イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

イヨ、サラバ

2009年02月10日 | 手術入院

ついに手術の時。

■2月9日

14時前、看護師さんが迎えに来る。
手術室までは旦那と父が一緒。
入り口で別れるときはさすがに笑顔がひきつってしまった。

手術室へ入室すると
病棟看護師さんから手術室の看護師さんにバトンタッチ。
ここの病院の看護師さんはみんな優しいんだけれど
手術室の看護師さんは特に優しい。
丁寧に説明してくれて
いざ手術室へ入るときは肩を抱いて連れていってくれる。
患者の不安を取り除くためにいろいろ気遣ってくれるので
こちらも安心する。
手術台に乗り、まずは心電図などの計器類を装着。
そして硬膜外麻酔をする。
その前の局部麻酔が痛い。
硬膜外麻酔が無事入り、いよいよ全身麻酔。
「はい、段々眠くなりますよ」
の言葉と共に、ふぅっと意識がなくなった。

名前を呼ばれ意識回復。
ちょうど時計が見えた、18:15。

集中治療室が満員だったので、術後の個室に直接入る。
旦那から先生の話を聞いた。
旦那は切り取った患部を直接見るなど到底できない人なので
そのことを事前に先生に話しておいたので
あとで写真で見ることになったらしい。

傷がかなり痛むので朝まで何度も痛み止を入れてもらった。

■2月10日

痛み止めや体位変えなどで数時間ごとに目を覚ましたが
よく眠れたと思う。

6時、酸素マスクが外れる。
マスクをしている方が苦しかった。
口の中が乾くのでうがいもした。

病室にお花が届く。
誰からかと思えば、美容師のHさん。
突然でビックリ!!だったけれど
とっても、とぉーっても嬉しかった。
明るいオレンジ色で病室内が華やか。
どうもありがとう。

病室で胸とお腹のレントゲンを撮る。
いいっ、痛い。
その後、フットマッサージャーを外し
全身を拭いてもらって病衣に着替える。

回診。
いつものごとく白い巨塔風。
「お腹の傷見ますね~」と言い
二人がかりでガーゼ剥がし、消毒、テープ貼りと
すごいスピードで作業する。
時間短縮のためだろうけれど、ちょっと怖い。
心電図も外れてだいぶ身軽になった。
ベッドを少し起こしてみた、20度くらい。

10時半頃、旦那到着。
昨夜の実家での娘たちの様子などを聞く。
お嬢さま4人一緒でお風呂に1時間以上入っていたらしい。
ごはんもたくさんいただいたようで一安心。

しばらくして妹が来る。
また昨夜の様子を聞いて、傷は痛いけれど楽しい時間。

昼過ぎ、旦那は‘ちょん’の学習参観に行くため一旦帰宅。

Hさんにお礼のメールをする。
私はずっと病室にいるので分からないが
入ってくる看護師さんがみな
「お花のいい匂いがする」と言ってくれて嬉しい。

ベッドの角度を午前中より起こしてみる。
すっかり起き上がって座る姿勢になると以外と楽。
寝ている方がお腹が突っ張って痛い。
しかしずっと起きているのはやはり疲れるので
今日のノルマ達成ということで横になる。

17時、旦那が娘たちを連れてくる。
昨日は会えなかったのでやはり‘ちょん’は心配していたようだ。
30分くらい昨日の様子などを聞いて
二人は何度も手を振り帰っていった。

夜になり久しぶりにテレビを見る。
ゆっくり眠りたいので、痛み止めを入れてもらい就寝。


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