ブログ『早寝早起き玄米生活』を読んで
食を考える~治りたいと思うこと
2009年のブログ。
はなちゃんが小学生になり
給食や留守家庭保育でのおやつに対する疑問が出てきた。
「ポテトチップスを食べると体が強くなる」
え、えーっ!?
ポテチが油分と塩分の取り過ぎだってことくらい
誰でも知っているのに、何てことを言うんだろう。
それも行政の指導なのだろうか?
イリコは食べにくくてカルシウムが摂り辛いから
学校では牛乳を飲む。
地産地消を唱えつつ
試食会では郷土料理どころか外国の料理を出す。
「美味しく食べてくれるように
マヨネーズやケチャップで下味をつけることがポイント」
味付けを控えめにして素材の味を楽しむのが食育じゃないの?
三年前の話だから、今もそんなことを言っていないとは思うが
あまりにお粗末過ぎて
はなちゃんのお父さんでなくても給食を信頼できなくなる。
きゅうりやキャベツは熱湯消毒で栄養価は無視。
扇風機で冷ます献立は菌が飛ぶからという理由で給食から外された。
食中毒対策で細心の処置を取っているのだろうが
それでいいのだろうか?
茹でたきゅうりなんて食べたくない。
新鮮でシャキシャキなのを食べるからきゅうりの美味しいのだ。
「学校のきゅうりはふにゃふにゃでマズイ」
‘ちょん’が言っているのはそのせいか?
「昭和初期の食卓に戻せば
二酸化炭素削減や子どものアレルギー、少子化など
現代社会が抱えている様々な問題が解決する」
新しいものは子どもの興味を引くし
ブームとなってたくさんの人が口にするようになる。
でもそれは一時のことだ。
新しいものがダメではないが
子どもの頃から親や祖父母に当たり前に教えられてきたことも
新しいことと同じように大切にしたい。
千恵さんは食を改善する代替療法を試みた。
「本当は体は治りたがっている」
「(病気は)自分で治しなさい」
現実に落胆してばかりいては病気にも悪影響。
何より自分が治りたいと思わなければ。
西洋医学と代替療法を比べてどちらがいいかは誰にも判断できないし
効果は人それぞれ。
ただチャンスがある限り積極的に受け入れて進んでいかなくては。
はなちゃんがピアノの発表会で着た黄色のドレス。
千恵さんが買っておいた。
ドレスを着るはなちゃんの姿を思い浮かべて選んだであろう
その黄色いドレスはとてもよく似合っていた。
今日はとっても寒かった。
ここまで冷えると
部屋全体を温めるには小さな電気ファンヒーターでは力不足。
そろっと灯油を買わなくちゃ。
寒い上に夕方になると外は大荒れ。
雨量はそれほどでもなかったけれど
風が強かったので‘ちょん’を迎えに行った。
友だちと三人で学校から出てきたところを発見。
みんなを乗せて帰る。
すると‘ちょん’が目をこすっている。
目がかゆいのかと思ったらなんと泣いていた。
ど、どうした!?
友だちも一緒だってのに、いきなり泣き出すなんて何事か。
聞けば
「もう朝練やらなくていい」と先生に言われたらしい。
みんながあまりにダラダラしていてやる気がないから
もう練習しなくていいと。
うーん、なんか分かる気がする。
‘ちょん’の日頃の話からしても
みんな確かにちょっとたるんでたね、油断してた。
それをパートリーダーだけ集めて言われたらしく。
どうしてみんなには言わないでパートリーダーだけ怒られるのか
それが納得できなかったらしい。
うーん、
それはリーダーだからね、仕方ないというか当たり前なんだよ。
リーダーは単に責任を取る役だからというのではなく
常識と規律に基づいて客観的に判断し
みんなをまとめなくてはならないということ。
大人の世界で言えば
野田さんが毎日責任問題を問われているのと同じこと…
そんなことを説明してみたものの
リーダーゆえに怒られた理由を分かってくれたかどうか。
みんなに一気に言えばいいところを
あえてパートリーダーだけに話したってことは
リーダーが―中心になって
どうしたらいいか自分たちで考えろってことだと思う。
リーダーとしての力とみんなの協力が試されるところ。
「謝ってももうやらない」と言われたそうだが
それならどうしたらいいか
やる気を先生に見せる方法をみんなで考えるしかない。
というか、それ以前に本当にもっとやる気を出さないとなのかも。
フェスティバルはまだしも、アンコンは一応受賞対象のコンクール。
出演するからには上位を狙う気持ちがなければ。
先生には「もう銅賞でいいから」と言われたみたいだが
そう言われて悔しいのか
「それならそれでいいや」と思うのか
そこでやる気が出るのか。
部活は遊びではない。
もっと真剣に取り組まなくては。
そういう経験を積む場所なんだから。
明日みんなでよく話し合って。
辛いところだけれど踏ん張って乗り越えろ。
始めてみた。
いわいうたやのHさんから紹介していただいたお花作り。
コサージュ?
