事件発生時点で各種報道があったけれども、JALにハッキングがあったらしい。
実際、10数年JALのマイレージプログラムに入っているし、JGCでもあるくらいずっと使い続けている。基本、同じ路線にJAL、ANAだとJALを選んでいる。当たり前だ。マイルが貯まるし、サービスもJGCとして受けられるから。ただ、ここ数年、JALがANAに負けているのは目に見えて明らか。羽田の発着枠の問題や国際線の路線の廃止、また政府専用機の発注先もANAになったりね。それでもJALが良いと言うのは、マーケティング的に言えばスイッチングコストの問題で他社には移らないと言う話なのだが、今回、個人情報が格納されているところにハッキングがあったらしい。まぁ実際にはメールに添付されたファイルがPC内にある情報を添付して送ると言う操作があったらしい。まぁ、何にせよそれで個人情報が漏洩ともなると一人や二人のクビが飛ぶ話ではなくなる。僕ももし自分のマイルとか電子マネーに換金可能なポイントが奪われたりしたら、流石にJALから遠のくと思うしね。
しかし、一通目は昨日、そして調べた結果が今日、と言うのは遅いよなぁ。
何故なら実際に事件があったのはもう10日以上前の話で、まず謝罪メールをメールアドレスを保有しているユーザーに対して即時的に配信すべき。謝罪と言わないまでも、事件がありました、と言うことくらい配信すべきなんだろうねぇ。あの手の会社になると会社の体面を重要視して、とか先ずは事実を明確にして、とか言う話が錯綜して、結果的に後手後手に対応が遅くなる、と言ういわゆる大企業病的な話が蔓延しているだろうから、何故遅れたか、に付いては容易に想像が出来るよねぇ。
何にせよ、情報漏洩がしていなかったと言う調査結果が今日また来たものの、なんか前にもあったんじゃないかとも思う訳で、一体、セキュリティのレベルはどうなっているんだ、と言うのが総論としての疑問…。
しっかりしてくれないとさぁ、ただでさJGCのサービスのグレードダウンとか、機内サービスとかのグレードダウンをバンバンやっている訳で、それによってJALへのロイヤリティは前よりも格段に下がっている訳です。その手の話を払拭するくらいの勢いでしっかりとサービスレベルの向上とセキュリティレベルの向上を計って欲しいと切に思う訳ですな。
頑張ってくれよなぁ、JAL…。
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