村に初めてネットバーができたころの話だ。
ある日、晩飯時に、ぼくがネットで遊んでいた時、友達が顔中汗をかいて、やってきた。
「ねえ、僕のパパを見なかったかい?」
彼はずいぶん焦っているようだったので、ちょっとからかってやろうと思って、真面目な顔をして答えた。
「いや、今日はまだ会ってないよ。」
ぼくは心配げに言ったのに、その友達はまるで宝くじでもあたったかのように喜び、ポケットから100円玉を取りだして、ぼくの掌に押し付けて言った。
「安心したよ。これあげるから、そのパソコン、ぼくに譲ってよ。」
《開心笑吧2016-02-24“爸爸到底去哪儿了”》
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