短い夏休みをもらいました。月曜、火曜の2日間。
昼間、実家で殿を動物病院に連れてったり、風呂に入れたりして、夕方は北神戸の二軍ナイター。
オリックス先発はPARKさん。
キャッチャーは久々のスタメンマスクとなる日高さん。
そして球審は、相性の悪い白井さん・・
今日も相変わらず「キエエエエ!!」というストライクコールが響きわたり、夏の夕暮れ時の六甲山にこだましておりました。
(もちろんよく聞くと「ストライク」と言ってますが、文字で表現するなら「キエエエエエ!」が適当なのです)
しかしPARKさん、初回からランナー出してホームラン打たれて・・
またランナー出してと、いつもの近藤君以上に悪いピッチング。(オ0-2ソ)
いつになったら1回表が終わるんだ!といった感じ。今日の横浜もそんな感じでしたけどw
いつの間にか終わったあとの1回裏。
こんどは先頭の坪井・野中・カラバイヨと3連続ヒットの後、ヘスオ三振で打席に慎太郎。
ここは最低限の犠牲フライを放って1点差に。(オ1-2ソ)
黄昏時。
ネットに反射する夕日。
今日は打球がよく飛ぶ日でしたが、フェンス手前で取られることもしばしば。
3回表はセンターの慎太郎が大飛球をフェンス際でキャッチし、裏の攻撃へ。
3回裏の攻撃は豪打いてまえ・・じゃないですが、そこそこ打線が繋がり・・
坪井とカラバイヨをランナーに置いて、2アウトから由田・日高・宮崎の3連続タイムリーで逆転。(オ4-2ソ)
日高も調子がそれほどいいとは思えないのですが、
久々にマスクを被った意地というか、とにかくこのチャンスに掛ける思いのようなものは感じた次第。
(まさか翌日に急きょT-岡田に代わって昇格するとは思いもよりませんでしたが)
PARKさんも5回まで失点3、被安打8と、これですっきり・・とまでは言えず、もたもたした感じは否めず・・。
投げるリズムは小気味良く、試合の進行はそれほど遅くもないんですが。
対してソフトバンク先発のバリオス君は、関西独立リーグ出身。
マック鈴木監督率いる神戸サンズに所属していました。
最近、オリも昨年から育成選手として獲得したバイエスタス、そして今年はマトスやベロスといった選手が入団し、国際色豊かになってきました。
ソフトバンクのメンツを見る限り、他の球団も同様に南米系の若い選手を獲得する傾向にあるようです。
バリオス君はNPBのスカウトも数球団注目した中、ソフトバンクが獲得に勝ち取った格好になりました。
オリ2軍と神戸サンズとの交流試合でも、オリックス打線から10三振奪い勝利投手に。
そして早速ウエスタンでも2勝をあげて期待が高まった中でのこの試合でした。
そんな彼も調子の波は当然あり、今日は全くもって良いとこなし。
そんな中で今日の試合でしかバリオスを見ていない人も当然いるわけで、スタンドからは
「こんなん奴だれが取ってきたんや!責任者出て来い!」って大声で野次ってる奴もいましたけど。
ただ、逆にオリックス側にいた観客でも、関西独立リーグを熟知されている方もいて、
NPBに這い上がったバリオスに対して熱視線を送っている方もいました。
(イニング間に選手へのメッセージが読み上げられるのですが、今日はバリオス選手に対して読み上げられてましたし)
そういう人は、バリオスをたかが1試合見た程度で散々コケにするヤジに「何も知らんくせに」と、つぶやいてる人も。
この試合も500人弱の観客。
人数は少ないですが、二軍の試合を見に来るのは野球が相当好きな人が多いわけで、みんな目が肥えてはりますからね。
回りの人たちに「わかってない」と思われる程度のヤジなら、自重した方がお得です。
5回裏終了後、入念に体を動かすシモヤマン。
今日はベンチスタートですが、出番が来るかもしれないですね。
日高はこの試合最後までマスクを被ってました。
PARKさんから代わって6回は阿南・7回は桑原・8回は鴨志田とバトン。
ソフトバンクの投手も4回からはバリオスからデレオンにスイッチ。
この試合、三俣はノーヒットながらいい動きしてました。
6回裏、三俣は相手エラーから出塁、金子圭輔のゴロの間に進塁して1死2塁のチャンス。
ここで代打、シモヤマン。
タイムリーが出たら昇格のチャンスはあるんだろうか。
ただ、竹原も荒金も意地を出してるところだし・・と思いつつ見ていたわけですが・・
あれ??
