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今回は、王座戦挑戦者決定戦の模様を【棋譜】から振り返ってみたいと思います。
開始日時 2021-07-19 09:00
棋戦 第69期王座戦挑戦者決定戦
先手 佐藤康光 九段
後手 木村一基 九段
手合割 平手
場所 東京・将棋会館
持ち時間 5時間
消費時間 132▲300△298
戦型 その他の戦型
19手目24歩
先手だけが飛車先の歩を切って優位に見えますが、そこが将棋の奥の深さでこの先が一概に優位と言えるかわからない。
31手目37桂
先手は攻めの態勢が着々と進んできました。
41手目48玉
先手は右玉へと移行しました。地下鉄飛車には右玉が陣容が姿が良いですね。
90手目26角打ち
先に飛車を切ってから☖26角打ちよりは、本譜のほうが「王手」先手でいいんでしょうかね。
次に、shogiguiによる分析をしてみました。
ここでは、shogiguiによる解析で最善手としては37角打ちが良さそうです。
順序としては、37角打ちから86飛の手順が良いようです。
ただ、本譜91手目の26同飛は最善手としています。
□解析
悪手:先手2.後手1。
□終局
132手目22玉まで先手投了。
【棋譜】
お手数をおかけしますが、こちらからジャンプします。
→https://noike.info/kifup/2021/07/2021-07-20--13-44-49--280410/index.html
ご案の通り、132手をもって後手・木村九段が永瀬拓矢王座への挑戦権を手にしました。
>>>王座戦五番勝負の日程