日々雑感

ロシアのウクライナ侵攻への対抗措置 二重基準の存在を意識すべき

ロシアのウクライナ侵攻が国際法違反であり人道上も許されないものであることは間違いのないことであることを大前提とした上での議論ではあるが、西側諸国のロシアへの対抗措置には二重基準が存在していることを意識すべきだ。

犠牲者が白人であること、加害国がロシアであることへの二重の二重基準がロシアへの対抗措置を促進している。対抗措置を緩める必要はないが、二重基準が存在していることを西側にいてもその位置は微妙な日本人は意識しておくべきである。

イラク戦争でアメリカ軍が故意かつ組織的にイラクの民間人を殺害したという報道はなかったが、結果的には多数の民間人を殺害していることは間違いない。少し古い話ではあるがベトナムのソンミ村ではアメリカ軍は故意かつ組織的にベトナム民間人を殺害している。それでもアメリカへの経済制裁の話もなかったし、国連人権委員会より追放の話もなかった。

犠牲者が非白人でかつ加害国が西側の強国だからというのがその理由なのだろうか?
西側諸国がロシアへの制裁を叫ぶとき、ほんの少しでも自分たちの二重基準を恥じる態度を見せることはできないものなのか? ................その方が返って説得力があると思う。
(2022/4/9)
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