Tiger「Rap Pon Rydim」
Casioのキーボードのプリセットをまんま使った「Under Me Sleng Teng」がまさに象徴的ですが、ダンスホール・レゲエ(コンピュータライズド)はリズムマシーンと感嘆をあげていしまうようなシンセベースを感嘆な機材で鳴らしちゃうところが新鮮なわけですが、TR-909とTB-303という定番の組み合わせのダンスホール・レゲエというありそうでなか . . . 本文を読む
猛暑のこの夏はジャングルの夏だ。Footworkの足捌き、ベースカルチャー伝令の重低音も加わった音がなるシステムにお近付きの際は、塩分と水文の補給を欠かさぬことを奨励します。
大御所が復活、アルバムをリリースしたり
インテリジェント・テクノの旗手だった人が新作で原点回顧的に新作を出したり、
Juke/Footworkにもその要素は見出せたりします。
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ダブ・ステップが面白い。
多くの人がそう呟くようにアタクシの買う新譜もダブ・ステップの割合が増えてきた。
BASIC CHANNELが開拓したミニマル・ダブとデトロイトの流れがイギリスのベース・カルチャーとの交差点にダブ・ステップは軸足を置く。
つまり、そこから何処へでもいける。
そこに何よりの魅力を感じていて、その交差点、いわばジャンルの坩堝からまた何かあたらしいモノが生まれる予感がビン . . . 本文を読む
素晴らしかった。
2010年早々に恵比寿リキッドルームで披露されたMORITZ VON OSWALD TRIOのライヴ。
綿密に編まれた音とインプロビゼーションで生み出される音のハーモニーには適度な緊張感を伴うドープさと弛緩するようなストーンな感覚のハーモニーでもあった。
その感覚を目の当たりにすれば、素晴らしいだとかヤバい!! という類の単純な言葉(というよりも、もはや感嘆詞でしかないが)ぐらい . . . 本文を読む
2009年を振り返ると、心を風が吹き抜けていくようだ。
マイケル・ジャクソンや忌野清志郎、加藤和彦と偉大なミュージシャンの訃報が相次いだ2009年、音楽産業的には不況の風が吹き、
ダンスフロアの現場には重低音によって吹き起こされたダブの風が吹いていたように思う。
スピーカーから巻き起こる空気の振動に身を預けていた。
そんな2009年のダブ。
Moritz von Oswald Trio . . . 本文を読む