一応の初歩のハードのアレンジはできました。
CDからリッピングをしてwavに変換、一通りの音楽を聴いてみました。それはこれまでのような、ただPCにスピーカーを繋いで聴く音とは比較にならない、レベルのものでした。少なくとも私が若い頃に流行った大きなスピーカーを左右において、中央にレコードシステム、ラジオ、テープレコーダーがあった、そして20万、30万といった高価なステレオ・システムと同じようなレベルの音響が聴けるのです。これは驚きでした。なんといって表現をして良いのか!スピーカーも小型の所謂ブックサイズの小型なものです。そこから聞こえる音は圧倒的な素晴らしい音響でした。
こんな簡単なシステムで凄い音響が再現できるのならば、アンプ、スピーカーを別に個々の独立したシステムに組み直したらもっと良いレベルになるのではないだろうかと期待は膨らむばかりでした。
まず、DACの出力をプリ・メインアンプに接続して、出力をスピーカーに渡したらと考えました。
オーディオ・ボードはオンキョウですから、オンキョウ製品でまとめてみようと思いました。価格や機能などを色々調べて、自分ではこの程度のものでよいだろうと考えたのが次の機器です。アンプには一番安かったCD REEIVER CR-555 にしました。これには、ラジオ、CDの機能が付加されているので好都合だと思い決めました。又、スピーカーはD-112EXTにしました。特に決定的事項はなく、値ごろだからという理由だけです。
このシステムで聴き入りました。自分で選択した新しいシステムです。素晴らしいステレオが再現されたと自分なりに満足をすることができました。この段階で、更に欲が出てきました。もしもDACを一ランクアップしたらもっと凄い音響になるのではないだろうかと考えたのです。この頃になると、もうトップリと音響沼に浸かりこみです。自分の音響に対する耳の能力などお構いなしでした。DACとアンプ、そしてスピーカーのどのような組み合わせが良いのか。そして、いかに安いコストで組むことができるのか??頭の中はこのことでいっぱいでした。
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