出雲大社では、60年ぶりに遷宮が行われ、5年にわたる大修繕事業を終え、今年5月10日に本殿遷座祭が行われました。
国宝の本殿は、1744年(延享元)に造営され、これまで3度の遷宮が行われたそうです。
下の丸い形の模様のブロックは、13年前に出土した、かつての本殿と言われている心御柱や側柱などが出土したところです。
さて、遷宮とはご神体やご神座を本来あったところから移し、社殿を修造して再びご神体を元のところに帰ってもらうことだそうですが、その意味は諸説あるとのことです。
木造建物を維持していくこと。
社殿の建築などさまざまな技術を継承していくこと。
神社は清浄であることが必要で、神の力をリフレッシュするために遷宮を行うこと。
・・・などと言われているそうです。
伊勢神宮の遷宮は「式年遷宮」と言われていて、20年に一度行われるそうですね。
特に信仰心があるわけではない私も、盆や彼岸にはお墓参りをし、クリスマスにはケーキを買って食べ、年が改まると神社参りを子どものころからしているだけで、余り深く考えたことはありませんが、古来の日本建築技術を伝承するというのが一番大きな意味があるのかなと個人的には思ったりします。
本殿の修造は、大屋根檜皮の撤去、野地板の修理などが行われ、新しい檜皮による葺き作業が行われました。
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新しく檜皮により修繕された回廊など。
回廊と本殿をパノラマで。
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民家も、昔は檜皮を敷いて、その上に瓦を乗せていたように記憶しています。
子どものころに大工さんが屋根で仕事をしているのを見たことがありますが、口の中に釘を入れて、一本ずつ出して檜皮を金槌で打ちつけていました。
そういう作業を見るのも、子ども心におもしろく見ていたものです。
まだ改修されていない摂社や末社などは、平成28年まで修理が続けられるそうです。
山陰も毎日30℃以上の日が続いていますが、出雲大社も活気で暑く燃えているようです(笑)
私も新しくなった出雲大社には行ってみたいと思っています
先日、祖母の法事で父方の実家に行ったのですが
50年以上前の出雲大社の前で祖母らが家族写真を撮っていたを見つけました
今とは全然違う出雲大社の姿に驚きましたよ
まだ年内に奉祝行事が計画されているようですから、賑わいは続くことでしょう。
5月末に、遷宮を祝って出雲大社で流鏑馬奉納行事が行われました。
私も地域の神社役員をしていて、宮司さんから参加案内をもらったのですが、
バス代など参加費がかかるので、地域の神社会計に無理をさせてもと思って
参加しませんでした(笑)
>50年以上前の出雲大社の前で祖母らが家族写真を撮っていたのを見つけました
それは貴重な写真ですね。
では、私も今回の写真をプリントして、50年後の家族に見せてやりましょうかね
毎日暑くて引き籠もり状態です(汗)
出雲大社60年ぶりに遷宮ですね
出雲大社何度か行きましたが
参道から行ったのは去年が初めてです
観光バスは神楽殿から入るから
知らない人は神楽殿だけお参りしてたりですよ
暑さが続きますね~。
今朝起きたときは涼しい風が吹いていましたが、日中は30℃を超えました。
出雲大社の駐車場に近い社殿は、神楽殿というのですか^^;
さすが、山陰病にかかっているだけあって、よくご存じですね~(笑)
駐車場から行くと、確かにここが本殿と勘違いしてしまう観光客もあるでしょうね。
私の住んでいるところの神社は、二拝二拍手一拝ですが、出雲大社は二拝四拍手一杯なので、
参拝も少々疲れますね(笑)