イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

管は抜かれた

2014年05月08日 | 術後5年~

腸透視、腸の通りを確認する検査。
鼻から管を入れる。
1.6mm、体に合わせて細めのものを選んでもらう。
それでも1.6mmって言ったらパスタ1本分。
喉の奥に引っかかったら気持ち悪い。

「喉を通るとき気持ち悪いですよ」
おえっとなる度、
付いてくれている看護師さんが体をさすってくれるが
造影剤が注入される度、管が出し入れされる度、苦しい。
涙を流しながら耐えるのみ。
管を入れっぱなしにしておくのは無理だ、と思う。

「経管栄養ダメだね」
検査が終わったようで、管が抜かれかた。
台から下りて車椅子に座り、そのま画像の説明を聞く。

私のお腹の中は食道と小腸が繋がれている。
残された十二指腸は、小腸に繋がれ、胆汁や膵液が流れている。
食べたものは通常食道から小腸→大腸へと流れて行くわけだが
どうやら小腸の先の通りが悪いらしく
小腸から十二指腸へ逆流しているというのだ。
完全に詰まってはいないから多少は大腸へも流れてはいるが
食事などの半固形物は流れず十二指腸へ行っていたというわけ。
どうりで食べでもすぐ苦しくなるわけだ。
当然ガスも通らず
その十二指腸にガスが溜まってゲップが苦しかったようである。
手術決定。

先生には言っていないが
3月の入院の時に検査してくれていたら良かった。
正直な感想。

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