パワードスピーカーというのはスピーカー本体の中にアンプも装備されていて、パソコンのアナログ音声出力端子を直接スピーカーの入力端子に接続すれば良いだけです。アンプとして単独のセットは必要ありません。
前述しましたように2機種のパワード・スピーカーを試してみましたが、狭い6畳間の部屋での音量も低い音量の出力では、優劣比較などの区別はつきません。ただ今回は、D/A Converter も2セット準備しましたのでその優劣の区別はなんとなくつけられるような感じでした。それも明確に比較をすることができる訳ではありません。漠然とした、セットの購入価格差のようなことからの自分の依怙贔屓的区別みたいなものです。
D/Aコンバーターをなぜつけるのかという理由はこのようなわけなのです。
そもそもパソコンの初期段階でのオーディオシステムは簡単な回路がマザーボード上に組み込まれており単に音が出ればよいという程度のシステム回路だったのだそうです。このシステムを当時は「カーネル・ミキサー」とよんでいました。vista以降は、改造されて「オーディオ・エンジン」と呼ばれるようになりました。しかし、オンボードに取り付けられているシステムですから、パソコン内のノイズや電源からくるノイズそのほか機能そのものもオーディオ・システムと言えるものではない簡単なものでした。(私の勝手な憶測です。)それと同時にマイクロソフトのMedia Playerはこのシステムを使用るようになっていますから音は劣化するのは当然でした。このオンボード回路を通さずに、新しく独立したD/Aコンバータを作り、パソコン内のノイズ等からも分離し、オディオ・システムとして見直されたのがPCオーディオの始まりであるといわれています。
今は、多くのメーカーからD/Aが発売されており、私のような初歩入門者にとっては選択に迷ってしまいます。
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