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きょうもお立ち寄りくださり有難うございます。
今回は9手詰をご一緒に挑戦してまいりましょう。
問題図をご覧いただくと、玉は持ち駒の歩で一手詰め(15歩打ち)の状態です。
今回は、この「打ち歩詰め」の解消をテーマとした詰将棋の問題です。
中田先生は、このようなテーマに沿った問題がよく見受けられます。他にも今回もそうですが、「中段玉」もその一つです。
【問題】中田章道七段
持ち駒:桂、歩。
ヒント打ち歩の解消を図る。
レベル:5分で1級。10分で3級。
私から、さらに補足のヒント。
「飛車を犠牲にすることですね。」
正解は後程記述します。
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※図は激指14で作成しています。
【正解】
☗15角成
☖同玉
☗27桂
☖14玉
☗16飛(参考:下図)
☖同銀
☗15歩
☖25玉
☗35馬
まで9手詰め。
<図>
中田先生の解説
まず☗15角成と角を捨て、☖同玉に☗27桂が好着想。
5手目☗16飛が打ち歩解消の決め手で、☖同銀に15歩以下の詰み。
また一つ、技の引き出しが増えた方もいらっしゃるかもしれませんね。
お互い、コツコツと詰将棋でおうち時間に腕を磨いてライバルに差をつけてやりましょう。
最後までお目を通してくださり有難うございました。
沼津御用邸であじさいが見頃です。