まだストーブリーグの話題には早いんですが。
でもちょっと大石監督の去就について、いろいろ噂が立っているので自分なりに思ってることをまとめます。
思えば1989年にオリックス球団が誕生して以来、
阪急時代から引き継いだ上田監督は別として、土井、仰木、石毛、レオン、伊原、中村、コリンズと
皆、監督就任はヘッドハンティングだったんですよね。
それに対して、近鉄の守備・走塁コーチを務め上げ、合併後はそのままサーパスチーフコーチへ、
加藤英司の体調不良により急遽サーパス監督代行、そしてサーパス監督、
その後オリックスヘッドコーチを経てコリンズ辞任に伴い急遽監督代行、そして現監督。
今までキャンプでの鬼コーチ役、そして二軍での若手育成を経て、
たたき上げで監督になったのは大石大二郎がオリックス球団至上初めてということになります。
サーパスでもオリックスでも急遽監督代行に指名されるなど、
常にアクシデントと隣り合わせ、その尻拭い役みたいなところを引き受ける役回りだったんですね。
そして満を持して迎えた今季も、まるで神に見放されたような怪我人の続出と負け方ばかりで。
オープン戦・シーズン序盤から小瀬・フェルナンデス骨折、阿部離脱、伊藤は今季絶望、
4月は平野の逆流性食道炎、カブレラ骨折
5月は岸田離脱、ローズ骨折、後藤離脱
6月は下山離脱、
7月は日高離脱、菊地原捻挫、ラロッカ骨折、
8月は下山再度離脱、小瀬捻挫
9月に入って大引骨折
その他、フェルナンデスは常に不振。
これまで活躍していた香月・菊地原・清水・大久保・加藤・川越・本柳もイマイチ。
このチーム状況の中、責任を取らされて大石が放出されると、まさに尻拭いもいいところ。
実際グッチや岡田、一輝は大石サーパスで育てられたわけですし、
下山も中村政権下では常にサーパス暮らしでしたが、そこで大石が鍛え上げた成果が今にあるともいえます。
キャンプ時には相川をズタボロにしごいていた印象がありますし。
オリックス球団で唯一、コーチを歴任し、たたき上げで監督になった人材。
コーチ陣をまとめ、若手の頃からの選手をよく知ってるだけに、このままチームから放してしまうのは惜しいんですよね。
ただし。苦手に見える投手起用やその他戦略に関しては、
いいアドバイスのできる人物を脇において大石をなんとか育てて欲しいという思いがあります。
積極的に動く采配は中村・コリンズの時よりは面白いと思ってるんですよ。
今年に関しては、去年と人が入れ替わってることもあって、動けば動くほど空回り。
特に監督のモットーとする走塁や小技の戦略が、ことごとく選手がミスをして失敗に終わってるんですよね。
中継陣が崩壊してる状況で金子をストッパーに回すというのは、積極的で面白い考えだと思ってます。
ただし、ストッパーに限らず、接戦なら使わないと金子に渡す前に大量失点になってしまいますが。
その辺は、登板間隔を見ながらの起用にするしかないんでしょう。
で、言いたいことをまとめますと、
石毛や伊原みたく頭だけ取ってきたような人らと一緒にすんな。
大石は合併球団創設時から5年かけてオリックスを支えてきた人ですよ。
要は辛抱できるかどうか。
ただ今年の失敗で辞めろ辞めろとだけ言っていると、結局石毛時代から何も変わってないじゃないか、と思った次第。
そして、名前だけ挙げて根も葉もない記事に踊らされないようにしたいと思います。
どんでん氏「答えようがないやん」(デイリー)
本人に聞いたら何も知らん、というだけでこんな記事にすんなや。
とにかく、今は最後までチームを応援すること、
ただ育成モードなのであまり勝敗の数に執着しすぎないように見ていこうと思います。
当ブログの2009年の野球観戦記はこちら。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・・。
でもちょっと大石監督の去就について、いろいろ噂が立っているので自分なりに思ってることをまとめます。
思えば1989年にオリックス球団が誕生して以来、
阪急時代から引き継いだ上田監督は別として、土井、仰木、石毛、レオン、伊原、中村、コリンズと
皆、監督就任はヘッドハンティングだったんですよね。
それに対して、近鉄の守備・走塁コーチを務め上げ、合併後はそのままサーパスチーフコーチへ、
加藤英司の体調不良により急遽サーパス監督代行、そしてサーパス監督、
その後オリックスヘッドコーチを経てコリンズ辞任に伴い急遽監督代行、そして現監督。
今までキャンプでの鬼コーチ役、そして二軍での若手育成を経て、
たたき上げで監督になったのは大石大二郎がオリックス球団至上初めてということになります。
サーパスでもオリックスでも急遽監督代行に指名されるなど、
常にアクシデントと隣り合わせ、その尻拭い役みたいなところを引き受ける役回りだったんですね。
そして満を持して迎えた今季も、まるで神に見放されたような怪我人の続出と負け方ばかりで。
オープン戦・シーズン序盤から小瀬・フェルナンデス骨折、阿部離脱、伊藤は今季絶望、
