賛否両論のある小泉改革。歴代首相の中(近年)で媚びを売らずに一目散に改革路線を突っ走ったのが小泉さんだ。貧乏人などクソ食らえ、改革が日本を創る。規制緩和・民活路線をまっしぐら。
時代の寵児として、ホリエモンやムラカミマン、マゴエモンやミキタニマンさんなどを生んだ。
その他の時代の寵児まがいは、女芸人などをかっさらい、また、芸人も彼らとのつきあいが芸人のステータスと勘違いして架空の世界へ舞い上がり、直下型破綻を招いているものも多い。
少し前は、土建屋はじめ運送屋もすべて業種は政治屋との癒着しか大きくなるチャンスはなかった。あの江副さんでもそうだった。
それを変えたのが、小泉だ。正しい選択だったと思うが、急ぎすぎたひずみもでた。
しかし、その功績は大きい。
戦国武将にたとえると、織田信長だ。逆らえば、何をされるか分からない恐怖心を持たせた人心支配。びびった閣僚達と自民党議員。
その小泉さんの草履取りをしたのが、紀州の転出王と北海の狂牛病だ。
◇戦国武将に例えられる政治家のトップは田中角栄だ。当時、”今太閤”と木下藤吉郎(後の羽柴秀吉→豊臣秀吉)に例えられた。これは、トップまでのプロセスを比較されるのであって、人柄とか政策とかは似ていないと思う。田中さんは、封建型(ご恩と奉公)のむしろ信長タイプだ。時の光秀は、竹下登だ。
◇元美浜町長の成瀬さんは、信長タイプという輩は多いが、私に言わせれば、羽柴秀吉だ。常風さんは知らないので、増田さんは織田信長だが、時代にそぐわなかったようだ。入江さんは徳川家康に見えるが、これも織田秀吉(チャラチャラが足らん)。
◇さて、森下さんだが、今はまだ、木下藤吉郎だ。羽柴秀吉になれるか。蜂須賀小六が上田収司さんとすれば、竹中半兵衛は誰がなるのか、竹中半兵衛がなければ、羽柴秀吉にはなれないし、黒田官兵衛がいなければ豊臣秀吉になれない。