彼女といっしょに町へ出かけたら、彼女はいろいろな店でいい服を見つけるたびに目を見開いて私に言った。
「どう、私に似合うかしら?」
ぼくは何度も繰り返して言った。
「素敵だよ!」
「似合うかしら?」
「素敵だよ!」
何度か繰り返した後、彼女は頬を膨らませて言った。
「あなた、私をバカにしてるの。どの服を着てみても、みんな素敵だってどういうこと?」
ぼくはちょっと考えてから、言った。
「何だ?君が言ってるのは服のことだったんだ。ぼくはずっと君の目のことだと思ってたよ。」
《開心笑吧2015-12-08「ずっと目のことだと思ってた」》
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