イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

バスでおでかけ

2013年07月07日 | 術後4年~

時刻表を調べようと越後交通のHPを見ると
TOPページ右側に『ゴールド免許割引』の文字を発見!

土日祝日及びお盆・年末年始限定の割引サービスとのこと。
ゴールド免許を提示すればバス料金が50円割引になる。
50円と言ったらかなりお得。

週末のバス利用を促すための企画だろうが
これを使わない手はない。
サービスを始めてから数年経っていると知ってびっくり。
車内のどこかにも小さく書いてあるらしいが
バス自体普段乗らないからちっとも知らなかった。

ということで、
今日は早速その割引を利用しておでかけ。
駅前通りでフリーマーケットが開催されるということで
‘ぼんこ’と二人で行ってみた。

普段バスに乗らないので
まず、乗るときに乗車券を取ることを教える。
二人掛けの椅子に座ると
珍しい車内にキョロキョロする‘ぼんこ’、興味津々。
降車ボタンや運賃表などを説明して
下りるバス停を教えて、小銭を用意して。
そうこうしているうちに会場前のバス停に到着。
「これでお願いします」
とゴールド免許をバッチリ見せて50円引き。
‘ぼんこ’は元気に「ありがとうございました」とあいさつできた。

フリマはというと
テレビで見るような都会の大賑わいのフリマとは違い
店数も客数も、売り方も、全体におとなしめ。
売っているものは不用品販売みたいなものがほとんどだが
中には可愛い手造り雑貨や
古着をきれいに並べている店も何店かあった。
値段的には
「この値段じゃ別にいらないかな~」ってくらいあまりお得感はない。
掘り出し物も見当たらず。
‘ぼんこ’はせっかくお小遣いを持って行ったので
「何か買いたい」と言う。
母の腕をつかむ手にいつもより力が入っている。
慣れない場所に戸惑いながらも
不思議で楽しい空間に心を躍らせる気持ちが伝わってくる。
会場の全部の店を回ってあれこれ吟味して、100円雑貨を買った。
『この中のものなんでも100円』の中のぬいぐるみからひとつ。
いかにもフリマで買った風な手作りの編みぐるみうさぎちゃん。
お姉さんが「それ、私が作りました~」と言う。
うんうん、どう見てもそう見える。
100円で1コ買うのはもったいないから
どれかもう1コ付けてもらおうと思ったら
お姉さんの方から
「もう1つ付けて2つで百円でいいよ~」と言ってくれた。
最初からそのつもりで売っているのだろうが
やっぱりそうでなくちゃね。
しばらく悩んだ末、小さなケアベアのぬいぐるみを選んだ。
フリマ初体験記念、フリマらしいいいお土産になったかな。

そのあと久しぶりに駅前のイトーヨーカドーへ行ってみた。
私が高校生の時にオープンして
その後、幾度となく足を運んだ懐かしい建物。
駅前に行くことがなくなり、もう何年も行っていなかったが
店内は以前とほぼ同じ売り場配置で
週末ということもあり、それなりに人が入っていた。
百均で買い物をして、ゲームコーナーで遊んで
最上階の飲食フロアで昼食。
ここの階も昔と変わらない。
そば屋とラーメン屋とファミレス。
ファミレスは席がほとんど埋まっていて
今も家族連れが利用している様子。

私たちはそば屋で冷やし天そばを注文。
「取り皿ひとつお願いします」とお願いし
‘ぼんこ’が大皿、母が取り椀。
人が見たらちょっと滑稽だろうが、もう慣れたので気にしない。
‘ぼんこ’は天ぷら自体より天かすを食べたい派なので
母が海老天の海老をもらって
周りに付いた衣をはがして‘ぼんこ’にあげる。
母はおそばをひと玉分もらって、あとは‘ぼんこ’が全部食べた。
さすがにお腹いっぱいになったみたい。

地下に行って夕食の買い物。
普段行くスーパーに比べ、あれもこれも全てが高い!
質がいいのかもしれないけれど
みなさんよくあんな高い物を日常的に買っているな…
特売品を数点買って終わりにした。
‘ちょん’へのお土産に
フードコーナーで10コ200円の揚げたこ焼きを買った。
‘ぼんこ’がソフトクリームを食べると言うので
母はたこ焼きを2コ食べた。
アツアツの揚げたこ焼きは美味しい。
かつお節が山盛りにのっかっていたので‘ぼんこ’にあげた。
かつお節大好物なので大喜び♪
ソフトクリームとかつお節を交互に食べてご満悦であった。

14時過ぎ、バスに乗って帰宅。
バスが出発し、私の右腕にしがみついたかと思うと
ほどなくしてもたれて眠る‘ぼんこ’。
その温もりがなんとも心地よい。
半日動き回ってさすがに疲れた母もついウトウト。
帰りもゴールド免許提示で50円割引してもらって帰ってきた。

週末にバスに乗っておでかけ。
街中を歩き
かつて「デーパート」と呼んでいたスーパーで買い物し
駅前を見渡す最上階でごはんを食べて
おやつにソフトクリームを食べて帰る。

私が幼い頃に家族で過ごした時間を、今我が子と過ごす。
娘が新鮮さに目を輝かせて楽しむ傍らで
ノスタルジックな気分に浸ることに満足する母であった。

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