まだ梅雨も明けてない頃だった、7月3日(日)の神戸サブ球場。
ちょうど大阪では「大坂夏の陣3日目」のオリックス-福岡ソフトバンクが行われていた日です。
雨が降ったり止んだりの神戸でも、ウエスタンリーグ(2軍)でオリックス-福岡ソフトバンクの一戦が行われていました。
せっかくなので、日曜日の午後、実家で昼食を取って所用を済ませた後、原付バイクで総合運動公園へ駆け寄ってみました。
試合はすでに5回の攻防。
仔牛どもがそれなりに元気に動き回っていますね。
ただ・・
どうも先発は小林賢司だったんですが、1回持たずに9失点の大炎上。
右肩を脱臼し手術をするなど色々大変だったわけですが、相手も野球を職業として生活を掛けたプロ。
かつての自身の最も調子いい状態よりも更にレベルアップしていかなければ通用しないってことなんでしょうね。
その故障明けに公式戦で登板できたことをプラスと捉えるか、こんな散々な結果ではどうしようもないと突き放されるか。
長い間ケガに苦しんだ柴田誠也や吉良、仁藤が切られていったことを思うと、かなり瀬戸際に来ているということを思い浮かんでしまいます。
まだシーズン半ばに差し掛かったところなのに。
その後受け継いだ甲斐は久々の登板も無失点。
前田裕二は、去年は貴重な左腕セットアッパーとしての期待が高まるも、今年は2年目のジンクスでケガと制球難に苦しんでるようです。
この日も、アウトは簡単に取るものの、ホームランや連打などで簡単に失点してしまうところも見受けられました。
そして気になるのがこの人。
雨に打たれ弱~い、雨男。
本人のブログも少し元気が無かった頃。
ちょうど親友の方が亡くなったとかで、気落ちしてたみたいです。
プロは見られてなんぼの商売。
よく、一般社会ならミスをすれば責められて当然とかいう言葉を使われるわけですが、それは上司と部下との間での話。
部下のミスで顧客に迷惑を掛けたとしても、責任は会社であり、上司が負うものなのです。
よっぽどの違法行為や犯罪クラスでないと、末端の部下が新聞上で取り上げられることはないものです。
そして、どんな理由であれ、結果主義であり、常に結果を出し続けないといけないし、
結果を出し続けていてもミスを1つしたら非難の嵐。
ただ、非難をする側は、名前も顔も見えない不特定大多数の影に過ぎず、
その影たちにとっては、ただの気晴らし程度のことなのかもしれないし、
選手のミスで、チームの敗戦で生活に支障を来たすほど心にダメージを与えているのかもしれない。
そうやって、テレビで新聞上で大多数の顧客から直接責められる商売なんですよね。
でも、非難すらされなくなっちゃ、本当に終わりなんですよね。
チームの1つの駒として生きるか死ぬか、変わりは探せばいくらでもいる。
そういう商売に対して、労働基準法に守られ、たかだか給与の1割の増減もない成果主義に文句を言ってる程度の
サラリーマンは、まだまだぬるま湯の中だと感じることもままあります。
私自身も、その道のプロとして先を見据えなきゃいけない時期に来てるわけです。
特にね、1軍の最前線にいた選手が2軍に燻ってる様を見ると、そういう実感が高まったりします。
この日は本当に晴れたかと思うと豪雨が降ったりと、変な天気でした。
こちらは高卒1年目の期待の星、塚原投手。
先輩方が、ケガや結果を残せずに苦しんでいる中、実戦登板が増えてきています。
どことなく、風貌が小松投手に似てますね。
この日、ようやく反撃できたのは、辻-野中の連打での得点。
移籍組は去年から本当に増えましたが、あまり目立ってない2名。
ここに来て野中の打撃の調子が上がってきたようです。
そして、つっちゃんも先日伊藤捕手に代わって昇格。
今年のシーズン当初は、キャッチャーとして期待されていなかったのかライトを守ったりしてましたが、
今こそないチャンスを生かせるか、ほんと伊藤捕手が戻ってくるまでの10日間が勝負だと思います。
そして、最も土砂降りの中投げていたのは・・
かつての守護神、D-kat。
ここ2ヶ月ほどは、制球も球速も安定してきましたが、いかんせん1軍首脳陣からの信頼は勝ち取れてない様子。
1軍も西武、ハムとの連戦では、中継陣の誤算が相次いだだけに、ここは一度だけでもチャンスがないものでしょうか。
一番彼の持ち味であるナックル・カーブも、もはやヤクルトの舘山投手の代名詞になっていますが、
その元祖として、球界を沸かせる時を楽しみにしたいものです。
(ただし、制球難のナックル・カーブを確実に捕球できる能力があるのが日高だけというのも、難儀なところです)
