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きょうもお立ち寄りくださり有難うございます。
今回は、11手詰に挑戦してみましょう。
手数が長く感じられますが(実際、11手詰なので手数は長い。)、筋に入れば容易に解ける問題でしょう。
先ずは、楽しみながらコツコツ解くことで棋力向上へ向けて腕が磨かれることでしょう。
【11手詰】中田章道七段作
持ち駒:飛2。
ヒント:馬を取って詰ます。
レベル:5分で初段。10分で2級。
■正解は後述します。
羽生永世七冠もこのように著書では上達の秘訣をこのように教えてくださっています。 「詰将棋を解くことは、将棋を指すうえで準備体操…(略)実戦の前によくやっています。それも長手数のものでなく、短く易しいものをです。」
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【正解】
☗32飛
☖同馬
☗13金(下図ア)
☖21玉
☗22飛
☖31玉(下図イ)
以上で6手目です。
次の局面図(イ)で、ここから玉を詰ましてみてください。あと5手詰めです。
<図イ>☖31玉まで。
持ち駒はなくなりました。
<正解続き>
7手目からになります。
☗32飛成
☖同玉
☗21角
☖同玉
☗22金
まで11手詰め。
<図ア>
中田先生の解説
初手☗32飛と打ち、☖同馬に☗13金が好手。
☗21竜から☗43角が好手順。
☖同玉は☗14飛で詰む。☖21玉には☗22飛から☗32飛成で馬を取り、☗21角が決め手。
☗54角は☖43香で詰まない。
問題図で☗13金に同玉なら、先生の解説のとおり、☗14飛で詰むことに気づいてもいきなり打っては同馬で詰まない。
この3手が見えれば、あとはその打開策を見つければ良いことになります。
つまり、馬の利きを外す方策を考えることであり、それが初手☗32飛の捨て駒になります。
11手詰は手数は長くても、玉を追い詰める技は宝庫ですから、詰将棋を続けることで「技の引き出し」が増えると将棋の面白さも増すのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
2部に分けた11手詰はわかりやすかったでしょうか?
中田先生の出題問題の評価は、多少厳しいのかなと感じることもありますが、解説もわかりやすく気に入っています。
アプリ・【みんなの詰将棋】も気に入っていますが、評価も解説も見当たらないようです。
その点が我々にはチョッピリ物足りなさも感じます。
中田先生の問題には、このほかにも「打ち歩詰めの解消」などテーマ別に興味深いものがあります。
これからも随時にテーマ別もご案内して行きたいと思っています。
良かったらご感想など一言でもお寄せいただけたら嬉しく思います