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【世界の論考】ペルーにおける中国の港は危険な新時代を告げる

2025-01-17 | 中国

今回は、ペルーにおける中国の港は危険な新時代を告げる、というテーマで、最近読んだ論考を、概略紹介したいと思います。

 

中国の習近平国家主席は木曜日、国営海運会社コスコがペルーの漁村チャンカイに建設した新港の開港を祝った。 この港の開港は、中国が商業海上力を駆使して国際秩序を北京の設計通りに作り変える危険な新時代の幕開けを告げるものである。

 

中国は現在、世界の商業海上物流インフラネットワークの建設、資金調達、運用を支配している。中国の支配は、造船、船舶修理、船から陸へのクレーン製造と設置、港の設計と建設、システムを管理するための道路、鉄道、倉庫、電力、技術ネットワークの建設など、陸から海まで及んでいる。

 

中国は、フランスと台湾に拠点を置く船会社を含む海運コンソーシアム、オーシャンアライアンスを通じて、その海上力を増強している。 商業海上力は、世界覇権の基盤である。世界の商業海上領域で相対的な支配力を持たない国は、世界覇権を握ったことがない。

 

米国と西側諸国にとって驚くべきことに、海洋貿易と物流でトップの座を失った後も、世界的覇権を長く維持できた国は一つもない。

 

第二次世界大戦で太平洋戦域を制した米国の島巡り作戦の立案者、レイモンド・スプルーアンス提督はかつて、「健全な兵站計画こそが戦争作戦の基盤である」と書いた。中国にはそのような計画がある。

 

米国にはない。

 

中国はコンテナ物流システム(米国の発明)を武器プラットフォームとして使い、西側諸国に対して経済戦争を行っている。 中国の作戦の主役はコスコだ。・・・


図29
詳細に興味がある方は、以下の動画を視聴ください。

https://youtu.be/ABYUG9TMiXk



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