後期高齢者の写真館

Forveonセンサーのファンです。

私のPCオーディオ(3)-2013/11/29

2013年11月29日 | PCオーディオ

一応の初歩のハードのアレンジはできました。

CDからリッピングをしてwavに変換、一通りの音楽を聴いてみました。それはこれまでのような、ただPCにスピーカーを繋いで聴く音とは比較にならない、レベルのものでした。少なくとも私が若い頃に流行った大きなスピーカーを左右において、中央にレコードシステム、ラジオ、テープレコーダーがあった、そして20万、30万といった高価なステレオ・システムと同じようなレベルの音響が聴けるのです。これは驚きでした。なんといって表現をして良いのか!スピーカーも小型の所謂ブックサイズの小型なものです。そこから聞こえる音は圧倒的な素晴らしい音響でした。

こんな簡単なシステムで凄い音響が再現できるのならば、アンプ、スピーカーを別に個々の独立したシステムに組み直したらもっと良いレベルになるのではないだろうかと期待は膨らむばかりでした。

まず、DACの出力をプリ・メインアンプに接続して、出力をスピーカーに渡したらと考えました。

オーディオ・ボードはオンキョウですから、オンキョウ製品でまとめてみようと思いました。価格や機能などを色々調べて、自分ではこの程度のものでよいだろうと考えたのが次の機器です。アンプには一番安かったCD REEIVER CR-555 にしました。これには、ラジオ、CDの機能が付加されているので好都合だと思い決めました。又、スピーカーはD-112EXTにしました。特に決定的事項はなく、値ごろだからという理由だけです。

このシステムで聴き入りました。自分で選択した新しいシステムです。素晴らしいステレオが再現されたと自分なりに満足をすることができました。この段階で、更に欲が出てきました。もしもDACを一ランクアップしたらもっと凄い音響になるのではないだろうかと考えたのです。この頃になると、もうトップリと音響沼に浸かりこみです。自分の音響に対する耳の能力などお構いなしでした。DACとアンプ、そしてスピーカーのどのような組み合わせが良いのか。そして、いかに安いコストで組むことができるのか??頭の中はこのことでいっぱいでした。


私のPCオーディオ(2)-2013/11/20

2013年11月20日 | PCオーディオ

パワードスピーカーというのはスピーカー本体の中にアンプも装備されていて、パソコンのアナログ音声出力端子を直接スピーカーの入力端子に接続すれば良いだけです。アンプとして単独のセットは必要ありません。

前述しましたように2機種のパワード・スピーカーを試してみましたが、狭い6畳間の部屋での音量も低い音量の出力では、優劣比較などの区別はつきません。ただ今回は、D/A Converter も2セット準備しましたのでその優劣の区別はなんとなくつけられるような感じでした。それも明確に比較をすることができる訳ではありません。漠然とした、セットの購入価格差のようなことからの自分の依怙贔屓的区別みたいなものです。

D/Aコンバーターをなぜつけるのかという理由はこのようなわけなのです。

そもそもパソコンの初期段階でのオーディオシステムは簡単な回路がマザーボード上に組み込まれており単に音が出ればよいという程度のシステム回路だったのだそうです。このシステムを当時は「カーネル・ミキサー」とよんでいました。vista以降は、改造されて「オーディオ・エンジン」と呼ばれるようになりました。しかし、オンボードに取り付けられているシステムですから、パソコン内のノイズや電源からくるノイズそのほか機能そのものもオーディオ・システムと言えるものではない簡単なものでした。(私の勝手な憶測です。)それと同時にマイクロソフトのMedia Playerはこのシステムを使用るようになっていますから音は劣化するのは当然でした。このオンボード回路を通さずに、新しく独立したD/Aコンバータを作り、パソコン内のノイズ等からも分離し、オディオ・システムとして見直されたのがPCオーディオの始まりであるといわれています。

