きょうもお立ち寄りくださり有難うございます。
第70回NHK将棋トーナメントは中断しています。
本日Tv放送された第38回大山康晴十五世名人と羽生善治五段の対局を棋譜とともに解析で振り返ってご案内します。
開始日時 1988-11-16 09:00
棋戦 NHK杯将棋トーナメント
先手 羽生善治
後手 大山康晴
場所 NHK放送センター
持ち時間 10分+30秒+10回
戦型 中飛車
懐かしい面々です。
解説:森鶏二王位
読み上げ:蛸島彰子女流五段
記録:谷川治恵女流二段
私が目に止まった気になる局面を順次挙げてまいります。
▶34手目72飛。
中飛車から袖飛車へ転換です。7筋の玉めがけて急襲模様ですが、後手の玉の薄さも気になるところかな。
▶61手目35銀
なかなか悩ましいところでしょうが、先手は後手からの角いじめに☗77桂で対応。
あとあと、この桂が活躍します。凄いなぁ。
ただ、☗35銀に解析ソフト・Shogiguiは疑問を投げかけた。
▶Shogiguiの解析
☗35銀は疑問手と指摘した。
では、Shogiguiによると最善手は?
▶☗74歩
▶86手目☖89銀打ち
森先生「決めに入ったか」。
際どい将棋のようです。次以降の羽生五段の指し手に注目。
下記の【棋譜】によりご確認願います。
■棋譜解析
悪手:先手1、後手2という結果でした。
【棋譜】
こちらで初手から終局まで再生してごゆっくりお楽しみください。
95手で羽生五段が勝利しました。
18歳が大山永世名人を倒しました。凄いなぁ。
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最後までお目を通してくださり有難うございました。