そして、この試合もっとも良かったのは、最終回、4年目の丹羽が綺麗に左中間を破る2ベースを打ったこと。
去年はケガでもないのに2軍の試合に出る機会も少なく、なかなかヒットを打つことの難しさを感じたものです。
この年にして秋季キャンプにも呼ばれなかったこともあり、指揮官の著書にも
『1軍レベルで通用する見込みのない選手は、その選手自身のため、次の人性のためにも早く見切りを付けるべき』
との考えが書かれていたことから、もう勝負どころなのかな、と思ってたものです。
元気そうで何よりじゃないですか。
もちろん、チームがボロ負けしてるのに、ちょっと嬉しそうな表情をしてるは、
1軍の試合で勝敗の責任を負わされる立場になるに至ってないんでしょうけど。
Bs 2 - 12 Hawks
結局、無死2塁のチャンスも、この後の駿太、三俣が三振に倒れて得点できずにゲームセット。
ファミスタならコールドゲームの大敗でした。
ん~。確かにチームは劇的に若返ったのですが、高卒あがりの若い選手とベテラン選手の二極化が進んでいます。
1軍の戦力に補填できる人材が、ここにいるのかと言われれば・・・。
ゴンゾー!もうひと踏ん張りしてみい。
にほんブログ村
お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
ちょうど大阪では「大坂夏の陣3日目」のオリックス-福岡ソフトバンクが行われていた日です。
雨が降ったり止んだりの神戸でも、ウエスタンリーグ(2軍)でオリックス-福岡ソフトバンクの一戦が行われていました。
せっかくなので、日曜日の午後、実家で昼食を取って所用を済ませた後、原付バイクで総合運動公園へ駆け寄ってみました。
試合はすでに5回の攻防。
仔牛どもがそれなりに元気に動き回っていますね。
ただ・・
どうも先発は小林賢司だったんですが、1回持たずに9失点の大炎上。
右肩を脱臼し手術をするなど色々大変だったわけですが、相手も野球を職業として生活を掛けたプロ。
かつての自身の最も調子いい状態よりも更にレベルアップしていかなければ通用しないってことなんでしょうね。
その故障明けに公式戦で登板できたことをプラスと捉えるか、こんな散々な結果ではどうしようもないと突き放されるか。
長い間ケガに苦しんだ柴田誠也や吉良、仁藤が切られていったことを思うと、かなり瀬戸際に来ているということを思い浮かんでしまいます。
まだシーズン半ばに差し掛かったところなのに。
その後受け継いだ甲斐は久々の登板も無失点。
前田裕二は、去年は貴重な左腕セットアッパーとしての期待が高まるも、今年は2年目のジンクスでケガと制球難に苦しんでるようです。
この日も、アウトは簡単に取るものの、ホームランや連打などで簡単に失点してしまうところも見受けられました。
そして気になるのがこの人。
雨に打たれ弱~い、雨男。
本人のブログも少し元気が無かった頃。
ちょうど親友の方が亡くなったとかで、気落ちしてたみたいです。
プロは見られてなんぼの商売。
よく、一般社会ならミスをすれば責められて当然とかいう言葉を使われるわけですが、それは上司と部下との間での話。
部下のミスで顧客に迷惑を掛けたとしても、責任は会社であり、上司が負うものなのです。
よっぽどの違法行為や犯罪クラスでないと、末端の部下が新聞上で取り上げられることはないものです。
そして、どんな理由であれ、結果主義であり、常に結果を出し続けないといけないし、
結果を出し続けていてもミスを1つしたら非難の嵐。
ただ、非難をする側は、名前も顔も見えない不特定大多数の影に過ぎず、
その影たちにとっては、ただの気晴らし程度のことなのかもしれないし、
選手のミスで、チームの敗戦で生活に支障を来たすほど心にダメージを与えているのかもしれない。
そうやって、テレビで新聞上で大多数の顧客から直接責められる商売なんですよね。
でも、非難すらされなくなっちゃ、本当に終わりなんですよね。
チームの1つの駒として生きるか死ぬか、変わりは探せばいくらでもいる。
そういう商売に対して、労働基準法に守られ、たかだか給与の1割の増減もない成果主義に文句を言ってる程度の
サラリーマンは、まだまだぬるま湯の中だと感じることもままあります。
私自身も、その道のプロとして先を見据えなきゃいけない時期に来てるわけです。
特にね、1軍の最前線にいた選手が2軍に燻ってる様を見ると、そういう実感が高まったりします。
この日は本当に晴れたかと思うと豪雨が降ったりと、変な天気でした。
こちらは高卒1年目の期待の星、塚原投手。
