every word is just a cliche

聴いた音とか観た映画についての雑文です。
全部決まりきった常套句。

ヒップホップ家系図 vol.1

2014-08-11 | Books
書こう書こうと思ってたら、どうやら品切れ&絶版みたいだしなぁとか棚上げになってたんですが、普及版が出るとのことなので書いておきます。 ヒップホップ家系図 vol.1(1970′s~1981)普及版 [単行本(ソフトカバー)]エド・ピスコーPRESSPOP INC2014-09-01 初期ヒップホップ黎明期のシーンのあれやこれ。ヒップホップがどのようなところから生まれたのかをアメコミで描いた作品 . . . 本文を読む

松尾潔のメロウな日々

2014-06-18 | Books
松尾KC潔といえば日本におけるブラック・ミュージックの大家だ。 90年から2000年までは文筆家として、以降はプロデューサー、コンポーザーとして日本におけるブラック・ミュージックを牽引してきた。 ブラック・ミュージック。ソウルやR&B、ヒップ・ホップなどと細分化できるそれはしかし、こと松尾潔が取り上げるものに関してはそういった名称よりもブラック・ミュージックと呼びたい気分だ。 リッチでゴージャ . . . 本文を読む

2013年の新刊から

2014-01-19 | Books
2013年に読んだ本の中でベストを新刊(2013年に上梓された本)の中から選んでみました、よ。 01 都築 響一『ヒップホップの詩人たち』 ヒップホップの詩人たち [単行本]都築 響一新潮社2013-01-31 02 ブレイディみかこ『 アナキズム・イン・ザ・UK -壊れた英国とパンク保育士奮闘記』 アナキズム・イン・ザ・UK -壊れた英国とパンク保育士奮闘記 (ele-king books . . . 本文を読む

仮面をはずせないで|『ダフト・パンク: テクノ・ファンクのプリンスたち』

2013-12-20 | Books
う~ん。 「テクノの最候補デュオはいかに音楽の未来を切り拓いてきたのか。計り知れない魅力とそのデビュー以降の軌跡に迫る決定版」と帯にはあるけど、これは"偽装表示"だと思う。 まったくDAFT PUNK(ダフト・パンク)の仮面をはずせないでいる(抑もその気もないのかもだけれど)。 ダフト・パンク: テクノ・ファンクのプリンスたち [単行本] 話の中心は「アラウンド・ザ・ワールド」という初期のヒ . . . 本文を読む

『ele-king Vol.9 特集ニュー・インドストリアル』を読んだよ

2013-06-20 | Books
ele-king vol.9 (エレキング・9号) (ele-king books) [単行本(ソフトカバー)] 紙雑誌として発刊してから一番面白いんじゃないか? というくらい面白く読みました。 以下、メモ書き 【三田格、Keihin、倉本諒 鼎談】 三田さんの『ハードミニマルは先駆者だったジェフ・ミルズのリズム感が良すぎたのが不幸だった』というのに色々納得した。 世代的にはサージョン世代 . . . 本文を読む