和歌山県美浜町に津波避難所が新たにできるといいます。
松原郵便局東側の松林の中に、盛り土をしてできるそうです。
しかし、町も議会も、「松伐採」については議会や委員会では議論にならないのか伝わってきません。
今回、町長・議員選挙があり、松林の保全を公約に掲げている候補者もありましたが3月議会には松伐採についての明細も出てくると思いますが、町民に分かりやすく説明がほしいものですねえ。
「人間の命と松のどっちが大事か」などととんでもない比較論を展開した人も過去にはいました。これは天秤にはかかりません。でも、美浜町の松の伐採は同じようなことで進められてきました。
自衛隊のときは大変な騒ぎになったそうですが、学校、病院、自動車学校、キャンプ場、プール、体育施設などなどが松林内に建設されてきました。もちろん、道路もできました。
その都度、松の大切さを再認識したものです。
中学校前の道路ができるときにも問題になり、192本伐採予定の松が50本ほど減りました。この時には、小さい松などは移植と書かれていましたが桜は移植されましたが松の移植はありませんでした。この時をきっかっけに、煙樹ケ浜保安林保護育成会と県・周辺市町による会もできましたが保護育成会だけが残りました。今は、会員がどれだけいるのかは知りませんが行政主導になっているような気がします。
たとえ伐採するにしても、町民には、きちんと説明して了解を取ってほしいものです。議会と区長だけで済ますということではないようにしてほしいものですねえ。