この場所にオリックスの応援に来て、夢が破り去ったあの日からわずか5日後の今日、
朝8時から夕方6時まで、京セラドームにいました。
社会人野球、都市対抗大会ということで、今日は半分関係者として行ってきました。
いろいろ会社関係の挨拶もあり、接待もあり、何故か警備員の代わりに誘導したりとかしながら
理不尽な文句も言われつつ、急きょ決まった役割を淡々とボランティアで流しつつ、これもある意味仕事だから仕方ないもの。
もちろん強制参加、でも休日出勤扱いじゃない。ただし、優待券で入場できて1000円分の食事代は付いてる。
ただし、今日は観客が多すぎて、席もなく立ち見となり、売店の列もエグくて何も買えなかったけど。
さらに今日は社用車を運転していたのでビールも飲めなかったし。
そういう感じで、気がつけばいつもの「いてまえ魂」「青波魂」の幕があるあの位置から、野球を見ていました。
今日はさすがに会社関係で来てるので、いつもの望遠カメラじゃないけどね。
そういうわけで、第1試合は2万人以上の大応援団を引き連れてきた住友金属鹿島と三菱重工名古屋との対戦でした。
しかしさすが住金は気合十分。東京から新幹線チャーターしてグループ社員を集めてきてるようでしたし、
住金を顧客としている会社に対しては、何人動員したかをランク付けして営業点数をつけるという話もあったようで、
とにかく各社何としてでも動員人数を競争してたりしてました。うちの会社も東京からもバス2台で動員しましたし。
それができるように、試合の日程や組合わせは抽選と言いつつ、実際は前もってこの日曜日の第一試合になることもわかっていたようで、
その辺が企業の力関係を表しているというかなんというか。
(第2試合にNTT東日本、第3試合NTT西日本と動員数が多いグループ企業が連なっているところも)
とにかく、その住金の営業力というか政治力というか、動員人数は凄かったですね。
上段席は一周すべて、下段席も三菱名古屋がいる3塁側内野の一部以外、ぜんぶ住金の応援。
三菱名古屋はこんな感じ。ほんと住金の人数に圧倒されてました。
こういう状況になると、人数の少ないほうを応援したくなる性なんですがw
ただ、住金鹿島のチーム名、鹿島BlueWingsなんですよね。・・・BWですか。
まぁ西武のチアの名前もBlueWindsだったりしますけど。
そんな中、密かにオリックスもBsショップをアピールしてたり。
試合は私が係員をしてる序盤の間に住金が3点先制。
三菱名古屋もランナーを貯めるものの、決め手に欠けて1点どまり。
そして、中押しとなる追加点を6回表に入れて5-1。試合は住金ペースかと思ったんですが・・
7回裏、三菱が2アウト満塁までチャンスを作るも・・・
追加点ならず。
三菱も7回以降は粘りを見せてなんとか終盤の逆転のチャンスを伺いたいところ。
と、8回裏に1死から微妙に制球を乱した相手投手からチャンスが。
住金コーチ阿波野登場。
粘られた挙句、3点を返されて勝負の行方がわからなくなり・・
ただし同点まで至らず。
これが追いつかない程度の怒涛の反撃というヤツか・・
ただし9回裏、三菱の攻撃は2死1・3塁から、ワイルドピッチで同点か!と思われたところ
バッターの足に直接当たったということでデッドボールの判定となり、ランナー生還ならず。
結局、住金は逃げ切りに成功。そういう際どい試合内容でした。
(住金鹿島5-4三菱名古屋)
住金鹿島は、9回裏ランナー2塁と同点のピンチの場面でも、外野は定位置で前進守備のシフトを取らず、
それが幸いして飛球を取ったりというところからも守備の堅いチームをうかがわせました。
そして第二試合は、四国銀行(高知)-NTT東日本(東京)
私は今度は四国銀行の応援に動員されることに。
そして今度はNTT東日本が2万人の大観衆を動員という逆の立場に。
序盤はNTTのホームランで先制。
対して四国銀行は6回までノーヒットという厳しい展開。
こちらは高知のよさこい。
NTTも御輿を担いだり、琉球舞踊?が披露されるなど、まさにお祭りモードのスタンド。
ようやく四国銀行にヒットが出たのが6回。