ミニブーケ?
小さなアレンジフラワーの仕事。
ショップのラッピング用に使っていただいている。
体調の良い時に一日数個、まとまった数が出来たら納品。
「急がないから自分のペースで」というHさんのお言葉に甘えて
のんびりやらせていただいている。
ありがとう。
もの作りって楽しい。
素敵なお仕事を紹介してくれたHさんに感謝。
20年以上も前に同じ職場で知り合って以来の長いお付き合い。
退職してからは会う機会も少なくなったけれど
会えばいつも優しい言葉をかけてくれて
楽しくお喋りができる大切な友だち。
明るくて前向きで笑顔が絶えない可愛らしいひと。
人生の先輩として見習いたい女性の一人。
人と人との関係で大切なのは
一緒にいる時間の長さではなくその質。
共に何かを見て、聞いて、感じて、心が触れ合う感覚。
相手を尊敬し、信頼し、受け止める。
そんな関係を大切にしたい。
ありきたりな言葉しか見つからないけれど
こんな私ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。
この週末は‘ぼんこ’とハロウィンの飾りつけ。
去年百均で買ったカチューシャとマントを壁に留めて
「好きなの貼っていいよ」と言うと、にっこり♪
もの作りモードスイッチオン!
「かぼちゃ描いて貼っていい?」
切り抜いたジャック・オ・ランタン
お祭りの出店やゲームセンターでゲットしたキラキラ
あとは学校で作った飾り切りもお仲間に。
七夕じゃないけどね、気にしない気にしない。
それから以前から作りたいと言っていた魔法の杖も作製。
「お母さんも欲しい?」 と言うので
私の好きな緑の折り紙で作ってもらう。
飾りはオバケをリクエスト。
その後も‘ちょん’が部活から帰ると半ば強制的に
「ねぇねも欲しい?」とまた作り
「これはお父さんの分」と家族みんなの杖を作ってくれた。
魔女の帽子が‘ちょん’で、ガイコツが旦那。
これで素敵な魔法がかけられるかな?
当日が楽しみ。
‘ちょん’は一日部活。
吹部は年中忙しい。
運動部よりも休日部活が多く、なかなか疲れが取れない。
そんな時は大好きな唐揚げを入れてあげる。
ようやく体が楽になってきた。
日曜日、家族と食事できるようになる。
火曜日、ガスがよく出てお腹が楽になる。
水曜日、ちょっと「食べたい」気持ちになる。
木曜日、食欲が出てきてたくさん食べられるようになる。
点滴後、回復まで10日はかかるってことだな。
これで次からは心構えができる。
それにしても、
食べられなくなると毎回思うのは、食べられる幸せ。
食欲がない時、食べて美味しいと感じるのは
せいぜい大好きなチョコレートかアイス。
食べられる今はパンも麺も美味しい。
瑞々しい果物もたくさん食べたいし
飲み物もごくごく飲める。
調子に乗るとお腹が膨れるが。
肉も食べたい!
おやつのスナックも食べたい!
あとは納豆!
納豆、食べたいなぁ~
納豆を美味しそうに食べる‘ぼんこ’が羨ましい。
きのこごはんも食べたいなぁ。
秋は炊き込みごはんが美味しい。
栗、さつまいも、さといも、鮭、ごはんで季節を楽しめる。
あとはやっぱりお鍋!
具をたくさん入れればそれだけで栄養満点。
体ぽかぽか、お料理楽ちん♪
秋から冬の間は体を温めて肥える季節。
ダイエットなんか考えちゃダメ。
おぉ!‘ぼんこ’が起きてきた。
毎日たいてい一番に起きてくる‘ぼんこ’。
今日はお休みだからもうちょっと寝ていてもいいんだけど。
部屋に入ってきて開口一番「今日長く寝てたでしょ?」
うん、まぁ昨日は9時に寝たからいっぱい寝たわねぇ。
「何してたと思う?ほら、これやってたの」
差し出したのは書写の宿題プリント。
おー!
