朝5時起きで午前中仕事の関係で兵庫県の高砂まで出向いていましたが,案外早く片付いたため,昼食を取って事業所から京セラドームへ直行。
作業服を着用したまま,いつものライトスタンドに到着したのは2回の攻防を終えたところでした。
しかし,今回の京セラドームは作業服が似合わない雰囲気に。
コンセプトは女子会スタジアムですか。
(しかし,冒頭の白い羽と天使の輪のついた八カセのコンセプトはよぉわからへん)
ということで,いつも以上にチアに注目ですね。
さすが,いつもながら元気よく飛び跳ねてますよね。
そして・・・。
なにやらキャプテンのゴッツァンも,今日はよく飛び跳ねていました。
6月になって,ようやく打撃も守備もらしさが出てきたというところでしょうか。
これまでの不調を挽回できたわけではありませんが,こういう全力プレーを見られるのは嬉しいことです。
特にピンチのときにこの守りが出ると,見てるほうも熱くなります。
今日中日戦に来れたため,これで今季対11球団の観戦を達成。一通りのチームを見ることが出来ました。
中日のユニフォームの色は今年から青から紺に。去年までの中日のユニフォームはわりと好きだったんですけどね。
オリックスも西武も横浜も,チームカラーを鮮やかな青から紺色やネイビーに変えるのが流行りなのでしょうか。
オリックスの先発投手は金子千尋。
初回から先制を許し,ピンチを幾度も背負い,決して内容は良くなかったわけですが,
中盤なってエンジンがあたたまり,7回に四球がらみでピンチを招くもゴッツァンの守りもあって7回1失点。
球審は千尋と相性のいい飯塚でしたので,オリックス有利な展開を期待したいところでしたが,
今日は内外のコースが外れ,高めに抜けるケースが目立ち,やはり千尋らしさが欠けていたようにも思えます。
球速も140キロをなかなか越えなかったですし。
また,攻撃としては,1回裏に中日先発の山内からバルの2点タイムリーで一時逆転。(オ2-1中)
ゴッツァンの打撃も,チャンスメイク専門の1番打者としては板についてきたでしょうか。(案の定,チャンスでは打てませんでしたが)
ただ,これで決してゴッツァンは1番打者が適しているとは思わず,場面ごとに流動的に考えて頂きたいものです。
そして,体調不良もあったバルも調子が上向いたかと思われましたが,その後2つ併殺を喫し悔しさの方が印象に残りました。
山内も尻上がりに調子を上げ,なかなか追加点が奪えないまま終盤へ。
千尋も,逆転を許さずに抑えていたものの,このままゲームが終わるはずも無く・・
8回表に,平野がブランコに同点ホームランを被弾。(オ2-2中)
千尋から平野-岸田のリレーに繋いだということは,このまま逃げ切る形を理想というか最低限にしたかったのは重々承知なのですが,
結果ブランコに投じた1球で試合の流れが大きく変わったわけですね。
その後の平野は森野-井端から連続三振を奪い,球速も148キロまで出ていたので,
去年に比べると多少球威が落ちているもののブランコも抑えられた確率も高かったのだと思います。
ただ,去年と違うのはキャッチャーが鈴木フミヒロでなく斎藤トシオだったことで,多少なりともリードが違っていたのかもしれません。
フミヒロとトシオの攻め方の特徴といえば・・
①フミヒロは2ストライク先行すると1球外すことが多いけど,トシオは3球勝負もよくする。
②平野とのコンビでは,フミヒロは勝負球のストレート志向が強いけど,トシオは変化球での勝負もする。
③両者とも後逸が多い。ピッチャーは変化球を投げづらい?