しかし、ここでNTTはピッチャー交代。わずか1安打で引っ込められるという選手層の厚さと厳しさが感じられるNTT東日本。
それが裏目に出たか、四国銀行は代わり端の相手投手を攻めて1-1の同点に。
対して四国銀行は絶対的エース、東出投手が踏ん張っていましたが、
同点となった直後の7回表にノーアウトからランナーを許し・・
見事なスクイズで勝ち越しを許す展開に。(四銀1-2NTT)
結構この1点を取るために動く作戦というのは面白いですね。
さすが10年連続都市対抗に出ているだけある四銀も粘り強い応援が続けられ、
7回裏を抑えられ、厳しい展開に追い込まれるも・・
6番打者赤松選手の執念のホームランで同点に。
(四銀2-2NTT東日本)
最後まで粘りを見せる東出投手。
試合は延長にもつれ込んだわけですが・・
10回表、NTTは底力ともいえる集中攻撃。
疲れによる制球の乱れが垣間見えた東出を捕らえ、2点を追加。
ロースコアの痺れる展開は、NTT東日本が制しました。
それでも最後まで東出投手が投げたあたり、絶大な信頼があったんでしょうね。
(四国銀行2-4NTT東日本)
2試合ともに際どい勝負で、試合としても十分楽しめる内容でした。
さらに、こういう形で社員が一致団結して取り組むところを見ると、ほんとに地方のお祭りそのものですね。
青森のねぶた祭も各企業(JRとかNTTとか)がこぞって立派な見世物を作ってましたし。
そして、お祭りは阿波踊りじゃないけど、見るだけより参加するのが一番ですしね。
応援するならあの和の中に入って本気になるのが大変ながら一番楽しいわけですし。
そういう意味で、こういうことができる会社って羨ましいって思った次第です。
これが本業で無いから、ほんと大変なんでしょうけど。
私の会社もかつてアメフトのチームがありましたが、無くなってしまっただけに尚更。
なんか単純に野球を観戦するだけでなく、いろんな感情が交錯したような、
京セラドームで過ごした長い一日でした。
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お気持ちとお時間に余裕がありましたら。
朝8時から夕方6時まで、京セラドームにいました。
社会人野球、都市対抗大会ということで、今日は半分関係者として行ってきました。
いろいろ会社関係の挨拶もあり、接待もあり、何故か警備員の代わりに誘導したりとかしながら
理不尽な文句も言われつつ、急きょ決まった役割を淡々とボランティアで流しつつ、これもある意味仕事だから仕方ないもの。
もちろん強制参加、でも休日出勤扱いじゃない。ただし、優待券で入場できて1000円分の食事代は付いてる。
ただし、今日は観客が多すぎて、席もなく立ち見となり、売店の列もエグくて何も買えなかったけど。
さらに今日は社用車を運転していたのでビールも飲めなかったし。
そういう感じで、気がつけばいつもの「いてまえ魂」「青波魂」の幕があるあの位置から、野球を見ていました。
今日はさすがに会社関係で来てるので、いつもの望遠カメラじゃないけどね。
そういうわけで、第1試合は2万人以上の大応援団を引き連れてきた住友金属鹿島と三菱重工名古屋との対戦でした。
しかしさすが住金は気合十分。東京から新幹線チャーターしてグループ社員を集めてきてるようでしたし、
住金を顧客としている会社に対しては、何人動員したかをランク付けして営業点数をつけるという話もあったようで、
とにかく各社何としてでも動員人数を競争してたりしてました。うちの会社も東京からもバス2台で動員しましたし。
その辺が企業の力関係を表しているというかなんというか。
(第2試合にNTT東日本、第3試合NTT西日本と動員数が多いグループ企業が連なっているところも)
とにかく、その住金の営業力というか政治力というか、動員人数は凄かったですね。
上段席は一周すべて、下段席も三菱名古屋がいる3塁側内野の一部以外、ぜんぶ住金の応援。
三菱名古屋はこんな感じ。ほんと住金の人数に圧倒されてました。
こういう状況になると、人数の少ないほうを応援したくなる性なんですがw
