、
打撃時には確実なバント、たまに見せる長打力と今後最も期待をしていた選手だけに、
今、彼がいないとこの先のチームの戦いに大きく響きそうです。
2軍から捕手を誰か上げるとなると、ファームのブルペンも悲惨なことになりそうです。
(2軍の試合に出ている捕手は横山、土井のみ。伊藤、日高は負傷中。辻は降格したばかりですぐに昇格できない)
チームとしての運のなさも実感しました。
しかし愚痴になりますが、
調子に乗ったロッテファンが「痛くないやろ?」だの「ガマンしろ」だの「早く試合続けろ」だの野次にムカついてました。
少なくとも100人の前で100km/hの硬球を自分のキン*マで受けてもガマンできるんだったら言えよ、っちゅーことで。
攻撃が中断されたことが腹立たしかったんでしょうねぇ。
その後、担架に乗せられて白目向いて意識がないまま退場していく前田にロッテファンから拍手が送られてましたが、
どうも早く試合が始まったことを喜んででいるのか、
「うちらは敵の選手にも拍手を送る素晴らしいファンだぜ」とナルシストっぷりをアピールしてるとしか思えませんでした。
私が勝手に思ってるだけですよ。
そんな気分だったので、
せめて9回裏に1点くらい返して最後に空元気でも大げさに喜んで帰ろうかなと思ってたんですが、
見事に無得点で試合終了。
Bs 2 - 6 Marines
ガッカリでした。
この先、休みがいつまで取れるか不透明でして、
火曜日に東京に戻る指令が出たら東京ドーム、
水曜日以降に戻るとなれば火曜日にあじさいスタジアム北神戸に行ってみようと思います。
火曜日のファームでの先発は恐らく「防具流尊」なんでしょうか。
そうそう、ハマーンは今日快音聞かれず。
もう旬は過ぎたの?
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ちょうど京都金属的陶器会社館(京セラドーム大坂)では、
東軍(鴎軍)-西軍(檻軍)の夏の陣が繰り広げられていたところ。
今季オリックス野球クラブの営業の方が最も力を入れていたイベントということで、
これは見ておく価値はあるのかな、と急遽行ってみました。
外気の異常なまでの暑さに比べると、冷房の効いた多目的体育館(ドーム)内ではありましたが、
スタンド内は熱い紅の色で染まってました。
水色の壁、明るい紺色の座席の京セラドームでは、なんだか想像も付かなかった色合いでした。
今日はラグランが白色のユニフォームということもあって余計に。
特徴的なのは外国人表記が「亜力士」「狼主」「摩夜」「礼星」と漢字表記であること。
ロッテのサブローも今日は「大村三郎」になってました。(スコアボード上では「サブロー」)
バーナムJr.はそのままでしたが。
堀江さんのアナウンスも「1番、左翼手、大村直之」とできるだけ英語は使わないことを心がけているようでした。
お陰で、守備変更のアナウンスの際も、
「ロッテ軍、竹原に代わり早川が入って中堅手に。中堅手の大村三郎が右翼手に。右翼手の大松が左翼手に代わります。」
と、聞き慣れないためわけがわかりませんでした。
まー普段とは違ったサービスを展開されてたということです。
断っておきますが、「大坂夏の陣」は戦国時代、西軍が負けたというのは球団職員の方もご存じのようです。
細かいことは気にせず、戦いを盛り上げることが大事であるのは言うまでもありません。
ファンが球場に一同に集結する「きっかけ」を作ってくれたのです。
ただの土日のゲームを、営業側の努力で2万人の観衆を集めた、ということに意義がありますよね。
今のチーム状況でも、「なんか楽しそうなことやってる」とかで噂が広まり、
外人が漢字表記だとかで話題になり、それが注目されたのならそれで良いじゃないですか。
先発投手は、このところ最も安定した投球内容を見せるものの勝利に恵まれない千尋。
この戦いに賭ける思いも強かったはずです。3回までパーフェクトの内容でした。
ですが、4回打者2巡目に急につかまってしまうんですよね。
