9/15/20の毎日新聞の記事にて英首相が歓迎意向示すも茂木外相は「ファイブアイズ」への参加に慎重姿勢を示したとのこと。これは当然のことである。
まずは米国諜報機関の間違った(または操作された)イラク情報で米英がイラク戦争を開始したことを忘れてはならない。イラクで大量破壊兵器は発見されなかった。そのくらい危なっかしいところなのだ。
また「ファイブアイズ」は英国旧植民地国の”白人”のクラブである。英首相が歓迎意向を示した理由はどこにも報道されていないようだが、日本が経済的にどうあれ”白人”のクラブの中で日本が主導的な立場に立てるなどと思うのは幻想である。日本を対中国への防波堤の一つにしようというのがその目的であることは明白である。前防衛大臣が前向きとの姿勢を示し危ういことへ首を突っ込みそうであったが、ひとまず安心した。
前安倍政権では安保法制にて米国の体制に近づきすぎてしまった。日本人は自分の肌の色がどんなかをよく認識してから世界との外交を行うべきである。決して名誉白人などを目指してはならない。