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【世界の論考 – 異論反論】トランプ2.0は中国に対して軟化

2025-01-31 | 国際政治

今回は、トランプ2.0は中国に対して軟化、というテーマで、最近読んだ論考を、概略紹介したいと思います。

この動画は、世界の、異論・反論、様々な立場での論考を紹介するものであり、必ずしも私の個人的な立場を反映するものではないことを、ご留意ください。

 

トランプ大統領は4年前、中国の脅威に関する画期的な新しいコンセンサスを掲げてワシントンを去った。 今週、彼はその脅威を軽視しているように見え、世界の2大超大国間の関係が改善する可能性を示唆している。

 

なぜ重要なのか:

賭け金は莫大だ。トランプ大統領が今後4年間、中国の習近平国家主席とどのように対処するかは、世界経済、AI、気候変動、国家安全保障などに広範囲にわたる影響を及ぼすだろう。

 

全体像:

就任演説で中国について一度だけ言及した後、トランプ大統領は中国製品に10%の関税を検討していることを明らかにした。これは選挙運動中に脅かしていた60%の関税よりはるかに低い。

トランプ大統領は就任式の数日前に習主席と電話会談し、貿易、フェンタニル、そして大統領が現在米国の禁止措置から守ろうとしている中国所有のアプリTikTokについて話し合った。

北京の電話会談の読み上げは非常に温かみのある内容で、国営メディアは両大国はパートナーや友人となり、共に繁栄し、両国と世界に利益をもたらすことができると宣言した。

トランプ氏も、貿易の公平性の必要性を主張し、パナマ運河付近での中国の活動を批判しながらも、自身の発言で同様の調子をとっている。

「私は習近平主席がとても好きです。ずっと好きでした。私たちは常に非常に良い関係を築いてきました」とダボスで開かれた世界経済フォーラムで述べ、COVIDパンデミック中に緊張が高まったことを認めた。

トランプ氏はさらに、中国がウクライナでの戦争を止めるのを「助けてくれる」ことを期待すると述べ、北京とロシアの緊密な関係に言及し、3カ国が「非核化」で協力できる可能性さえ示唆した。


図179
詳細に興味がある方は、以下の動画を視聴ください。
https://youtu.be/qhv1BlYYHH8



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