長く寝てると思ったら起きてたんだよ、ってことね。
でもって宿題やってたのね。
えらいじゃーん。
‘ぼんこ’にはあまり小言を言わずに済みそう。
ご褒美に朝からアイス。
カップにいっぱい詰めた自家製ココアアイスを
さっさとたいらげていた。
昨日は中学校の合唱コンクール。
‘ちょん’のクラスが歌ったのは『君と見た海』
波のように流れるピアノのメロディーにのせて歌う素敵な曲。
アルトのパートリーダーとなり
この一ヶ月、毎日放課後クラス練習を頑張った。
満足いくうたが歌えたかな?
吹奏楽部の発表は
12月のアンコンに向けて練習中の金管八重奏と木管打楽器八重奏。
敬老会でも演奏した演歌メドレーと嵐メドレー。
アンコン曲はまだまだ練習中といったところ。
2ヶ月後に期待。
演歌メドレーは
「保護者の方や先生方にも楽しんでいただけるように」
と紹介されていたが
私たちアラフォー世代でも演歌は子供の頃の記憶。
確かによく聞いてた曲だから懐かしいが、祖父母世代でしょう。
親世代は80~90年代メドレーとかが嬉しいかも。
嵐メドレーは
今年もラッキーなことに‘ちょん’にドラムの番が回ってきた。
毎日練習が楽しそうだった。
本番はすごい真剣な顔で叩いていたけれど、楽しめたかな?
合唱コンクールの吹部発表は1&2年生なので
‘ちょん’は今年でお終い。
今後の大会や発表会ではドラム使用曲はやらないだろうから
ドラム演奏も見納めかな。
いい経験が出来て良かったね。
母もまた素敵な思い出がひとつ増えたことに感謝。
ありがとう、‘ちょん’。
今年はなぜか平日開催だったから
コンクール終了時間と‘ぼんこ’の帰宅時間がちょうど重なって
ギリギリ帰れるかどうか心配だったので
高床から家へ入って待っているよう、朝登校前によーく説明。
ちょっと不安そうだったが
もう1年生、多分大丈夫だろうと信じて。
間に合うかどうかというところで家に着くと
ちょうど‘ぼんこ’も着いたところで
高床の階段を上がっているところだった。
ちゃんと言った通りにできてえらいぞ。
でもきっとドキドキしただろうな…怖い思いさせてごめんね。
昨日は楽器の積み下ろしで大忙しの‘ちょん’。
「お弁当食べる時間はほとんどないかも」ということで
つまんで食べられるお弁当にした。
結局会場では半分しか食べられず、残りは夜部屋で食べていた。
お疲れさま。
ようやくお腹が楽になってきた。
でもまだあの痛みが怖くてあまり食欲がわかない。
「食べたい」と思うようになるまでにはもう数日かかりそう。
それまでは「食べなきゃ」と思って食べるしかない。
それにしても今回は時間が過ぎるのが遅かった。
一週間が過ぎるのが長いこと長いこと。
年齢と共に一日、一ヶ月、一年の過ぎ去る速さを実感しているが
こうも時間の長さを感じるのは久しぶり。
おまけに、昨日夜見た夢が時間に焦る夢。
私は大人なのになぜかこれからテストを受ける。
テストまであと4時間だというのに1教科も勉強していない。
国語と英語はまぁなんとかなるか。
社会、理科、答えられる問題もあるだろう。
数学…方程式とか出たら無理!
そこで目が覚めた。
テストと新研究(受験対策用の自主学習教材)で
毎日勉強づくめの‘ちょん’のことを考えていたからだろうか。
テスト前に緊張する‘ちょん’の気持ちをちょっとわかった気がする。
もうちょっと優しい言葉をかけてあげよう。
先日のごきげんよう。
千秋ちゃんが子供とおもちゃについて話していた。
お子さまの誕生日とクリスマス以外は
一切おもちゃを買い与えないそう。
もちろんたまごっちやDSなどのゲームもなし。
おもちゃを与えるか与えないか
どれくらい与えるかは別として、感心したのは
おもちゃがなければないで、自分で作っているということ。
たまごっちもDSも携帯も全部紙で作るそうで
なんと絵が入れ替わったりスイッチが押せたりもする。
初めは紙に書いただけのペラペラのが
絵を何枚も書いて差し込む場所を作ったり
紙でバネを作って押しボタンにしたり
どんどん進化していくらしい。
そして服も。
最初は紙で、もちろん破れちゃうんだけれど
布を出してあげたら
ゴムを入れてスカートを作ったりしてるそう。
9歳でそれはすごい!
