永遠に続け！笑いと涙のパ・リーグ劇場～東西対抗（その３・応援2次会編）

♪おさかなくわえたマドロ～ック、追いかけ～て～
　裸足で　かけてく　陽気な有藤

そんな試合中に流れた応援歌よりもさらに濃い内容で
2次会スタート!!


■切込み役はホークス応援団。



南海時代の主力、僕のツボは大野久。
あとホークスの永遠の4番といえば門田！

南海プレーヤーといえば、今年まさかの戦力外、そして来年は読売に行ってしまうけど
大道に対しては、ホークスで頑張ってくれたことを称える応援歌合唱!!

逆に、同じく今年限りとなってしまった鳥越に対しては、
暖かい目でありながらも、心を鬼にして「働け!働け!トーリゴエ!!」コール。

城島は、「帰ってきてくれジョージマ！」の3コール、
井口には「帰ってきてくださいイグチ！」の3コール、でした。



■西武応援団


キヨハラマーチくらいはなんとか盛り上げることで精一杯。
西武嫌いな人は多いけど、でもここはみんなで盛り上がることはできました。
リード役はよくやったと思います。



■ファイターズ



まずは日本一、おめでとーっ!!というノリでスタート。
でも、リード役の「とくにオリックスさん、ありがとうございました」

で、「調子に乗るな!ファイターズ!!」コールが返された。（笑）

一番リクエストが多くあがったのは坪井。
PL～青学～東芝～（阪神!）～つーぼいーー!!!で場内みんな息が合う。
あとは田中幸雄とか片岡とか。



■ロッテ


ドラム役がリードを取ってた。太鼓抱えてネタ帳見るのに必死。おつかれさん。
応援歌はマニアックどころで、有藤も登場。


■楽天



みんなあたたかい目で。１－９合唱。
同じ曲が続いても、リードが上手く、選手名を言って9人揃えた。
今年で引退する飯田コール、佐竹もロペスも登場。

最後、「鳴り物やらせろ!!みーきたに！」がうけた。いいぞ。



■Bs（近鉄・青波）

　

ここからが主役みたいなもん。
他が応援歌は９人で遠慮してたけど、Bsは遠慮なし。
#1後藤(!!)～#53相川、ついでに近鉄と青波の汎用曲もあって全員の応援歌合唱。


でも、ここからがよくやった！応援団!!なところ。

仰木監督が逝去されてから、もうすぐ1年。
去年のこの場では、まさかそんなことになるとは思わなかったわけで、
パリーグファンが集ったこの場で、応援団から
「ありがと!　ありがと!　仰木さん!!」のコールが。

近鉄組から青波組へマイクが渡され、
震災の中、パリーグ優勝、翌年日本一になった仰木さんに感謝をこめて
青波の10年前の１－９合唱。

田口、大島、イチロー、ニール、D.J、藤井、小川、中嶋、福良

あの生意気だったイチローが今年のWBCであんな男気を見せたことに対し、応援歌合唱。
そして、青波から旅立ってから、まさか今年世界一になってしまった田口の応援歌。
いつの間にかサーパスのコーチからいなくなっちゃった藤井康夫さんも、ファンファーレつきで。

そうして近鉄組にバトンタッチ。
近鉄'88. 10.19時代の１－９を合唱。
リード役が必死に「ヨミウリたおせー！オー！！」と音頭をとっていたのだけど
ほとんどの人が「セイブをたおせー！オー！」と叫んでいました。


10年前、震災があったこと、その中で信じられないパワーで優勝してくれたこと、
それから僕は、僕の道を進んでこの10年間で7回遠い町を移り住んでいくうち
青波球団は消えてしまったこと。

また、その中で去年は合併球団を救ってくれた仰木さんがいてくれて
まさかそんな人が命を削ってがんばって、本当に命を燃え尽きてしまうとは、
そう思いがぐるぐる回っているうちに、応援歌を歌う声が震えてきて、サングラスの奥で涙が。

青波・近鉄のそれぞれリード役が真剣な表情でこれだけ多くの人を前に（自販機の上で）物語る姿と
普段、敵同士なのに場内全員が息を呑み、心を共有できるこの空間。

・・・こんな温かい場があるなんて、最高だ。

応援団、ありがとう！

パリーグ馬鹿かもしれんけど、これが俺の生きがいでもある。

でも、長年続いてきたこの草薙での「応援展覧会（紅牛会リード役の言葉）」は今回で終わり。
寂しい。



最後は、合併球団の球団歌「SKY」、そして「白いボールのファンタジー」、三本締め。

その後、Bsの二次会で恒例の応援団に向かっていう
「いいぞ、いいぞ、オウエンダン！」が場内から沸き起こって終了。

ほんと来て良かった。




（おまけ）
野球の神様になにすんねん。沢村栄治とベーブルース。