④両者ともセリーグ経験者ということで,監督のセリーグ志向に合っている。
ただ最近は,平野も勝負どころでよく被弾されてるので,やっぱり少しの球威の差が大きく出ているのかもしれません。
ストレート投げときゃ打たれない,というわけにいかない状態。
それが本当に登板過多による疲労なのかはわかりませんが。
9回は岸田が3人で抑えるも,攻撃が無得点で延長戦に。
こうなると,監督の思い描く理想の展開から離れてしまうわけです。
10回からは中山が登板。
中山は130キロ台のストレートとカーブで緩急を付けるのが特徴ですが,どうも平野・岸田を見た後だからか,ストレートが明らかに遅く見える。
こりゃ,バッターにとってもタイミングを合わせやすいような。案の定,各打者によく粘られましたしね。
または,中山は先発型のピッチャーということで,ブルペンで球数を多く投げ込まなければ肩ができないタイプで,
予想外の展開に肩が温まりきらないまま登板してしまったのだろうか。
10回表は無失点でなんとか抑えましたけど,11回表は下位打線に四球がらみでランナーを貯めてしまい,
1番の荒木にストレートを狙われ前進守備の外野を越える2点タイムリー3塁打を打たれて勝負アリ。(オ2-4中)
この延長戦の展開としてのポイントは,以下2点。
1) 中山を2イニング続投させた。中山が先発型タイプであり,肩が温まる2イニング目で調子が上がることが予想でき,
中日の攻撃も7番からの下位打線になるので,10回表は2四球でフラフラだったけど11回表を無失点に抑える確率は高い。
2) 10回裏のオリックスの攻撃は7番打者からの下位打線で,2死無走者になったが9番捕手のトシオを
打撃不振にもかかわらずそのまま打席に立たせた。案の定,斎藤は三振だったが,
11回裏の攻撃が1番からの上位打線になるので,10回裏で無得点でも11回裏でのサヨナラ勝ちを目論んだ。
この中で,私個人が悔やんでいるのは 2)の方。
次の回が上位打線からなので,点を取るのは次の回でいい,といったスケベ根性が出た場合に限って
直後失点するケースが往々にあるものです。
なので,せめて10回裏2死無走者になった時に,トシオの代打に日高か中村一生を出しておけば,
「えいぴょん」のサヨナラホームランで10回のうちに勝負を決められたかもしれない,という望みが膨らんだものです。
それが成功する確率なんて5%もないでしょうが,それでも10回裏のうちに得点したいという思いを感じただけでも,
そこで応援しようという熱意が沸くものです。
それでもトシオを打席に立たせたのは,なんとしてでも11回表を無失点に抑えたい,
そのためには,捕手の中ではトシオが一番無失点にできる能力を持っているから,なんすよね?
なのに,試合後にトシオの配球を記者に愚痴りまくっちゃうのは,ツンデレというヤツ?
それとも,理想の展開が崩れてしまったところで,もう10回,11回の攻防は負けても仕方ないという無気力で続けていたのでしょうか?
(2010年に監督が嫌っていた下山がサヨナラホームランを打ったときも,「こんな勝ち方じゃダメだ」と怒っていましたし,
下山のバッティングには一切触れず。その後下山は2打席凡退したことで2軍降格ってのもありました。)
その11回裏は先頭のゴッツァンがヒットで出塁するも,スケさんの併殺で試合終了。(スケさん,こらしめられなさい)
Bs 2 - 4 Dragons
もし,理想の「型」にこだわって,その型にはまらなければ負けても仕方ないというのなら,応援する気力も下がってしまいます。
(監督の著書にある「究極の理想の展開は『監督は何もしなくても事が進んで1-0でいつの間にか勝っていた』」という言葉から,
型を作っておくべき理念があることを念頭においています)
先発投手は,特にエースの千尋なら完投するべき,最低でも7回を投げきるのが理想ですが,
日によって調子が上がらないと判断すれば4回途中で交代させてでも,次のピッチャーに託して欲しいですし,
平野・岸田クラスでも状態や相性によって,香月・吉野・中山の方が抑えられる可能性が高い場合もあります。
場合によってはフィガロや西を中継に回したり,それで先発に山田や近藤,伊原をバクチで使わざるを得ないかもしれません。
攻撃も,得点力が低いならスクイズやディレードスチールを使ってみるのも手だと思います。(著書ではスクイズはさせないと言い切っていますが)
