風に乗れ -Winddriven Current-

ワイヤーフォックステリアのナイトさんとORIXを応援する日々
“Challenge Together @KOBE”

リーマンナイトは長い夜 #2

2012-04-19 | Bs現場レポ2012 
今日は球審佐藤というだけで、グダグダな試合になることが予想できたのですが、案の定ってとこでしょうか。
球筋が綺麗な(ルーキー時代の川越とか阿南みたいな)投手なら、ストライクを取ってくれる審判なのですが、
西のような「だいたい」のコントロールで真っ向勝負するタイプは相性が悪く、崩されやすい傾向にあります。
しかし、今日の西はリズムが崩れた影響もありますが、ことごとく甘く入った球を打たれてるので、審判の所為にすることはできませんね。
ミンチェは論外。

さて。前日4月18日の試合は、サラリーマン応援デーとして、試合後にベースランニングが開催されました。
社会人限定の参加無料。

せっかくですし、これを楽しみに会社を抜け出してきたわけですが、
護がなかなか試合を締められず、ようやく始まったのが午後10時過ぎでした。

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今日10時に提出しなきゃいけない見積書を届けに、これから堺に行かなきゃいけないっていうのに、
急に別件で8時半に尼崎に来てくれって電話が。そこで打ち合わせをしなきゃいけなくなってしまいました。
通話中にも着信が2件入ってるし全く・・

しかし、その尼崎の会社の担当者が渋滞で遅れているだと?
堺に行くため、今回の尼崎の打ち合わせは断るべきか。でも、断ると会社に報告するのに面倒だし。
あぁもうどうしよう・・ていう迷いも全て自分の腹の中で消化しながら、
断るなんざできるか!全てこなしてやる!とう意気込みで1人テンションを上げ・・



スーツ姿にネクタイ締めてビジネスバッグを片手に革靴で踏み込むバッターボックス。
いざ、相手の社長に調査して計算した報告書と見積りを持って勝負に挑むとき。

さぁ、とにかく今目の前の勝負に打ち勝つため・・




走る!


リーマンだって、体力勝負。
いや、うちらは会社の犬かもしれんけど、自分の力で動かなければ、自分がミスしてしまえば会社も一緒に倒れてしまう、
もはや各個人が手を動かしながらも負わされる責任は果てしなく大きく・・。
黙って限られた時間を過ごせば給料がある、そんな甘い世界ではないのだ・・・
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そんな感情があったかなかったか、
走ってる間はひたすら息を切らしながら次の塁を目指し、気がつけばあっという間にホームを駆け抜けていました。
なかなか気持ちよかったものです。

と同時に、自分達とは全く違う世界で日々勝負に挑み仕事をする人たちの職場であるこのフィールドに
足を踏み入れたのは、ちょっと新鮮でした。
世界は違えど、職業として稼ぐために勝負をしているのは同じなのかもしれませんが。

そういう意味で、野球を職業とする人の本音が描かれた対談記事がありましたので紹介しておきます。
ほぼ日刊イトイ新聞-野球の人。~田口壮、21年目の選択~

野球選手って個人事業主でありながら、チームがないと仕事ができない立場の難しさもありますね。










ビールをたらふく飲んで、ネクタイを鉢巻にしておどける酔っ払いのリーマンも、
ハイヒールを手にストッキングで駆け抜けるOLも、皆笑顔でしたね。

オリックス野球クラブさん、いい企画をありがとう。

そういうわけで、リーマンのベーラン報告でした。


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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。


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