なかなか衝撃的なニュースを目にしました。
20代男性の7割「配偶者・恋人いない」…20代独身男性の4割は「デートした人数ゼロ」 | TBS NEWS DIG
令和4年(2022年)版の男女共同参画白書の調査結果とのことです。
言われてみれば当たり前かぁとも思うこの結果。
昔のように相手の家に嫁ぐとか、家同士のつながりとか、周囲からのプレッシャーとか、大家族制の頃にあった束縛が薄れ、いまは比較的自由に恋愛し、自由に結婚ができるようになりました。
自分の人生を自由に選択できるので、もちろん個人としてはよいことではありますが、大家族制の頃には家同士の意向が強いお見合いだったり、有力者からの紹介で断るのが難しい縁組とかが相当数あり、結果として結婚という制度が担保されてきた側面があります。
そのため、一定の年齢で未婚であったり、離婚していたりすることは、地域社会の中で恥ずべきことと捉えられていた面があり、結果適齢期には多くの男女が結婚し、それが出産数確保にもつながり、安定した社会システムとして成り立っていました。
もちろん、そのために個人の権利や幸せが蔑ろにされてきたことは多く、だからこそ現代のような個人の権利や自由を尊重する社会に変化していった訳ではあります。
その頃の時代がよいとか悪いとかではなく、個人の権利や自由を得るための反作用として、そうした社会システムの支えを失っていることは皆が理解しておくべきなのでしょう。
女性でいえば、若くて容姿端麗な人が選ばれやすく、男性でも容姿がある程度整っており、経済力があって、女性の意見をちゃんと聞ける人が選ばれやすいのでしょう。
逆にいえば、それに当てはまる人には多くの異性との恋愛や結婚の選択肢があり、そこから外れると途端に選択肢としても挙げてもらえないということが容易に起こります。
今回の白書は、その結果を数字として見せてくれたように思います。
少子化に歯止めをかけるには、まず婚姻率を高める工夫が必要なのでしょうね。
経済的にゆとりがないから子供を産まない、増やさないという世帯ももちろんあるので、経済的な助成制度が意味ないとは思いませんが、抜本的には皆が安心して結婚でき、安心してくらせる社会にする知恵を絞る方が有効な気がします。
20代男性の7割「配偶者・恋人いない」…20代独身男性の4割は「デートした人数ゼロ」 | TBS NEWS DIG
令和4年(2022年)版の男女共同参画白書の調査結果とのことです。
言われてみれば当たり前かぁとも思うこの結果。
昔のように相手の家に嫁ぐとか、家同士のつながりとか、周囲からのプレッシャーとか、大家族制の頃にあった束縛が薄れ、いまは比較的自由に恋愛し、自由に結婚ができるようになりました。
自分の人生を自由に選択できるので、もちろん個人としてはよいことではありますが、大家族制の頃には家同士の意向が強いお見合いだったり、有力者からの紹介で断るのが難しい縁組とかが相当数あり、結果として結婚という制度が担保されてきた側面があります。
そのため、一定の年齢で未婚であったり、離婚していたりすることは、地域社会の中で恥ずべきことと捉えられていた面があり、結果適齢期には多くの男女が結婚し、それが出産数確保にもつながり、安定した社会システムとして成り立っていました。
もちろん、そのために個人の権利や幸せが蔑ろにされてきたことは多く、だからこそ現代のような個人の権利や自由を尊重する社会に変化していった訳ではあります。
その頃の時代がよいとか悪いとかではなく、個人の権利や自由を得るための反作用として、そうした社会システムの支えを失っていることは皆が理解しておくべきなのでしょう。
女性でいえば、若くて容姿端麗な人が選ばれやすく、男性でも容姿がある程度整っており、経済力があって、女性の意見をちゃんと聞ける人が選ばれやすいのでしょう。
逆にいえば、それに当てはまる人には多くの異性との恋愛や結婚の選択肢があり、そこから外れると途端に選択肢としても挙げてもらえないということが容易に起こります。
今回の白書は、その結果を数字として見せてくれたように思います。
少子化に歯止めをかけるには、まず婚姻率を高める工夫が必要なのでしょうね。
経済的にゆとりがないから子供を産まない、増やさないという世帯ももちろんあるので、経済的な助成制度が意味ないとは思いませんが、抜本的には皆が安心して結婚でき、安心してくらせる社会にする知恵を絞る方が有効な気がします。
以前ネットで「子供はし好品」いや「ぜいたく品」というコメントを見て衝撃でした。
その前に結婚をしない(入籍という形を取らない)人たちも増えています。
親を見て「結婚なんてするもんじゃない」と思っているのかもしれない?(我が家の場合)
親も「いやぁ、結婚って本当にいいもんだよ」とも強く言えない(私の場合)
そうしているうちに子供(50代)親(70代)。
あんまり変わらない年齢になって来た。
お互い、頑張ってもう少し生きてみようか?と話しています。
https://agora-web.jp/archives/230613212902.html
こちら↑でも記事をみました。
やはり、結婚がよいものであるという認識がなくなってきてしまっているのが根本にあるようです。
昔は結婚して子供を産んで育てていけば、「家」という括りの中で、老後も比較的安心できましたが、いまや核家族が進み、親世代がその親の面倒を積極的にみない家庭が増えたので、必然的に子供世代も親の老後を積極的にケアしようとはしません。
将来自分の面倒を見てもらうことは期待できない、子育てのハードルは高まるばかり、それならば子供は作らず、自分で人生を楽しみ、老後の備えも自分でやろうと考えるのは、必然な気がします。
昔とはいわゆる貞操観念も異なるので、経験豊富になれば、もし恋愛の気持ちが高まって「好きな人と結婚して子供が欲しい」と思っても、それがいつまでも続く感情ではないと悟ってしまうのかもしれませんね。