ただ、住金鹿島のチーム名、鹿島BlueWingsなんですよね。・・・BWですか。
まぁ西武のチアの名前もBlueWindsだったりしますけど。
そんな中、密かにオリックスもBsショップをアピールしてたり。
試合は私が係員をしてる序盤の間に住金が3点先制。
三菱名古屋もランナーを貯めるものの、決め手に欠けて1点どまり。
そして、中押しとなる追加点を6回表に入れて5-1。試合は住金ペースかと思ったんですが・・
7回裏、三菱が2アウト満塁までチャンスを作るも・・・
追加点ならず。
三菱も7回以降は粘りを見せてなんとか終盤の逆転のチャンスを伺いたいところ。
と、8回裏に1死から微妙に制球を乱した相手投手からチャンスが。
住金コーチ阿波野登場。
粘られた挙句、3点を返されて勝負の行方がわからなくなり・・
ただし同点まで至らず。
これが追いつかない程度の怒涛の反撃というヤツか・・
ただし9回裏、三菱の攻撃は2死1・3塁から、ワイルドピッチで同点か!と思われたところ
バッターの足に直接当たったということでデッドボールの判定となり、ランナー生還ならず。
結局、住金は逃げ切りに成功。そういう際どい試合内容でした。
(住金鹿島5-4三菱名古屋)
住金鹿島は、9回裏ランナー2塁と同点のピンチの場面でも、外野は定位置で前進守備のシフトを取らず、
それが幸いして飛球を取ったりというところからも守備の堅いチームをうかがわせました。
そして第二試合は、四国銀行(高知)-NTT東日本(東京)
私は今度は四国銀行の応援に動員されることに。
そして今度はNTT東日本が2万人の大観衆を動員という逆の立場に。
序盤はNTTのホームランで先制。
対して四国銀行は6回までノーヒットという厳しい展開。
こちらは高知のよさこい。
NTTも御輿を担いだり、琉球舞踊?が披露されるなど、まさにお祭りモードのスタンド。
ようやく四国銀行にヒットが出たのが6回。
しかし、ここでNTTはピッチャー交代。わずか1安打で引っ込められるという選手層の厚さと厳しさが感じられるNTT東日本。
それが裏目に出たか、四国銀行は代わり端の相手投手を攻めて1-1の同点に。
対して四国銀行は絶対的エース、東出投手が踏ん張っていましたが、
同点となった直後の7回表にノーアウトからランナーを許し・・
見事なスクイズで勝ち越しを許す展開に。(四銀1-2NTT)
結構この1点を取るために動く作戦というのは面白いですね。
さすが10年連続都市対抗に出ているだけある四銀も粘り強い応援が続けられ、
7回裏を抑えられ、厳しい展開に追い込まれるも・・
6番打者赤松選手の執念のホームランで同点に。
(四銀2-2NTT東日本)
最後まで粘りを見せる東出投手。
試合は延長にもつれ込んだわけですが・・
10回表、NTTは底力ともいえる集中攻撃。
疲れによる制球の乱れが垣間見えた東出を捕らえ、2点を追加。
ロースコアの痺れる展開は、NTT東日本が制しました。
それでも最後まで東出投手が投げたあたり、絶大な信頼があったんでしょうね。
(四国銀行2-4NTT東日本)
2試合ともに際どい勝負で、試合としても十分楽しめる内容でした。
さらに、こういう形で社員が一致団結して取り組むところを見ると、ほんとに地方のお祭りそのものですね。
青森のねぶた祭も各企業(JRとかNTTとか)がこぞって立派な見世物を作ってましたし。
そして、お祭りは阿波踊りじゃないけど、見るだけより参加するのが一番ですしね。
応援するならあの和の中に入って本気になるのが大変ながら一番楽しいわけですし。
そういう意味で、こういうことができる会社って羨ましいって思った次第です。
これが本業で無いから、ほんと大変なんでしょうけど。
私の会社もかつてアメフトのチームがありましたが、無くなってしまっただけに尚更。
なんか単純に野球を観戦するだけでなく、いろんな感情が交錯したような、
京セラドームで過ごした長い一日でした。
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お気持ちとお時間に余裕がありましたら。
バスで東京から大阪往復の方は大変ですね。