まずその発想がすごいし
ひねくれたりせず育っているところが素晴らしい。
そしてその育児理念を貫いている千秋ちゃんも素晴らしい。
自分の子供の頃も
おもちゃを買ってもらえなくて何でも作っていたとか。
自分の子供にもそうすることが自然なのだろう。
その裏にある考えは
おもちゃが悪いとか、嫌いとかではなく
我慢する力はもちろん
手に入らないなら別の方法を考える力を付けて欲しいから。
それが将来は色々な解決法を見つけられる力になるから。
そうです、そうです!
現在に至るまで何度
DSくらい買ってあげた方がいいのかな…と悩んだことか。
でも‘ちょん’はDSがなくても友だちと仲良くしてきたし
仲間外れになったりもしなかった。
ゲームが良い悪いではない。
ただ、子供の頃からそれに没頭してしまうのはどうなのか。
今しかない子供だけの時間
できるだけたくさん楽しいことを経験させてあげたい。
ゲームもパソコンも携帯も終わりがないし
やり始めたらきりがない。
現に‘ちょん’はブログを書いたり読んだりし始めると
私が声を掛けない限り
1時間でも2時間でもパソコンに向かい続けている。
ついでにYouTubeを見たり、小説を読んだり
本当にきりがない。
なんでもほどほどが肝心。
もちろん大人も。
今日は平日なのにお弁当。
先週土曜日が学習参観で今日が振り替え休日。
当然部活はあるのでお弁当がいる。
「ねぇね、何でお弁当?」
‘ぼんこ’が不思議そうに眺めていた。
整腸剤、これに頼るしかない。
一応ワーファリンとの飲み合わせを確認。
最近の整腸剤には納豆菌が含まれているものもあり
それはやはり服用NG。
我が家の整腸剤は…納豆菌なし。
さぁ、飲もう飲もう!
この整腸剤、飲むのは初めて。
娘たちがお腹の調子が悪い時飲む用に置いてある。
二人とも
「ヨーグルトみたいな味で美味しいよ」と噛み砕いて飲んでいる。
さて、私も。
おー、確かにほんのりヨーグルト味。
これは美味しい。
それから、
やはり便通を調えるにはヨーグルト!
りんごのシロップ煮にかけて食べる。
うーん、これで早くお腹よ楽になってくれ。
あの‘ちょん’のちょっといい話の翌日。
また夕食の席で、今度は
「今月の給食、週1回しかパンの日がないからやだな~」
秋になって新米が取れると
学校給食は米飯給食拡大で週4日ごはんになる。
学校で美味しい新米が食べられるなんて
新潟の子供たちは幸せだ。
「うん、地産地消だからね」と言うと
「そうそう、そうえいば
地産地消の”地”ってさ、”ち”って読むんだね 」
ん?
そうだけど?
どうやらずっど”ぢ”と読むと思っていたらしい。
「”ぢさん”って何かおかしいなぁとは思ってたんだけどさ
この前友だちが話してるの聞いて初めて”ち”って読むって知った」
そういうところが‘ちょん’は抜けている。
ふぅ。
それにしてもお腹が痛い。
パソコンするのもなかなか億劫で
パソコンの前に座ってみてもすぐ横になりたくなる。
これは本当に体調が悪い証拠。
今回期間を空けての治療で改めて感じたこと。
・点滴直後はお腹は張るものの不調はなし。
・三日後くらいからガス&便の出が悪くなる。
・尿が良く出て喉が渇く。
・便が硬く出にくくなり、お腹が痛い。
これが点滴後一週間位まで続く。
今まで
今回はたまたま体調が悪いのかな?と思っていたことが
自分の勝手な想像ではあるが
どうやら点滴の影響で変化が起きているらしい。
私の予想では
・お腹の中の毒(抗がん剤)を出そうとして頻尿になる。
・尿で水分が排出される分、便の水分が減って硬くなる。
・毒が全て排出されるまで便が出にくくお腹が痛い。
便が硬いと言っても健康な時を思えば十分普通なのだが
なんたってこの何年か下痢~軟便状態だったので
腸が細くなったのか、便がちょっと固形になると
なかなかいつものグルグルとした動きが来ない。
これが大体週末まで続くので、子供たちとの土日は台無し。
そしてほぼ毎回月曜日になると
