我が故郷名古屋で元衆議院議員で名古屋市長の河村氏がリコール不成立に絡み劇場型政治パフォーマンスを行っている。
リコール不成立は自身の支持母体が集めた署名がかなりの割合で無効とされたためであるが、それを不服としてか自ら職を辞すると言うことだ。自分が信ずる政治指針に基づいて活動をしていくこと自体、特に悪いこととは思わない。むしろ今の国政のように何も出来ない愚か者集団の政党より遥かにまし。自分が目指すところが成立しなければ他の集団に訴えかける。これは手続き的にはDue Processだと思う。但し一方で私物化なんて言うレッテルも貼られる。その状況を冷ややかに見る目も当然あるだろう。あれだけメディアを動員して街頭活動をオンエアーさせた結果が無効になり、それで市長辞職とは、とかね。
しかし、選んだのは市民だ。
冷ややかな目と言われても、違法行為をしている訳ではなし政治活動上問題ないか、と道義的にも許されるか等の判断基準をそれこそ冷静に見る必要があるのではないか?メディアに踊らされて自分が知らない方向性に進むと、分からなくなって批判をするなんて愚かしいことだと思う。特に政治問題って法的に問題がなくてもすぐに道義的と言うことで片付けようとする。この問題視の仕方自体、単なる衆愚政治的なアプローチなのではないか?単なる不勉強と言う可能性が多分にあると思うが、新聞も読まないような人種に言われてもねぇ。
但し、劇場型も余り選挙が続いたりただ騒ぐだけの市民不在の政治だけは止めて欲しいよね。
それでは今の国政と変わらない。おいらは当初から全く期待していなかったし今は更に選択失敗だったんだなぁと思うけど、更に時は進んで最早完全に機能不全。自民党時代を否定しようとしたけど、余りにも国政を動かすのには素人ばかりで完全に国民無視。そりゃ問責決議案も出されるってもの。我が故郷名古屋もそうならないように祈ってます。
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