際どいコースがボール判定になる不運もあって球数も増え、勝負所でタイムリーを痛打されて先制を許すことに。
でも最小失点で食い止め、8回2失点とゲームを作ったのはさすがです。
中盤までロッテ小野に抑え込まれていた打線も、ようやく6回に先頭のグッチが粘って塁に出て、
続く前田大輔もバント成功させるなど、得点できそうな兆しが見えたのですが・・
1死2塁からモー村さんが左翼手前に放った安打で、グッチが本塁突入するも憤死。
ここは亜力士・狼主に続く打順であっただけに、塁を貯めるのも悪くなかった(結果論ですが)
そして、やっぱりというべきか、続く7回裏では亜力士が出塁した直後・・
そこらの日本人より侍らしい武将が拳を捌いたわけです。
同点2点本塁打。
これでいける!という期待をようやく持ち始めたところでしたが・・。
悪夢の9回が待っていたわけですね。
香月は2死無走者から勝ち越し点を献上。
礼星もノーコン、走者無警戒、狙われるはずのストレートで長打を食らってフルボッコ。
挙げ句の果てに・・
前田大輔の負傷退場。これは見ていて背筋が凍るほど悲惨な状況でした。
2万人の観衆の前で150km/hの硬球が股間に当たって失神するほど悲惨な状況はありません。
先発捕手としてリード、そして手術の影響も無くなったと思える肩、
打撃時には確実なバント、たまに見せる長打力と今後最も期待をしていた選手だけに、
今、彼がいないとこの先のチームの戦いに大きく響きそうです。
2軍から捕手を誰か上げるとなると、ファームのブルペンも悲惨なことになりそうです。
(2軍の試合に出ている捕手は横山、土井のみ。伊藤、日高は負傷中。辻は降格したばかりですぐに昇格できない)
チームとしての運のなさも実感しました。
しかし愚痴になりますが、
調子に乗ったロッテファンが「痛くないやろ?」だの「ガマンしろ」だの「早く試合続けろ」だの野次にムカついてました。
少なくとも100人の前で100km/hの硬球を自分のキン*マで受けてもガマンできるんだったら言えよ、っちゅーことで。
攻撃が中断されたことが腹立たしかったんでしょうねぇ。
その後、担架に乗せられて白目向いて意識がないまま退場していく前田にロッテファンから拍手が送られてましたが、
どうも早く試合が始まったことを喜んででいるのか、
「うちらは敵の選手にも拍手を送る素晴らしいファンだぜ」とナルシストっぷりをアピールしてるとしか思えませんでした。
私が勝手に思ってるだけですよ。
そんな気分だったので、
せめて9回裏に1点くらい返して最後に空元気でも大げさに喜んで帰ろうかなと思ってたんですが、
見事に無得点で試合終了。
Bs 2 - 6 Marines
ガッカリでした。
この先、休みがいつまで取れるか不透明でして、
火曜日に東京に戻る指令が出たら東京ドーム、
水曜日以降に戻るとなれば火曜日にあじさいスタジアム北神戸に行ってみようと思います。
火曜日のファームでの先発は恐らく「防具流尊」なんでしょうか。
そうそう、ハマーンは今日快音聞かれず。
もう旬は過ぎたの?
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これらの苦い経験は、選手達にとって財産とできるか、
チーム編成としてトレードなどで切り捨てられるかで
このチームの未来が変わってくるような気がします。
明るい未来のためのステップなら、今落城しても
これだけの惨劇もすべて目を開けて見ていられるってもんです。
ただし、淀君が秀頼の首を差し出して仕舞い、というのだけは勘弁ですわ。
スタメン発表の写真はどのBsブロガーさんでも発見できなかったから嬉しいです!似合ってますね(・◎・)鎧兜
モー村さんの鉄兜は似合いすぎです!
ボス級の貫禄です。
大ちゃん監督より似合ってますよ。
考えてみたら、移籍1年目でここまでチームに定着してるのは大したものです。
今回のイベント、試合には負けましたが、
ホームのファンが集結して選手に自信を与えることはできたかもしれませんね。