奇跡が起きた。

今日のBs-YB戦。 みなと対決？B決戦？
Bs７ｘ－６YB。スコアはニッカン式で。

見どころ満載の試合でした。
テレビ観戦でしたが、正直「鳥肌」が立ってます。
プロってこういうことを言うんでしょうか。


【まずは9回裏の攻撃から】
　9回裏、オリックスの攻撃開始のときは、クルーンも出てきて3－6で敗色濃厚。
　球場のファンも、今日はクルーンが見れるで。ラッキーやなぁ。くらいの
気持ちになってたことでしょう。
投球練習での156kmの表示でスタンドから「おぉー」というどよめきが上がってました。
　ところが、思ったほどクルーンのストレートが今日はよくなかったようで。
　ストレートよりもフォーク中心だったような。

　YBクルーンには、去年のオールスターで、平野恵が必死に食らいついた印象はあったけど、今のBsメンバーみんながそこまでできるだろうか。
　そんな感じで見てました。
　あぁ連勝で止まるのか。ま、こんな日もあるさ。

それが。
9回の裏、オリックスの攻撃は。。。9番、日高に代わりまして、ショーゴマキター
平野恵に似たようなキャラがここにもいた。
そして、食らいついた。
打った後、１B上で「どうもです」「どうもです」と会釈する姿が、初々しい32歳。
この、礼儀正しさと、勝負強さ、度胸と、セールスポイントの声が高い！て。
いいキャラです。

次、むらまっちゃん。四球。
案外、クルーンのストレートは走っていなかったのかも。

次、塩崎。
ゆるい146km（!!）の変化球にキョトンとする塩Z。
あぁ、こんな打てそうにないオーラ出まくりじゃ、勝負きまっちゃうやん。
ところが、結構粘ったんだな。ファールファールで四球狙い、という解説。
それが自信もって見逃したはずが、かなり変化してストライク、三振。

次、水口さん。
アナウンスは「ここでゲッツーにならなければ、清原に回ってきます」
結果、しぶとくライト前。ゲッツーにならなかった。

ここで、バッターキヨ。ピッチャークルーン。
こういう対決こそがプロってヤツだったのか。

1球目。クルーンはストレート、キヨはフルスイング。空振り。
お。キヨは勝負に出た。クルーンは変化球で勝負しないんだ。

そして3球目。キヨのフルスイングがドンピシャ。
なんか、一瞬ボールはどこいった？くらいアナウンスも息を呑み、
スタンドの声も聞こえなかったような。

そして、打球は神戸の夜空へ消えた。。

逆転・満塁・サヨナラホームラン

　 　
オリックスにとっては営業的に。。。うんぬんはどうでもいい。
とにかく今日、Bsの一員であるキヨが打って勝ったことが素直にうれしい。

そして、こんな勝負をあの近所の神戸で起こったのが信じられない。
生観戦された方、ほんと良かったですね。
このチームが好きでよかった。

近鉄の残した、「ミラクル」の血がまだ残ってるんだろうか。
近鉄時代の北川以来の「逆転・満塁・サヨナラホームラン」
でもこのとき、BWファンだった自分はそのときの状況を喜べなかったけど。

いま、北川のあの時とは状況は違うけど、
僕にとってテレビ観戦ですが、劇的でした。感動。


【ほかも見どころありましたね】
　いつものキャラによる、いつものプレー。
　これも今思えば、おもしろネタでありました。

・ 戦列復帰のゴトー。サーパス復帰ままならないうちにBs昇格。
　そして、3回裏、今シーズン1号アーチ。
・ 塩Z三振ゲッツー。効率悪いぞ！
・ ちゃらを、6回表、ゴロを少しうまくさばいてセカンドへ見事な魔送球。　。。。　。。。。
・ 6回裏、谷パパの、不安的中のゲッツー。

・ 次の先発につながる7、8、9回の投球をした平野よしくん。
　いつもの負け完投かと思ってたら、勝ち投手に。よく投げた。
　てかこれを狙ってたの？勝カレーさん。


【神戸の劇的ホームラン】
夜空の下で野球をする、野球を観る。
そういえば、神戸での劇的ホームランということで、
こんな記事を紹介しておきます。

いつまでも神戸、天然芝、空の似合うところで、野球を楽しみたいという気持ちなんですが。

今日の勝利で、スカイマークにもいいことがあった。
今日は、それで満足です。

（追記）
言うの忘れてた。今日こそは、
キヨハラ～ありがとう
そして、仰木マジックは本物だったんだ。