雨上がりの空の下

神戸サブ球場では、いつものようにオリックスの練習が行われていたようです。
本当に、いつものように。

あと4試合しかありませんが、その試合を全力で戦うために。

うちの特派員O/W氏がちょうど運動公園付近を通りがかったときに、珍しくサブ球場で練習しているので写メを送ってくれました。

（追記）
と、書いてしまってましたが、実はO/W氏所属の野球部がそこで試合をしていたとのことです。
オリックス本体はスカイマークスタジアムで練習をしていました。

ついでなので、今年からリニューアルされた神戸サブ球場の芝の様子の写真も紹介しておきます。



（レフトからホーム方向を見ています）


（磁器掲示板は変わってません。相変わらず選手名は表示できないみたいです）



この前日は神戸も雨だったようですが、今日は打って変わってよい天気になり、
そして今年から綺麗になった人工芝が日差しを照り返していたようです。


でも、今日はいつもと違う練習日でした。

ちょうど同じ時刻、このすぐ隣のスカイマークスタジアムで以下の発表があったようです。
オリックス、大量７選手に戦力外通告！（サンスポ）

川越さん、山口さんがオリックスを去ることが決まったんですね。
7名それぞれ、相当いろんなエピソードがありますが、私個人として川越・山口の両選手との別れが非常にこたえました。

O/W氏に情報を伝えると、かなりびっくりしてましたね。
「調子次第で戦力になるのに！」と。
去年の躍進はこの両名がいなければ達せなかっただけに、もう来年以降に2008年の再現はなくなるんですね。

山口投手は今年数少ないチャンスで実力を発揮できなかったところや7月にはケガもありましたが、
自身のブログでひたすらファンに感謝するのコメントが胸を打ちました。
幸せ者です(2009/09/21)
オリックスに感謝(2009/10/03)

今年はエイプリル・フールでのブラックジョークで世間を騒がしてしまいましたが、
実際のところ、球速記録を持つ豪腕もブログを読んでると根が優しい人だったんだなという印象を受けました。
ぜひ、山口投手のブログ記事を読み返してみてください。


そして川越さん。。

松坂と投げ合った新人時代、
右ひじ手術など4年間の低迷、自身の15連敗も、
伊原さんからひたすらベンチで怒鳴られ続けていたことも、
ロッテ黒木と投げ合って760日ぶりに奪い取った勝利も、
2005～2007年の気迫あふれる開幕戦の試合も、
合併初年度の難しい時期をまとめる選手会長として仕事を全うされたことも、


（2006年11月30日放映のCX系「すぽると」より）

2007年の止まらない連敗を最後まで投げ抜いて止めてくれたことも、
2008年のＣＳ進出に向けて毎日投げてきたことも、
今年も変わらず試合前に声を掛けるファンに手を上げて応えていた事も、

・・全て忘れません。


（川越さんの連敗が止まったとき、本柳さんも泣いて喜んでましたね）


今は千尋や岸田が投手陣の柱ですが、
長い間、チームの苦しい時期も、チームの合併初年度からの難しい時期も、
自分の故障や不調を乗り越えて支えてきてくれた川越会長がオリックスの永遠のエースです。

本当に、今までありがとうという気持ちでいっぱいですね。

今後は、現役続行されるかどうか未定とのことですが、
他球団でプレーすることがあっても最大の敬意を払って見続けていきたいです。




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