こうして,「型」にこだわらない,勝利だけに執着したゲームを,今の最悪のチーム状態だからこそ期待したいものです。
「型」がなければ,かえって選手の役割がはっきり見えなかったり,負担が大きくなってケガが増えるかもしれません。
また堅実な野球ではないので,失敗が増えると雑な野球になる危険性もあります。
しかし,今年に賭けるのであれば,1試合ごとにバクチを打つくらいの勝負を挑んで欲しいということです。
また,ライトスタンドに来て良かったと思えるのは,ボロボロの状態で決勝点を打たれた中山や,その後の小松に対しても
必死に「がんばれ中山!」「がんばれ小松!」って声を掛けている人がいたということ。
熱いね。
寒い試合展開になっても,こういうファンの人の熱さを受けると私もしっかり応援しなければ,という思いにかられます。
1998年のロッテ18連敗の時のレフトスタンド「俺達がついてるぜ」じゃないけど,スタンドは明るくいきたいものです。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
作業服を着用したまま,いつものライトスタンドに到着したのは2回の攻防を終えたところでした。
しかし,今回の京セラドームは作業服が似合わない雰囲気に。
コンセプトは女子会スタジアムですか。
(しかし,冒頭の白い羽と天使の輪のついた八カセのコンセプトはよぉわからへん)
ということで,いつも以上にチアに注目ですね。
さすが,いつもながら元気よく飛び跳ねてますよね。
そして・・・。
なにやらキャプテンのゴッツァンも,今日はよく飛び跳ねていました。
6月になって,ようやく打撃も守備もらしさが出てきたというところでしょうか。
これまでの不調を挽回できたわけではありませんが,こういう全力プレーを見られるのは嬉しいことです。
特にピンチのときにこの守りが出ると,見てるほうも熱くなります。
今日中日戦に来れたため,これで今季対11球団の観戦を達成。一通りのチームを見ることが出来ました。
中日のユニフォームの色は今年から青から紺に。去年までの中日のユニフォームはわりと好きだったんですけどね。
オリックスも西武も横浜も,チームカラーを鮮やかな青から紺色やネイビーに変えるのが流行りなのでしょうか。
オリックスの先発投手は金子千尋。
中盤なってエンジンがあたたまり,7回に四球がらみでピンチを招くもゴッツァンの守りもあって7回1失点。
球審は千尋と相性のいい飯塚でしたので,オリックス有利な展開を期待したいところでしたが,
今日は内外のコースが外れ,高めに抜けるケースが目立ち,やはり千尋らしさが欠けていたようにも思えます。
球速も140キロをなかなか越えなかったですし。
また,攻撃としては,1回裏に中日先発の山内からバルの2点タイムリーで一時逆転。(オ2-1中)
ゴッツァンの打撃も,チャンスメイク専門の1番打者としては板についてきたでしょうか。(案の定,チャンスでは打てませんでしたが)
ただ,これで決してゴッツァンは1番打者が適しているとは思わず,場面ごとに流動的に考えて頂きたいものです。
そして,体調不良もあったバルも調子が上向いたかと思われましたが,その後2つ併殺を喫し悔しさの方が印象に残りました。
山内も尻上がりに調子を上げ,なかなか追加点が奪えないまま終盤へ。
千尋も,逆転を許さずに抑えていたものの,このままゲームが終わるはずも無く・・
8回表に,平野がブランコに同点ホームランを被弾。(オ2-2中)
千尋から平野-岸田のリレーに繋いだということは,このまま逃げ切る形を理想というか最低限にしたかったのは重々承知なのですが,
結果ブランコに投じた1球で試合の流れが大きく変わったわけですね。
その後の平野は森野-井端から連続三振を奪い,球速も148キロまで出ていたので,
去年に比べると多少球威が落ちているもののブランコも抑えられた確率も高かったのだと思います。
ただ,去年と違うのはキャッチャーが鈴木フミヒロでなく斎藤トシオだったことで,多少なりともリードが違っていたのかもしれません。
フミヒロとトシオの攻め方の特徴といえば・・
①フミヒロは2ストライク先行すると1球外すことが多いけど,トシオは3球勝負もよくする。
②平野とのコンビでは,フミヒロは勝負球のストレート志向が強いけど,トシオは変化球での勝負もする。
③両者とも後逸が多い。ピッチャーは変化球を投げづらい?
