12歳の時、パパがぼくに鍵付きの木製貯金箱を買ってくれた。
鍵はパパが持っていた。
パパは、「これで、理財について学べるだろう」と言った。
以来、ぼくは、毎日小銭をこの貯金箱に入れてきた。
正月のお年玉も毎年この貯金箱に入れてきた。
ぼくはだんだんお金が貯まることに楽しみを感じるようになった。
ところが、ある日、パパがぼくの部屋にこっそりと入っていくのを偶然見かけた。ぼくは急いで自分の部屋に戻った。
すでに開けられていた貯金箱を中を見ると、一円も残っていなかった。
部屋の中でぼくと目を合わせた父は、ひどくうろたえていた。
《開心笑吧2016-11-17「老爸送我存钱箱」》
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