ボークが宣告。2連発だったので、三俣は2塁から自動的にホームインできました。
(白井の「ボーク!」のトーンは低く、ストライクじゃないとあの高さにならないみたいで。)
最近、やたらとボークが厳しくなってきている傾向はありますね。
マウンドで静止したかどうか、足先が牽制方向に向いてるかどうか、タイミングや方向感覚をはかるのも個人差があって、
微妙な判定に感じることも多いのですが、どうも今年はボークが厳しくなっているのは確かな気がします。
先日の土曜日の比嘉のボークしかり。
(ただし、苦手だった朴さんは、この試合ボークは1つもありませんでした)
途中からベロス登場。
いきなり初出場した先日の中日戦では、初打席初ホームランでファンの度肝を抜いたようですが、
この打席はホークス3番手の久米投手の投球とタイミングが合わず、高めのボール球に手を出して空振三振。
ランナー出さなければピカ一の投球をするカモシー。
9回、久々の駿太登場。ピッチャーはコバマサ。
コバマサも成績は良くないながらも、加藤大輔よりも優先的に起用されています。
これがチームの方針であり、血を入れ替えることが重要だと言われれば仕方ないのかもしれませんが。
三俣の積極的な守備はいいですね。
プロに入って内野手に転向したわけで、春先はエラーが多かったものの
それでも常時ショートでの起用が続き、なかなか軽快な動きを披露してくれます。
ベロスって二塁手なんですね。
南米育ちで日本野球のセカンドをまともに守れる人が現れるか、そこにも注目したいと思います。
(少なくともオーティズ、バイナムのような身体能力に任せてというより、堅実さが重要!)
相変わらずのコバマサ。軽く1失点。
これで同点になったらちょっとマズイでっせ。
試合中にもかかわらず、守備体系についてレフトの宮崎、ライトの駿太に大声で指示を出す慎太郎。
こうやって、慎太郎が後輩を育成している節もあるのです。
なんとかコバマサは後続を絶って試合終了。
Bs 5 - 4 Hawks
両軍合わせて20安打の乱打戦?
ただ、拙攻なのか、思ったほど点は入らなかったですが。
北神戸の週末主催試合もあと8月最終週と9月最初の週のみ。
今が見ごろですよ。試合も夕暮れも。
(追記)シモヤマンが翌日の試合で足を痛めたようです。常に気になっていた選手だけに心配になります。
本人は、ファンを安心させようとブログを更新してますが・・
シモヤマンのパパは、シモヤマンが大学生の時に他界されました。
遺言に「野球を頑張れ」と残され、一層野球に打ち込んで今があるそうです。
それに応えるのにプロの世界で、どんな恥もかきながら必死にもがく姿を見てきただけにね。
先日、パパのお墓参りに行ったばかりなのに。この試合も誰よりも入念に体を作っていたのに。
野球の神様というのは、時に本当にむごい。
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お時間とお気持ちに余裕がありましたら・・。
親(一軍)の背中見て、子(二軍)は育ちますからね~。
意味不明ですが…やっぱり似てるわ~って事を言いたかったんで…。
自分は名前の通り…大阪東部(大阪城付近)に住んでるんで…北神戸やサブになかなか行けないんですよね…。
ちょっと悔しいですわ…。
しかし、来週!鳴尾浜に観に行くんで…やっと二軍を拝めるって気分ですね
かずまんさんの二軍レポートを見て予習してから…行ってきます!
長文失礼しました。
小旅行気分で行くのもいいんですけど、最近はナイターしかやらないので遠くからだと難しいですよね。
鳴尾浜も一軍とは違った雰囲気が見られると思いますので、楽しんできてください。
くれぐれも真夏のデーゲームなので熱中症には気をつけて。