写進化・ヲアニーの徒然日記

秀峰大山を中心に山陰地方の風景等を掲載。(※古い記事の画像は、削除しているのもあります。)

[2010年2月]岡山旅行:湯原温泉~吹屋ふるさと村

2020年06月17日 | 県外旅行記(中国・四国)

10年前の冬に、家人と1泊で岡山に旅行に出かけました。
(2010年2月撮影)
TOP画像は、湯原温泉街の様子です。
行ったときは、2月ということもあって温泉街も雪が降りゆっくりと散策できませんでした。仕方なく、豪華なホテルで豪華なデナーを食しました(爆)

2日目は、南下して吹屋ふるさと村などに行きました。以下、ダイジェストでUPします。


石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並みです。1974年(昭和49)には岡山県のふるさと村に認定され、1977年(昭和52)には文化庁から国の重要伝統的建造物群保存地区の認定を受けたそうです。




ベンガラ色の格子がきれいですね。


吹屋小学校です。1873年(明治6)に開校し、1899年(明治32)に吹屋尋常高等小学校と改称して現在の場所に移転しました。
2012年(平成24)3月末まで現役最古の木造校舎として使用していました。訪ねたときは2010年ですから、まだこのときは校舎として使用されていました。
廃校後、この校舎を文化財として後世に伝えていくために、2015年から保存修理工事を実施されているそうです。今も工事は実施中のようです。


↑ベンガラ館です。
ベンガラは江戸中期1707年(宝永4)全国で初めて吹屋で生産されて以来、江戸末期、明治、大正と大いに繁昌を続け、吹屋町並みの基礎をつくりました。このベンガラ館は、明治のころのベンガラ工場を当時の姿に復元したものだそうです。


笹畝(ささうね)坑道と言って黄銅鉱、磁硫鉄鉱(硫化鉄鉱)が産出されていました。
江戸時代には、この地から馬の背に載せて成羽町下原の総門まで運ばれ、高瀬舟に積んで玉島港まで行き、海路を利用して大阪の銅役所へ運ばれていたそうです。
坑道は一部見学できるようになっています。

↓今回の旅行最後の訪問地は、広兼邸です。

映画「八つ墓村」のロケ地で有名ですね。


広兼家は、銅山とベンガラの原料製造を営み巨大な富を築きました。雄大な城郭を思わせる構えで、今もそのままに当時の富豪を偲ばせています。
以上、ダイジェストで岡山旅行をお伝えしました。


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