今は、多くのメーカーからD/Aが発売されており、私のような初歩入門者にとっては選択に迷ってしまいます。


私のPCオーディオ(1)-2013/11/12

2013年11月12日 | PCオーディオ

PCオーディオを始める前までは、外部スピーカーを接続してCDを聴くだけのレベルでした。CDの規格など全く気にしていませんでした。ただ音に関する一般的な知識だけは理解しているつもりでいたのです。そして、PCのオンボードとしてD/Aシステムがあってそれを経由してアナログに変換されスピーカーに送られて、音が出ている。さらに改善されたレベルの音響を聴きたいのであれば、グラフィックのようにグラフィック・ボードに相当するオーディオ・ボードをつければよいのだくらいの考えでいました。オーディオ・ボードがどのようなものなのかなど考えてもみませんでした。

少しずつの勉強でどのようなボードがあるのか、そのメーカー別の優劣があるなどもかじり出しました。一口に言ってオーディオ・ボードといっても多くのメーカーから発売されて、それぞれの特徴があるようなのです。調べれば調べるほどにどこのメーカー品が良いのか判断ができなくなってしまいます。それで私の目に留まったものは「サウンド・ブラスター」の製品とオンキョウのボードでした。

特にオンキョウのSE-300PCIeの評価記事でした。オンキョウの製品などこれまで使ったこともありませんし、どのようなメーカーなのかもわかりませんでした。この時点から各社の批評を調べたところ「オンキョウ」に興味を強く持ち、いろいろな点について調べてみました。このメーカーに対する評価は結構高いこともわかりました。いろいろと迷っても仕方がないので、一通りの音響製品をそろえられる総合音響メーカーとして、オンキョウ製品に的を絞ることにしました。

PCオーディオを始めるならまずD/Aコンバージョンの選択からスタートするのが順当のようでしたので、迷わずオンキョウの2機種を考えました。「SE-200PCILTD」と「SE-300PCIe」の2機種でした。何もわからない初心者にとってどちらを選択してよいのか見当もつきません。どうせスタートなのだからと、2機種を同時に購入してみました。製品を比べてみると、部品、構造、その他価格なりの違いはあるようでした。問題は音がどうであるかということです。これは動作させて比べるしかありません。それと別の問題として出てきたのは、両機種ともにボードの出力だけではイヤホーンかヘッドホンで聴くことしかできないことでした。

スピーカーで出力させるにはアンプが必要なのです。そこでまた僅かな考え事をしました。スピーカーやアンプといっても狭い6畳間の部屋で、隣近所の迷惑にならないレベルでよいのなら大袈裟なシステムは必要ないので、パワード・スピーカーにすれば一挙に解決だと判断しました。(これは簡便ということでは正解かもしれませんが??)始めたばかりのレベルでは考えることもその時点の知識範囲に限られますから、容易に実現できる条件しか考慮する題材はないのです。これも同じオンキョウから購入することが最善だろうと思い、また2機種のパワード・スピーカーを揃えてみました。(2機種に拘っていたのは、デスクトップPCを2台所有しているからでした。ほかにノートPCも2台所有しています。)

パワード・スピーカーの選択は次の2機種を、揃えました。「GX-70HD」と「GX-100HD」です。

 


私のPCオーディオ(イントロ)-2013/11/11

2013年11月11日 | PCオーディオ

これまでカメラに凝っていましたが、次々に新製品が発売されて、ついてゆくのが嫌になりこれまで愛用をしていたニコンD700までに愛蔵していた、古い1眼デジや20本くらいのレンズをすべて、甥にあげてしまいました。そしてどちらかというと開発力に大手各社と比較するとやや弱小のシグマのSD1Merrill,DP1Merrill、DP2Merrillその他シグマレンズだけを手元に残して、シグマオンリーのシグマ・フリークとなりました。

そして、今は昔熱中した、オーディオに戻り、初歩入門のPCオーディオにのめり込んでいます。これ迄PCのオーディオなど、聴いても貧弱な音楽だからあまり興味はありませんでした。偶々本屋さんで、オーディオの雑誌が目に留まり何気なく読んでいたら「PCオーディオ」なる解説文を読んで、興味を持ちいろいろ調べているうちに、すっかりのめり込んで今は「PCオーディオ」オタクになってしまいました。ただ寄る年波、聴力も退化した身にとって、所謂マニヤと呼ばれるレベルではなく、初歩・入門レベルといったところで、現在満足して音楽に聴き入っている状態です。

というわけで、初歩の爺さんのオーディオ・システムなどをこれから、綴ってゆこうと思っています。