ミスターbuffaローズ

試合前から雨が降りしきるスカイマークスタジアム。
さすがにこれだけ雨が降って寒いとなれば、スタジアムへ客足も鈍るもんです。
ましてや２日前、ダルビッシュとハム打線にフルボッコにされたオリックスですし。
気温は13℃。この日の来客数は13,223人。

そんな状況でもスタジアムへ行く弟分。
家から近いから多少濡れても平気なのだ。


　
試合中にも何度も雨が降りましたね。

　
「ホッカイドウヨリサムイヨ」という珍獣ヒメちゃん。


で。
エース級にはさっぱり弱いけど、次の試合に仕返しするというのが今年のオリの戦いぶり。
今日はミスターバファローズとも言われるミスターローズが、ハムの若手3投手から3本のホームランぶちかましました。

　

　

　

日本通産13年目にして450本、451本、452本という記録を積み上げましたね。
そのホームランのおかげで、先日のダルvs火ダルマの試合のお返しができました。

Bs 11 - 3 Fighters


無理に引っ張らず、センター方向に打っても飛ぶんだという自分の力をわかってるからこそ、
これだけのホームランが打てるんだと解説の新井宏昌さんが言われてました。
2本目のホームランはバットを折りながら130mぶっ飛ばしたのですから驚愕ものです。

記録ずくめ弾！弾！弾！オリ・ローズが３発（サンスポ）


　
相手先発はスカイマークスタジアムからも程近い関西国際大出身の榊原君。
序盤3回までいいリズムに乗っていたのですが、タフィーの一発で急変しました。
吉井のオッサンが飛んできてましたが、その後もゴトーさん、ダカヒが立て続けに襲い掛かりましたね。

　

　

今日の11得点中6点がタフィー。3点がダカヒ。
何より4回のダカヒの当たりは、ちょこんと当てただけなのにライトオーバー。

今日のライトはいつもの鬼葉さんじゃなく糸井君だったこともあって、
あの当てただけに見えた打球の伸びを目測できず、頭上を越えていきましたね。
その直前に見事な大ファウルがあったもんですから、余計にこの当たりは予想外でした。

まーそのあとは守りでもキ○玉に2球続けて当たる悲劇もありましたが、ダカヒも大当たりだった日、ということで。


　
そのダカヒがリードした、先発のユズル君。この寒い中も気合で半袖です。


今日は、ユズル君が月間MVP候補にも挙がっているだけに、どれだけ長く、最小失点で抑えるかに注目していました。
とくに最有力のまー君が3連続完投（完封含む）というだけに、ユズル君のMVPは完封でも厳しいくらいかと思っていたところ。

でも、今日は序盤からリズムも良し、5回までパーフェクト。
これはひょっとして完全試合で逆転MVPもありか？という淡い夢をみていたのですが。
見事に１・３塁を守る重量級野手陣に足、引っ張られましたね。
もー1失点は仕方ないとしても、サードゴロで悪送球、投げた方も捕る方もどっちもどっち。
続いてのファウルフライも捕れなかったし、勝ちゃいいっていう以上にもう少し努力してほしかった・・。
あの1プレーで３点差となって9回持ち込まれていたら・・という事態にも成りかねないだけにね。

あのユズル君の意気込みを、もうちょっと組んで、より高いレベルを目指してほしかったのです。
ということもあってか、終盤1・3塁の守備固めに塩Z＆山Z（浩）にバトンタッチ。

　

山Z（浩）は8回に打席が回ってきてタイムリーも放ちましたね。
2アウト走者なしから四球・2塁打で繋いで1チャンスで2得点と良い攻撃でした。
そして3本目のローズのホームランに繋げたわけですし。


　

　
最後にはようやく晴れ間が。

　
「サイコーデス！HAHAHA！」御機嫌なタフィーのインタビューでした。


でも450本打てるだけの間、日本で活躍してきたってことは凄いですね。
またユズル君には望みが薄くなった月間MVPですが、タフィーさんにはぜひとも捕ってもらいましょう。



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