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【世界の論考 – 異論反論】ワシントンはNATOに対する新たなアプローチを必要としている

2025-01-19 | 国際政治

今回は、ワシントンはNATOに対する新たなアプローチを必要としている、というテーマで、最近読んだ論考を、概略紹介したいと思います。


この動画は、世界の、異論・反論、様々な立場での論考を紹介するものであり、必ずしも私の個人的な立場を反映するものではないことを、ご留意ください。

 


・・・ バイデン政権下での4年間の外交政策は、世界中の主要な戦場で抑止力が失敗し、米国とその同盟国が戦争のリスクにさらされるという事態を目の当たりにしてきたが、私たちはそこから抜け出そうとしている。 ・・・・・

バイデン政権のレトリックは、米国は「ルールに基づく国際秩序を守っている」と繰り返し主張しているが、敵対国は引き続き米国の警告を無視し、主要戦域で圧力を強めている。
ワシントンは立ち止まり、エスカレーション管理に執着するのをやめ、国の重要な国益を守る方法を再考すべき時が来ている。・・・


・・・、米国はもはや許容できるコストで欧州とアジアの両方で自国の利益を確保できないという主張が正しいことが証明され、太平洋で増大する中国の脅威に対処するために欧州から撤退することになるだろう。そのようなトレードオフは、大西洋だけでなく太平洋でも米国にとって戦略的敗北に相当し、その結果は世界中の同盟国に波及するだろう。・・・


・・・ トランプ次期政権は、欧州における主要同盟国が誰であるかを再評価し、同盟との協力方法を変えるというNATOへのアプローチを・・・歴史的な機会を得ている。必要なのは、戦域を安定させ、米国の影響力を高め、コストを削減してインド太平洋に資源を解放し、両戦域での米国の権利を守る戦略である。


・・・ 次期政権には、NATOとの関わり方を変え、アメリカの利益にかなう形で、大陸での抑止力を回復し、ロシアの修正主義を阻止する新たな国家安全保障戦略を明確にする使命がある。・・・


・・・ 結局のところ、同盟は双方向の道なのだ。 NATO は大西洋横断の安全保障に不可欠であり、米国にとって貴重な戦力増強装置である。・・・ 


しかし、欧州における米国の完全な同盟国は誰か、集団的抑止と防衛に全力を尽くしているのは誰か、傍観者は誰かを問い、それに応じて関係を調整する時が来ている。・・・

図65

詳細に興味がある方は、以下の動画をご視聴ください。
https://youtu.be/nrdczvSlJbw



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