お腹の張りと痛さが嘘のようにスッキリ回復する。
なんだか
「子供ほったらかして土日ぐうたらしてたから治った」
みたいな罪悪感。
でも治療が1クール6週になっただけありがたい。
1クール3週だったら、この倍辛い週があるわけだもの。
それにしても、お腹が痛い。
今家には、私一人。
ちょっと寝ようかな。
「最近ね~、この家に生まれてきてよかったって思うんだ」
一昨日の夕食での‘ちょん’の一言。
「だって違う家に生まれたらお母さんだって違うし
保育園だって学校だってここじゃないし
スイミングだってやらなかったかもだし」
「そうだね、
‘ぼんこ’とも姉妹にならなかっただろうし
Y美ちゃんとも仲良くならなかったんだよ」
Y美ちゃんとは小学校の水泳大会で知り合って
今、部活が一緒の年下の子。
「うん、そうだよね」
「それが‘ちょん’の運命なんだよ」
生まれる場所は意識的に自分では選べない。
母からすると
「私を選んで生まれてきてくれた」と思いたいところだが
それは親の都合のいい解釈。
いずれにせよ生まれてから起こることは自分次第。
人との出会いや様々な経験、知識は
結果的に満足いくものであれば、それは偶然ではなく必然。
人生に必要だからこそ出会った運命だと思う。
しかし、
事前に予測できる困難は運命だからとあきらめてはいけない。
気持ちの持ち方と行動力できっと変えることができるはず。
‘ちょん’の言葉からすると
今のところ満足いく運命をたどっているのだろう。
多感な思春期においてこんな言葉が聞けるのは喜ばしい。
‘ちょん’と過ごした時間に自信が持てて私も嬉しい。
「電車とか新幹線とか絶対無理
駅行く以外のバスだってよくわからないもん」
極度の方向音痴を自負する‘ちょん’は
高校以降進学するとしても絶対家から通うと言っている。
一人暮らししてみたくないの?と聞いても
そんなことは思いもしないらしい。
‘ちょん’と長く一緒にいられるなら母は嬉しいばかりだが。
それならいっそ
お婿さんに来てもらってここに住んでくれないかな、なんて。
そう言うと
「それはヤダ~、次男と結婚してお家建てたいんだもん」
なるほど。
新しい家を持つのも将来の楽しみだもんね。
「次男と」ってとこが大事なわけだ。
うん、それがいいかも。
‘ちょん’の明るい未来を応援するよ。
ブログ『早寝早起き玄米生活』を読んで
常にわが身をかえりみて
旦那さんが見つけた心に残る言葉。
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと うそぶいているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで 疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは 少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと 気付いているほうがいい
吉野弘 『祝婚歌』
痛いところをつく言葉。
分かっていてもなかなか実践できないのが人間というもの。
しっかり心に留めておきたい。
昨日、なかなか登校しない‘ちょん’が
「ちょっと気持ち悪い」と。
さっきまで普通に朝食を食べて準備していたのにどうしたのか?
熱はない様子。
取りあえず一眠りして楽になったら行ったら?と学校に電話。
10時を過ぎてもなかなか目覚めず、声をかけてみたら
「まだ気持ち悪い」
このまま治らなかったら
昼休みに「一日休みます」って電話しな、とまた眠る。
昼休みの時間になっても眠っている‘ちょん’。
また声をかけると「まだ気持ち悪いから休む」
やわらかいパンでも買ってこようか?とコンビニへ出掛ける母。
パンを食べて、温かいココアを飲んで、今度は頭痛がすると。
よくよく聞いてみると、一昨日、自分の周り2~3人が
体調を悪くしたり胃腸炎で休んだりしていた。
なにー!?
