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かつては、ほとんどの小学校にあった二宮金次郎の像です。
(2010年9月撮影)
米子市福万の、かつてあった県(あがた)小学校の跡地にこの石像が残されています。
私の学んだ小学校も、校門を入った右側の桜の木に少し隠れて石像があったように記憶しています。既に半世紀以上前に町内の他の小学校と対等合併し、母校の校名も学び舎も今はありません。
小学校のときに音楽会があり、県小学校を含めて数校持ち回りで毎年当番校の講堂で会場を設営、音楽の腕を競いました。他校の仲間との触れ合いは、いろんな意味で刺激を受けたものです。
校舎跡に石碑が建立されています。
大山を 仰ぐすそ野に 梅鉢の
しるし掲げし 学び舎の跡
と読めます。俳句に造詣のない私には、どういう心境でこのような句を詠んだかわかりません。
小学校を卒業して既に半世紀以上が経過しました。
こういうものに触れると、普段忘れている同級生の顔が次々と浮かんでくるから不思議なものです。