お腹の傷(経腸栄養の管が入っていたところ)は
相変わらず絆創膏。
肉芽のように盛り上がっていたのが平らになり
体を動かしたときの痛みも少しずつ良くなってきた気はするが
未だに膿が出てくるし、お腹が張ると痛い。
傷はちょうどおへそと同じくらいの高さにあって
体を曲げ伸ばしすると、お腹も伸び縮みしてその度に痛む。
せっかく膿が少なくなってふさがったかなと思っても
ちょっとした動きで傷が破れるとまた血と膿が出るの繰り返し。
いっこうに表面がふさがらない。
スカートやパンツのウエスト部分がちょうど当たるのも傷を刺激する。
家ではもっぱらゆるゆるゴムパン。
しゃがむにも、横になるにも、遠くのものを取るにも
お腹をいきなり伸ばさないようにいつも気を付けなければならない。
気を付けてはいるけれど
キッチンの吊戸棚のものを取ったり、シンク前の出窓を拭いたり
不意に体を伸ばしてしまうとピキッと痛い。
中でも苦労するのがお風呂掃除とトイレ掃除。
屈んで床を拭くとピキッ、壁の高いところを拭くとピキッ。
トイレの便器の後ろを拭くときは気を付けていても必ずピキッ。
そんなことの繰り返しで、一体いつになったら治るんだろうと思う。
家事をやっている限り治らないってことでしょう。
去年の退院後はまだ屈んだら立てない状態だったので
休みの日だけでいいからとトイレ掃除を旦那に頼んだ。
それももう忘れている様子。
何度も言うのも、言われるのもお互い嫌な気分なので
やっぱり自分でやるしかない。
今日もお腹が張って傷が痛み、夕食が進まず。
つい傷が痛いと漏らすと
「普段言わないから、そうでもないのかと思った」と‘ちょん’。
「いや、痛いけど、言ってどうにかなるものでもないし」
痛いと言ったところで治るわけでも、痛みが和らぐわけでもない。
でもトイレ掃除がキツイと打ち明けると
「トイレ掃除くらいいくらでもするよ」と思いがけない一言。
うーん、ありがたいけどね…
学校でトイレ掃除担当なのに
家でもトイレ掃除をお願いするのは、なんだか気が引けるのよ。
やるやらないは自主性に任せるとして
とりあえず今日の一言で母は嬉しい。
ちなみに素直な‘ぼんこ’は
「お医者さんに治してもらえば?」
治すとしたらまた手術するしかなくて
次また何かの病気で手術することになったら
その時一緒に治してもらえるんだと話したら
「それはだめ、病気にならないで」
そうだよね、病気にはなりたくない。
けれど傷は治したい。
絆創膏生活はいつまで続くのやら。
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