妻の以前のクラスメートが数人うちにやってくることになり、部屋の掃除などだいたいすませ、あとは待つだけとなった。
待っている間、妻は顎に手を当て、私を上から下までじろじろ見ていた。
「あなた、あなたは一家の主よね。なんだか物足りない気がするのよ。」
そうか、さすが女性だ。わたしのメンツを立てようというのだ。
それから数分後、わたしは何か飾りを付けたのでもなく、ただエプロンをつけただけだった。
ああ、なんてことだ。これが一家の主の風格というものなのか。
《開心笑吧2016-05-28「一家之主的范儿」》
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