goo blog サービス終了のお知らせ 

イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

もうすぐ2年半

2011年07月25日 | 術後2年~

外来化学療法36回目。
体重36.8kg、ちょっと減った。
暑さが続いた何日か、だるくてあまり食べなかった。

術後2年半間近ということで今日はCT検査。
結果は異常なし。
腹水の量も前回と同じくらい。
細胞診の腹水を採った。

点滴の針を刺しながら娘の部活の話をする先生。
「毎日部活ですよねぇ」
そう、先生のお嬢さまも中学1年生で吹奏楽部。
「もうすぐ大会ですよね、30日だったかな」と言うので
「うちは31日です」と答える。
先生が去ったあとに看護師さんが
「毎日お弁当大変ですよね」と声をかけてきたので
「おにぎり3コも持って行ってます、運動部じゃないけど」
と、楽器出しと立ちっぱなしの練習で
毎日運動部並みに疲れて帰ってくることを話すと
なんとその看護師さん
「私もパーカッションだったんですよ!楽器運び大変ですよね~」
思わぬところで共通の話題。

今日は周りのおばちゃんのおしゃべりが多かった。
自然と耳に入ってくる会話は
「私は肝臓がんで」
「私はすい臓がんで大腸に転移して」とか
「その薬は髪が抜けますか?」
「副作用は?」なんて病気や治療の話。

あのくらいの年代になると
ある程度がんになる可能性が高くなるからか
そういう話も同じ境遇同士、気兼ねなく話せるものなのだろうか。
私はやっぱりなかなか病気のことは話せない、今でも。

今日は‘ちょん’が学校の朝読書用に買った『わさお』を借りた。
お母さんの事故をわさおのせいにしたアキラがとっても後悔する。
本当は自分のせいなのに
(そんなことはないんだけれど)
それを肯定するのが怖くてわさおのせいにしたことを
子供ながらに自分で分かっているところが切なくて泣ける。
わさおの心の言葉も一途で切なく愛おしい。
でも最後はハッピーエンドでよかった。
成長したわさおはブサカワ犬という設定だけれど
ブサイクなんてとんでもない、白い毛がふわふわでとっても可愛い。

‘ちょん’は今日も部活、それも今朝は朝練の時間に登校。
その分早く終わった。
今日のお弁当は三色おむすび弁当。

この記事についてブログを書く
« 夏休み | トップ | 泣くことはない »
最新の画像もっと見る

術後2年~」カテゴリの最新記事