もう理由はそれしかないじゃん。
夕方までまた眠って「やっと楽になった」と表情も明るくなった。
そして今朝は元気に登校。
悪化せず済んで一安心。
そして私も不調。
外来化学療法開始当初から
ほぼ毎回、点滴後一週間ほどお腹が痛むのだが
今回6週間ぶりの点滴で久しぶりの痛みにちょっと苦しい。
内臓の痛みではなく体の中の筋肉痛みたいな感じ。
抗がん剤治療は「毒を以て毒を制す」と言うくらいだから
恐らく正常な細胞がダメージを受けて痛いのだろう、と思っている。
とりあえず週末までは続くはず。
内臓が痛いわけではないので食事は出来るが
お腹が痛いと起きているのが辛い。
でも、
食べないと腸が動かなくて、ガスが溜まって、なんぎくなって…
もっと辛くなるからとにかく食べなきゃ。
そして、痛くなったら休む。
無理は禁物。
そう自分に言い聞かせて納得したことにする。
今週はいつにもましてだらだら週間になるけど、許して。
外来化学療法52回目。
前回から7週空けて久しぶりの点滴。
腹水の細胞診、血液検査、ともに異常なし。
TS-1がないので体調も良い。
「暑くなくなったしねぇ、もう寒いんじゃないの?」
「はい、すっかり冷えるのでもうマフラーなんかしてます」
体調が良いと会話も世間話くらい。
次の予約は
「安定してるし間空けてもいいんじゃない?」ということで
6週後の11月末。
それだけ間が空いてくれると体も心も、家計も助かる。
そして循環器受診。
またまた違う先生だが
今度はきちんと引継ぎされていたので話はスムーズ。
今までの中で一番落ち着いた感じの先生。
ワーファリンの効果がやっと出てきてINRが正常値に入ってきたので
とりあえず4錠で効果が持続するか様子見となった。
「4錠かぁ、多いねぇ」…そうなんだ。
外科に合わせてこちらも次回は6週後。
今日は先週雨で延期になっていた‘ぼんこ’の遠足。
中止連絡もなく持ち物を準備して体操着を着て出発。
と、その途端雨音が。
傘を持って登校して行ったが、そのうちザーザー雨に。
「あー、これは中止だな」と思い病院へ出かけた。
しかしそれからは快晴。
でも雨で下が濡れているから行かなかっただろうな。
そう思って帰宅すると
「遠足行った?」
「うん、行ったよ」
ほぉー、あったんだ。
そりゃ良かった。
「でも下濡れてなかった?」
「うん、ぜーんぜん」
向こうの方は雨は降らなかったのだろうか?
子どもの言う事なので“全然”かどうかは分からないが
お弁当は芝生広場で食べ、遊具でたくさん遊んできたそう。
友だちとおやつを交換したり、楽しい時間だったらしい。
お弁当はリクエストに応えてまたピーマンカップ。
本当はウインナーとベビーチーズを入れて欲しかったらしいが
それを知りつつすっかり忘れていた母。
仕方ないので「お!安い!」と買ったベーコンでおむすび。
ベーコンも好きだからこれで許して。
チーズもないので
「ピーマンにのせるから我慢して~」とお願いしたら
「それじゃなくて、こーいう四角い硬いのがいかったんだよー」
ごめん、次は必ず買っておくよ。
「洗い物とか全部出した?」
「うん、全部出したよ」
「おやつは?」
「まだ残ってるー」
「敷物は?」
「あそこ(玄関の収納)に入れといたよ
自分でできることはぜーんぶやっておいたよ!」
「すごいねー、‘ぼん’ちゃんはえらいねー」
‘ぼんこ’は一度経験したことは言わなくてもするところが感心。
‘ちょん’は未だに何度言ってもできないことがたくさんあるのに。
そこが二人の大きく違うところ。
‘ちょん’さん、ちょっと見習ってください。
しかし、
母のそばで育児を経験し、母の病気の支えになってくれた‘ちょん’。
その経験があれば‘ちょん’の将来は安心。
‘ぼんこ’は残念ながらそういった経験は出来ない。
だが‘ぼんこ’はその記憶力と実行力で
‘ちょん’には及ばないところも十分補えるだろう。
こんなこと言うのはまだ早いけれど
娘たちよ、君たちの未来に母は不安なし!
午前中‘ぼんこ’と買い物に行って、昼食後二人で昼寝。
そのあとスイミング。
帰宅後、‘ちょん’と旦那がもう帰っていたので早々と夕食。
肉野菜炒めと切り干し大根。
「明日もお弁当だったらいいのになぁ。
そしたらこの切り干し大根入れるのに」と‘ちょん’。
明日は午前部活だからお弁当はいらない。
切り干しくらいまたいつでも作ってあげるよ。
月曜日が遠足の‘ぼんこ’は
「ウインナーとチーズ入れてね」
「あとピーマンも」
え?ピーマン?
嫌いなんじゃないの?
「あのさ、この前も入ってたコーン入れたやつ」
あー、ピーマンカップね。
あれは好きなんだ、はい、了解。
今日はオーソドックスな普通のお弁当。
高校生になって毎日になったらこんなもんだろう。