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再び地元ネタに戻り、7月12日の続きです。
9年ぶりに天の真名井へ行ってみました。当然のことですが、あの当時と変わっていません。
清水を湛えた池には、ニジマスが悠然と泳いでいます。
今年の梅雨明け宣言は早かったのですが、最近は戻り梅雨のような天候です。行ったときは梅雨明け宣言直後の暑いさなかでしたから、しばし涼感を覚えることができました。
水車を見ると、幼いころを思い出します。
近所に水車がありました。
まだ3~4歳のころだったと思いますが、祖母に「ゴーゴ(水車のこと)」が回っているから見に行こうと言って何回も何回も連れていってもらい、祖母といつまでも眺めていた記憶があります。
両親は共稼ぎでしたから、日中は祖母が私と遊んでくれました。家事は祖母に任せっきりだったと思うので、私をお守りするのもさぞかし大変だったことでしょう。
もう一つ水車で思い出すのは、高石かつ枝が歌った「林檎の花咲く町」ですね。あのころは私は小学生でしたが、同じころデビューした本間千代子とともに、心ときめかせて高石かつ枝の歌を聞いたものでした
この歌の3番目の後段に、♪夢のふるさと 変わらぬものは 雲の流れと水車・・
という歌詞が出てきます。ここで言う「水車」は「みずぐるま」と高石かつ枝は歌っています。
確かに、「スイシャ」より「ミズグルマ」の方が、この歌のメロディーからすればぴったり合いますね。