4月は平野の逆流性食道炎、カブレラ骨折
5月は岸田離脱、ローズ骨折、後藤離脱
6月は下山離脱、
7月は日高離脱、菊地原捻挫、ラロッカ骨折、
8月は下山再度離脱、小瀬捻挫
9月に入って大引骨折
その他、フェルナンデスは常に不振。
これまで活躍していた香月・菊地原・清水・大久保・加藤・川越・本柳もイマイチ。
このチーム状況の中、責任を取らされて大石が放出されると、まさに尻拭いもいいところ。
実際グッチや岡田、一輝は大石サーパスで育てられたわけですし、
下山も中村政権下では常にサーパス暮らしでしたが、そこで大石が鍛え上げた成果が今にあるともいえます。
キャンプ時には相川をズタボロにしごいていた印象がありますし。
オリックス球団で唯一、コーチを歴任し、たたき上げで監督になった人材。
コーチ陣をまとめ、若手の頃からの選手をよく知ってるだけに、このままチームから放してしまうのは惜しいんですよね。
ただし。苦手に見える投手起用やその他戦略に関しては、
いいアドバイスのできる人物を脇において大石をなんとか育てて欲しいという思いがあります。
積極的に動く采配は中村・コリンズの時よりは面白いと思ってるんですよ。
今年に関しては、去年と人が入れ替わってることもあって、動けば動くほど空回り。
特に監督のモットーとする走塁や小技の戦略が、ことごとく選手がミスをして失敗に終わってるんですよね。
中継陣が崩壊してる状況で金子をストッパーに回すというのは、積極的で面白い考えだと思ってます。
ただし、ストッパーに限らず、接戦なら使わないと金子に渡す前に大量失点になってしまいますが。
その辺は、登板間隔を見ながらの起用にするしかないんでしょう。
で、言いたいことをまとめますと、
石毛や伊原みたく頭だけ取ってきたような人らと一緒にすんな。
大石は合併球団創設時から5年かけてオリックスを支えてきた人ですよ。
要は辛抱できるかどうか。
ただ今年の失敗で辞めろ辞めろとだけ言っていると、結局石毛時代から何も変わってないじゃないか、と思った次第。
そして、名前だけ挙げて根も葉もない記事に踊らされないようにしたいと思います。
どんでん氏「答えようがないやん」(デイリー)
本人に聞いたら何も知らん、というだけでこんな記事にすんなや。
とにかく、今は最後までチームを応援すること、
ただ育成モードなのであまり勝敗の数に執着しすぎないように見ていこうと思います。
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まぁ投手コーチの影響もあるでしょうが、野茂コーチが何の役にも立たなかったことも残念でなりません。
昨年は10勝カルテットだ投手王国だ大石万歳だと喜んだ人たちも、こんなに早く見切りをつけるとはねぇ。
これで首脳陣の体制が変わるとなると、監督がチーム内で降格というのはあり得ないでしょう。
おそらく大石さんは退団になってしまいます。
そこを一番心配してます。
二軍に残ってまた将来の監督候補となるなら話は別ですよ。
またコーチ陣も一新となると2005年の仰木監督時代から築かれてきた体制が一からやり直し。
サーパスヘッドコーチから将来の監督候補であったはずの大石さんも
度重なるアクシデントで監督になる時期が早まったのがそもそも誤算だったのかもしれません。
まあ全てを投げ出した前監督よりは、こんな体制でも戦い続けてるわけですからね。
稚拙な考えかもしれませんが、
このチームの欠点は、フロントの考えと、現場の考えがまとまっていないことじゃないですかね。
大石さんにせよ、前任のコリンズさんにせよ、機動力野球を得意もしくは重視する現場に対して、カブレラだ、フェルナンデスだと、取ってくる選手は現場の思いに逆行してるような気がしてなりません。
現場とフロントが一体にならなければ、誰が監督になっても、また同じことを繰り返すような気がします。
私も大石さんに続投してもらいたい派です。
2006年の大石さんが監督をしていたサーパスは例年に無くウエスタンの優勝争いをするほど強かったんですよね。
外国人に頼らず、若い選手がエラーはしても伸び伸びと野球をして
フィールドを駆け回ってたチームが一番似合っていたように思います。
今の外国人を並べる戦法は、本当に大石さんが望んでやってるのか?本心を聞いてみたいですよね。
フロントのチーム編成については、本部長が9/22に京セラDで講演を行うそうなので、
それを聞けば良いのかも知れませんが・・。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/sportsjobnetwork/article/489
確かにラロッカ・ローズ・カブレラの獲得は良かった面もあるんですけど、
セラフィニ・ボーグルソン・フェルナンデスなどの失敗もありますよね。
また、今の構成はちょっと監督経験の浅い大石さんに渡すにはバランスが悪すぎたように思います。