④両者ともセリーグ経験者ということで,監督のセリーグ志向に合っている。
ただ最近は,平野も勝負どころでよく被弾されてるので,やっぱり少しの球威の差が大きく出ているのかもしれません。
ストレート投げときゃ打たれない,というわけにいかない状態。
それが本当に登板過多による疲労なのかはわかりませんが。
9回は岸田が3人で抑えるも,攻撃が無得点で延長戦に。
こうなると,監督の思い描く理想の展開から離れてしまうわけです。
10回からは中山が登板。
中山は130キロ台のストレートとカーブで緩急を付けるのが特徴ですが,どうも平野・岸田を見た後だからか,ストレートが明らかに遅く見える。
こりゃ,バッターにとってもタイミングを合わせやすいような。案の定,各打者によく粘られましたしね。
または,中山は先発型のピッチャーということで,ブルペンで球数を多く投げ込まなければ肩ができないタイプで,
予想外の展開に肩が温まりきらないまま登板してしまったのだろうか。
10回表は無失点でなんとか抑えましたけど,11回表は下位打線に四球がらみでランナーを貯めてしまい,
1番の荒木にストレートを狙われ前進守備の外野を越える2点タイムリー3塁打を打たれて勝負アリ。(オ2-4中)
この延長戦の展開としてのポイントは,以下2点。
1) 中山を2イニング続投させた。中山が先発型タイプであり,肩が温まる2イニング目で調子が上がることが予想でき,
中日の攻撃も7番からの下位打線になるので,10回表は2四球でフラフラだったけど11回表を無失点に抑える確率は高い。
2) 10回裏のオリックスの攻撃は7番打者からの下位打線で,2死無走者になったが9番捕手のトシオを
打撃不振にもかかわらずそのまま打席に立たせた。案の定,斎藤は三振だったが,
11回裏の攻撃が1番からの上位打線になるので,10回裏で無得点でも11回裏でのサヨナラ勝ちを目論んだ。
この中で,私個人が悔やんでいるのは 2)の方。
次の回が上位打線からなので,点を取るのは次の回でいい,といったスケベ根性が出た場合に限って
直後失点するケースが往々にあるものです。
なので,せめて10回裏2死無走者になった時に,トシオの代打に日高か中村一生を出しておけば,
「えいぴょん」のサヨナラホームランで10回のうちに勝負を決められたかもしれない,という望みが膨らんだものです。
それが成功する確率なんて5%もないでしょうが,それでも10回裏のうちに得点したいという思いを感じただけでも,
そこで応援しようという熱意が沸くものです。
それでもトシオを打席に立たせたのは,なんとしてでも11回表を無失点に抑えたい,
そのためには,捕手の中ではトシオが一番無失点にできる能力を持っているから,なんすよね?
なのに,試合後にトシオの配球を記者に愚痴りまくっちゃうのは,ツンデレというヤツ?
それとも,理想の展開が崩れてしまったところで,もう10回,11回の攻防は負けても仕方ないという無気力で続けていたのでしょうか?
(2010年に監督が嫌っていた下山がサヨナラホームランを打ったときも,「こんな勝ち方じゃダメだ」と怒っていましたし,
下山のバッティングには一切触れず。その後下山は2打席凡退したことで2軍降格ってのもありました。)
その11回裏は先頭のゴッツァンがヒットで出塁するも,スケさんの併殺で試合終了。(スケさん,こらしめられなさい)
Bs 2 - 4 Dragons
もし,理想の「型」にこだわって,その型にはまらなければ負けても仕方ないというのなら,応援する気力も下がってしまいます。
(監督の著書にある「究極の理想の展開は『監督は何もしなくても事が進んで1-0でいつの間にか勝っていた』」という言葉から,
型を作っておくべき理念があることを念頭においています)
先発投手は,特にエースの千尋なら完投するべき,最低でも7回を投げきるのが理想ですが,
日によって調子が上がらないと判断すれば4回途中で交代させてでも,次のピッチャーに託して欲しいですし,
平野・岸田クラスでも状態や相性によって,香月・吉野・中山の方が抑えられる可能性が高い場合もあります。
場合によってはフィガロや西を中継に回したり,それで先発に山田や近藤,伊原をバクチで使わざるを得ないかもしれません。
攻撃も,得点力が低いならスクイズやディレードスチールを使ってみるのも手だと思います。(著書ではスクイズはさせないと言い切っていますが)
こうして,「型」にこだわらない,勝利だけに執着したゲームを,今の最悪のチーム状態だからこそ期待したいものです。
「型」がなければ,かえって選手の役割がはっきり見えなかったり,負担が大きくなってケガが増えるかもしれません。
また堅実な野球ではないので,失敗が増えると雑な野球になる危険性もあります。
しかし,今年に賭けるのであれば,1試合ごとにバクチを打つくらいの勝負を挑んで欲しいということです。
また,ライトスタンドに来て良かったと思えるのは,ボロボロの状態で決勝点を打たれた中山や,その後の小松に対しても
必死に「がんばれ中山!」「がんばれ小松!」って声を掛けている人がいたということ。
熱いね。
寒い試合展開になっても,こういうファンの人の熱さを受けると私もしっかり応援しなければ,という思いにかられます。
1998年のロッテ18連敗の時のレフトスタンド「俺達がついてるぜ」じゃないけど,スタンドは明るくいきたいものです。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
平野の疲れと、10回裏のバッター斉藤がやはりポイントだったかと思います。打線低迷も問題ですが、10回を2失点で抑えていたわけですから守り勝って欲しかったですね。
小松は、変化球が決まるようになるといい働きをしてくれそうなのが明日への望みでした。
もちろん巻き返しを期待していますが、このままだと・・・解説の梨田さんに「助けて」とTVに呟いてしまいました。
ハカセはプロポーズ始球式みたいので
ハカセが天使?みたいのになっていました
短文すみません