先輩方が、ケガや結果を残せずに苦しんでいる中、実戦登板が増えてきています。
どことなく、風貌が小松投手に似てますね。
この日、ようやく反撃できたのは、辻-野中の連打での得点。
移籍組は去年から本当に増えましたが、あまり目立ってない2名。
ここに来て野中の打撃の調子が上がってきたようです。
そして、つっちゃんも先日伊藤捕手に代わって昇格。
今年のシーズン当初は、キャッチャーとして期待されていなかったのかライトを守ったりしてましたが、
今こそないチャンスを生かせるか、ほんと伊藤捕手が戻ってくるまでの10日間が勝負だと思います。
そして、最も土砂降りの中投げていたのは・・
かつての守護神、D-kat。
ここ2ヶ月ほどは、制球も球速も安定してきましたが、いかんせん1軍首脳陣からの信頼は勝ち取れてない様子。
1軍も西武、ハムとの連戦では、中継陣の誤算が相次いだだけに、ここは一度だけでもチャンスがないものでしょうか。
一番彼の持ち味であるナックル・カーブも、もはやヤクルトの舘山投手の代名詞になっていますが、
その元祖として、球界を沸かせる時を楽しみにしたいものです。
(ただし、制球難のナックル・カーブを確実に捕球できる能力があるのが日高だけというのも、難儀なところです)
そして、この試合もっとも良かったのは、最終回、4年目の丹羽が綺麗に左中間を破る2ベースを打ったこと。
去年はケガでもないのに2軍の試合に出る機会も少なく、なかなかヒットを打つことの難しさを感じたものです。
この年にして秋季キャンプにも呼ばれなかったこともあり、指揮官の著書にも
『1軍レベルで通用する見込みのない選手は、その選手自身のため、次の人性のためにも早く見切りを付けるべき』
との考えが書かれていたことから、もう勝負どころなのかな、と思ってたものです。
元気そうで何よりじゃないですか。
もちろん、チームがボロ負けしてるのに、ちょっと嬉しそうな表情をしてるは、
1軍の試合で勝敗の責任を負わされる立場になるに至ってないんでしょうけど。
Bs 2 - 12 Hawks
結局、無死2塁のチャンスも、この後の駿太、三俣が三振に倒れて得点できずにゲームセット。
ファミスタならコールドゲームの大敗でした。
ん~。確かにチームは劇的に若返ったのですが、高卒あがりの若い選手とベテラン選手の二極化が進んでいます。
1軍の戦力に補填できる人材が、ここにいるのかと言われれば・・・。
ゴンゾー!もうひと踏ん張りしてみい。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
もし機会がありましたら、神戸サブ球場や北神戸あじさいスタジアムでのまったりとした観戦も味わってみてくださいね。
前回の記事についてのコメント、ありがとうございます。
野球が活発な関西では阪神ファンが多いのはもちろんですが、他の11球団のファンもいますし、
阪急・近鉄から長くオリックスの応援を続けてるファンもいるんですよね。
最近は、オリックス球団のファンサービスが12球団一だということで、注目も浴びるようになりましたし、
イベントも活発ですから、それに乗じて楽しく応援を続けていきたいと思います。
なかなか一軍の調子が落ちていて苦しいところですが、ここから踏ん張ってもらいたいですね。
なかなかないので、貴重な情報として、
いつも楽しく拝見させて頂いております。
そうそう
雑誌のオリックスファンの件ですが、
私は一昨年から、無料券を頂き観に行った
ことをきっかけに応援しています。
それまで、野球観戦に縁遠かったのと、
生まれが愛媛(←家族は巨人ファン)で、
大学で関西に出てきて、阪神中心に
スポーツニュースがまわってるのに
驚き&奇妙に感じるとともに、
帰省する度、「阪神勝ってよかったね!」と
大阪在住=阪神ファンみたいに思われるのが
ず~っと嫌でした。
そんなモヤモヤが続いていたなか、
巡り合ったのがオリックス
今は楽しく応援させてもらってます。
阪神ファンのように、シマの応援服着て、
大阪市内を闊歩できませんが、球場では
バックに忍ばせたメガホンをそそくさと
出して、これからも声援します。
よろしくおねがいしま~す。
日高も日焼けで真っ黒になって挑んでいるのですが・・
大輔は一長一短があり、調子の波もありますし、チームの将来を託すことができるかどうかは首脳陣の考え次第ってとこでしょうか。
少なくともコバマサと比べたら勝ってると思うんですけどね~。
>制球難のナックル・カーブを確実に捕球できる能力があるのが日高だけというのも、難儀なところです
→笑えます